12話 神奈の混乱と疲れ
「もう!とりあえず早く温泉いこうよー!私もう汗ダクダク!」
「わかったから!じゃ着替えとタオルもって一階で!」
志乃亜はそういって、部屋から出ていった。
志乃亜が出ていってから、他は話をしていた。
「さっきからずっと痛そうだけど、ほんとに大丈夫?神奈ちゃん、」
「う、うん、大丈夫…じゃないかも…ほんとにきつい…」
そして、神奈は倒れた。
「はっ!自分どうしたんだ…」
「 大丈夫?神奈ちゃん、」
起きたての神奈に由真は答えた。
「あぁ、大丈夫だよ由真ちゃん、今何時?」
「もう夜の10時、とりあえず神奈ちゃんが起きてよかったよ、」
「2時間くらい寝てたのか…温泉まだ空いてるからちょっといってくるね、」
「わかった…いってらっしゃい…」
そういって、神奈は出ていった。
「まだ頭とお腹がいたい…あぁちょっとトイレいってこよ…」
トイレに入って、個室に入って、下着を下ろそうとしたときに、神奈はとてもおどろいた。
「え?何この血…とりあえず志乃亜にチャットしよう…」
[ちょっと部屋の階のトイレきて…]
そう書いて2分で来た。
「志乃亜…どうしたらいいの…私…大丈夫なの?」
「やっぱりそうだったのね…とりあえず紙使って…」
「もう…ほんとに疲れた…」
(女の子になってほんとに疲れてる…それにこれはひどい量だな…)
そう志乃亜がおもって、こういった。
「とりあえずお風呂いこ、もっと話聞かせて」
「うん…わかったよ志乃亜…」
そういって、神奈はトイレから出た。
「思ったんだけど、私がそっちに行っても大丈夫なの志乃亜?」
「時間的には空いてるらしいから、気にしなくてもいいよ」
そう志乃亜が言って、女湯に一緒に入った。
「志乃亜しかいなくても結構恥ずかしいな…」
「そうなの?私は気づかないけど…とりあえずかけ湯をして、」
そういって、二人は服を脱いで、かけ湯をした。
「ふぅ、とりあえず入ったけど、何か話せる?」
志乃亜が問いかけてきた。
「今からでも話せる?」
「うん、私ってちゃんと女の子にだよね・・・毎日憂鬱だよ・・・」
「その憂鬱な理由ってなに?」
「志乃亜には分からないでしょ!ずっと体見られるし、胸も見られるし触られるし!今日も頭とお腹は痛くなって倒れるし!」
「1ヶ月でこれだけ気にしてたらこれからどうするんだろう・・・」
志乃亜は、ほんとに心配した。




