表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恋愛、ください。  作者: 猫山碧
種は蒔かれて
6/30

僕と彼女その6*

あ、そうだ。学校のことを説明してなかったね。僕たちが通ってるのは3年で教員免許が授与される専門学校。だから僕みたいに大卒で社会人経験がある人や宮田みたいに高校を卒業してすぐにきた人、大学を中退してきた人や妻子持ちなんて人もいる。一番多いのは彼女や美季ちゃんみたいに大学を卒業してすぐにきた人だ。

僕や宮田が在席してるのは初等科っていう小学校の先生を目指すクラス。クラスの男女比が男9:女1でなんともむさ苦しい。

彼女や美季ちゃんが在席してるのは看護科っていう養護教諭…いわゆる保健室の先生を目指すクラスでこちらは男子禁制。入学して半年が経つがどんな勉強をしているのかよく分からない。

 そこで初等が調子に乗って、共に教員を目指すわけだし親睦深めませんか?っていう建前の元に忘年会という名の合コンが企画されたわけだ。

可愛い子が多い看護科との合コンということで初等の参加希望者は20人オーバー。対する看護科は急な企画だったこともあり8人。きっと第六感も働いたんだろうね…8人も参加者がいてくれて良かったと思う。

さすがにこの人数差はヤバイので厳選なるくじ引きの結果、忘年会選抜メンバーが決定したわけだ。ちなみに僕の名前は宮田が勝手に入れていて、登校したら黒板に名前がデカデカと書かれていた時は何事かと思ったよ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ