二話 [会議したいジョーカー部]
「本日のジョーカー、開始だよっ!!」
『おー』
本日のジョーカー部と言えど、美智が他の部活の助っ人に出ていて、実質この部屋には三人しかいない。
むぅ、美智が居ないだけで此処まで寂しくなる物なのか、何回かあったが、毎回こんな気持ちだ。
「ほら!! シャキッとしなさい赤司!! 部活始まってるんだから………もしかして、アンタ寂しいの?」
「そりゃ寂しいに決まってますよ。絶対隣に居る奴が居ないんですから………」
「…………ふん。別にいいけど。さて、今回の活動内容はこれよっ!!」
話を美智の話題から逸らす様に言った気もするが、まぁ深く言及するのは厄介だろう。
部長がホワイトボードに書かれた可愛らしい丸文字を指差す。あぁ丸文字とか可愛ぇ。
「戦略会議………ですか?」
さっきから黙っていた冬美ちゃんがそう言う。部活に参加しているとは言え、彼女が発言する事は珍しい。
「そう、戦略会議!! 始まった小説を面白くしていく事の内容を決めるよっ!!」
「部長、それはあのポンコツ小説家さんにお願いしてれば良いんじゃ無いですか……?」
「うん、冬美ちゃん良い意見だね。だけどあんなロリコンが小説を作るのが上手い訳がないっ!!」
『(!?)』
いきなり話の中心を付いてきたっ!?
こういう時だけ部長は鋭い。容姿はまるで子供なのに。
「あんなSNS依存のロリコンが小説家になれるだなんて、世も末よね」
「ぶ、部長さん!? 流石にその発言はよした方が……」
「あんな人がやるんだったらス○ーカー文庫に頼んでもっと良い人に頼んだ方が良かったわ。ただの人間には興味ありません――」
「だ、駄目ですっ!! それを言ったらなんか駄目です!! 良く分からないですけど絶対駄目ですっ!!」
「わわっ!? 何よ冬美ちゃん!? ………私、何か悪い事言ったっけ……?」
『(自覚無しかっ!!!)』
あそこで冬美ちゃんが止めてなければ間違いなくあの小説家は自殺の道を辿って居ただろう。相変わらず部長は恐ろしい。
「ま、まぁ、取り敢えず、スニー○ー文庫に頼んで[凉宮ハル○の憂鬱]に乗るとして………他に意見――」
「ちょっと待てや部長おいこら」
「ひぃっ!? そ、そんな顔してどうしたのよ赤司………」
「どうしたのじゃないです。つか何で毎回スニーカー文庫寄りなんですかっ!?」
「そこは関係無いと思いますけど………」
後ろから冬美ちゃんの声が聞こえたが、今はそんな事じゃない。
「流石にレーベルを頼るのはちょっとどうかと。あくまでネット小説なんですから」
「うーん、まぁ分かったよ。赤司がそこまで言うなら………」
『ほっ』
ここまで実現力と可能性の塊を地上に放ったらまず世界が崩壊しかねない。レーベルの一つや二つ簡単に粉砕出来るだろう。
「じゃぁ小説の内容は一応あの小説家さんに任せておくと言う事で良いんですよね? ぶちょ―――」
「それじゃぁ軽く[らき○すた]に乗っかって行くわよっ!!!」
『ちょっと待てや(下さい)部長おいこら』
「ふぇっ!? さっきから一体何なのよっ!? アンタ達怖いっ!? 冬美ちゃんも………」
「怖いじゃないです。そもそも[らき○すた]とか隠しきれて無いですっ!!!」
「因みに私は原作派よ」
「聞いて無いですよっ!! あとアニメの出来は神でしたっ!!」
「先輩先輩っ!? キャラブレてますっ!!」
「うぅ、ごめんなさい………」
なんとか俺達は部長鎮圧に成功した。美智が居ない今日、なんだか結構酷かった気がする。
「んじゃぁ、今度こそ白紙撤回ですから!! 小説は何も乗っかりません。以上」
「部長さん、今日の所は反省しましょう………?」
「うん………、きょうはやりすぎたよ………」
どうやら部長も反省してくれた様だし、これで一件落着、いやー今日は疲れ―――
《ガラガラッ》
「遅くなっちまったな!! 皆朗報だ!! [週間少年○ャンプ]で連載決まったぞ!!」
『………………』
「………おい、どうしたんだ皆、そんな蒼白な顔して………!?」
集○社まで謝りに行きました。
なんか皆さん、本当にすいませんでしたぁっ!!!!!!!
ちょらーっす音韻です。遂に痛風になってしまった音韻です。そこらじゅう痛いです。そんな中書いている二話。結構レーベルネタを盛り込みました。まぁぶっちゃけ、すいませんでした。




