8話 神奈と転校生のオタク女子
今日は4月の始業式だ。
自分も今年からは中2なんだが、去年とかなり違うことがある。それは自分が女の子になってるってことだ。やっぱりこの制服は恥ずかしい。
「ギルドには伝わってるらしいけど、どうなんのかな」
そう言って、委員長の所に行った。
「おはよう、神奈ちゃん!今日は転校生も来るから、そのついでにしばらく和登くんは合宿で休んでその代わりに神奈ちゃんがホームステイてわ来るって言っておくね」
「分かったけど、バレないのかな?」
「多分バレないよ」
そう言って、なんとかホームルームが始まった。
「というわけで、和登くんはしばらく合宿などで学校をおやすみして、神奈さんが来るようになりました」
「すみませんー先生ー、苗字が須戸切で同じなのはなんでか分かりますかー?」
「たしか、いとこだったと思うぞ、じゃ、次に転校生を紹介する」
「はい!私は駒津 瑠怺です!私はかなりオタクなので、あまりついていけないかもしれませんが、
よろしくお願いしーます!」
(オタク系女子か、結構関わりきつそうだな、)
そう神奈は思っていた。
とりあえず始業式が終わり、由真が瑠怺にはなしかけてるのをみた。
「さっきオタクとか言ってたけど、何が好きなの?」
「私?私はね…TS系だね!この学校にほんとにそつなった人がおるらしいからね!」
「へー、そうなんだぁ、でも自分は知らないなぁ…」
そう言ってるが、それは自分だ、自分がTSしてるんだ。
そう思ってたら、瑠怺がこっちにきた。
「そういや、君が今日きた子だよね、なんか私が求めてる物がある…」
「え?そんなわけないじゃん、この学校にはたくさん生徒おるし、その中かもしれよ」
「それはたしかにね、じゃ調べてくるね」
神奈とりあえず安心したとらつかの間、あることが
おこってしまった。
「トイレ…いきたいな」
学校でトイレ、つまり女子トイレにはいるとしう事だが、どうしたらいいのか、
「あ、神奈ちゃん、トイレ行く?いっしょにいこ!」
そう花由がいってきた。そうして、神奈はこそっと言った。
「いいの?一応私男なのに、」
「なに、今瑠怺ちゃんに怪しまれてるんでしょ、そんな時に男子トイレにいったらほんとに言われるでしょ」
そうだ、今は瑠怺に怪しまれてる、
そう思って、とりあえず花由に言ってから二人で行った、
「そういやさ、神奈ちゃんってトイレできるんだよね?」
「まぁ、麗乃ちゃんにおしえてもらったけど、まだ恥ずかしいんだよ…感覚も慣れないし…」
「家にはないかもだからわかんないけど、学校とかでは音出したほうがいいよ、結構響くし、」
「わかりました、とりあえず使います…」
そういって神奈は使って、紙でふいた。
「ちゃんと紙は使ってるね」
「当たり前ですよ…でも恥ずかしいですよ…」
そういって、トイレを出て、家に帰った。
「ただいまー、まぁいないけど」
とりあえず制服から私服に着替えようとしたが、
(裸には自分でもなりたくないな…)
そう思って、着替えれなかった。