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相席、相手の人、相愛傘。

作者: 七瀬

僕は何をするにしても1人で行動する。

誰かに合わせて何かをするのが面倒くさいと

思っているからだ。


それと、僕は好きなお店によく行くから1人

の方が楽なのである。


だって突然! 夜中にラーメンが食べたくなれば

車で、ラーメン屋さんに行って食べたりするからだ。


そんな僕に合わせてくれる人なんていないと思っていた。


しかし......!? 1人で飲み屋さんで椅子が2つある席で

座って飲んでいると? どんどんお店の中が忙しくなって

きて、いつの間にかお客さんでいっぱいになっていた。

そして、お店の人が僕に 『ここ相席でいいですか?』

と聞いてきたので僕は 『はい、いいですよ』 と答えた。


僕が顔を見上げると、前に若い女性が1人立っていた。

そして、僕に向かって 『すみません。』 と言うと

持っていたモノを下のかごに入れて座った。


なんだか? 相席って照れるな。横並びなら未だしも...。

正面に、若い女性が座ると......? よけい照れる。


まぁ、何か僕と話す訳でもないから気にしないでいようと

していた。実際に、僕と目の前の若い女性と僕は会話をして

いない。普通はそんなものなのだろう。


でも、たまに僕も軽い感じで女性に話しかけられたらと......?

心から思う時はある。


今回のように......。

正直、何回か話しかけようと思ったところがある。

顔がタイプだったのとスラット綺麗なお姉さんだった。

姿勢も良くて、品もあるしなにしろ、食べてるところが綺麗に見えた。

でもやっぱり話しかけるなんて僕にはダメだった。

勇気なしの根性なしのどうしようもない馬鹿野郎だ~! 

僕は彼女と話したかったんだ。


『後悔した。』 いや? 後悔だらけだ! なんで話さなかったのか?




それから1週間後、僕はまたあの 『飲み屋さん』 にいた。

正直、またあの女性と会いたいと言う気持ちからだ!

僕はどうやら彼女の事を好きになってしまったようだ。


勿論だけど......? そんなに簡単に逢える訳もなく。

また時間が経ってしまった。そして10日後。


諦めきれずまた僕はこの 『飲み屋さん』 に来ている。

店には彼女は来ていない。外は雨が降っていた。

しかも? どしゃ降りで僕は持ってきていた傘を差そうと

している時に、目の前に彼女が......!?


コンビニの前で立っていた。どうやら? 彼女は傘を持って

いないらしい。僕はゆっくり彼女のところに行って彼女にこう言った。


『あのう~ 傘持ってないんですか? 良かったら僕の傘に入りませんか?

あのう~別に怪しい奴じゃないないですよ。以前、あのお店で......。』


そこまで言うと彼女も思い出したみたいで!


『あぁ~あの時の? すみません。じゃお言葉に甘えていいですか?』

『はい。』




出逢いって? 不思議だなと思う。僕はそんな風に思った。

それから、彼女と仲良くなりました。

正直、まだ彼女とまではいきませんが、 『いい仲です。』

これからも、彼女とはいい関係でいたいと思っています。

何時か僕の彼女になってくれたらいいなと言う願望はありますが...。


















最後までお読みいただきありがとうございました。

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