第117話『予選サバイバルバトル』
目を覚ますと、そこは先ほどの闘技場の武舞台で、長い王のスピーチがようやく終わったタイミングだった。
あれは夢だったのか? 俺は気になり、冒険者ウィンドウで自身のステータスを確認した。
ステータス
ルシフ・ホープ
ジョブ 魔剣士
レベル 300
生命力19850
魔力19840
攻撃力21500
防御21400
敏捷21650
技術19800
知性17700
幸運20950
魔力属性 無
魔力装備 【傲慢の魔剣・極+3】 攻撃力1000(1500) 効果 傲慢のスキルを強化する。追加効果 攻撃力500アップ。
防具 【傲慢のマント・極+3】 防御力1000(1500) 効果 全ての魔力耐性と全状態異常耐性を100%にする。物理ダメージを三分の一にする。クリティカルヒット完全無効化。追加効果 防御力500アップ。全状態異常耐性25パーセントアップ。
ユニークスキル【傲慢】 相手に当たる攻撃ダメージが6倍になり、確定でクリティカルヒットする。一度攻撃すると2回攻撃判定が入る。しかも一度に2回魔法と奥義を放てる。消費魔力はなし。魔法や奥義も1回につき2回判定が入る。無詠唱、もしくは短縮詠唱で魔法を発動でき、奥義をタメや硬直時間を無視して速攻で放てる。しかし、溜めれば溜めるほど、奥義や魔法の威力が最大20倍まで膨れ上がる。
流派 流派 中央大陸流 免許皆伝 東大陸流免許皆伝 西大陸流免許皆伝。虚無流免許皆伝。無属性魔法免許皆伝。回復魔法免許皆伝。防御魔法免許皆伝。天下無双流上級。魔王流免許皆伝。
奥義。
【魔力強化・改】 効果 魔力を身に纏い、全ステータスを最大1,2倍上昇させる。
【新魔力強化・改】 効果 魔力を身に纏い、物理系か魔法系のステータスを2倍に上昇させる。
【限界突破】 効果 魔力を身に纏い、全ステータスを3倍に上昇させる。
【限界突破・改】 効果 魔力を身に纏い、全ステータスを5倍に上昇させる。
【新限界突破・改】 効果 魔力を身に纏い、物理系か魔力系のステータスを6倍に上昇させる。
【限界覚醒】 効果 魔力を身に纏い、全ステータスを7倍に上昇させる。
【限界覚醒・改】 効果 魔力を身に纏い、全ステータスを8倍に上昇させる。
【真・限界覚醒】 効果 魔力を身に纏い、全ステータスを9倍に上昇させる。
【真・限界覚醒・改】 効果 魔力を身に纏い、物理系か魔力系のステータスを10倍に上昇させる。
【傲慢の魔王】 効果 姿を善の魔王へと変化させて、ステータスを30倍にする。
【スラッシュ】 効果。飛ぶ斬撃を放つ。
【クリアスラッシュ】 効果。魔力を身に纏い、強力な一撃を敵に食らわせる。
【トリプルスライス】 効果。魔力を身に纏い、流れるような三連撃を食らわせる。
【ブレイドダンス】 効果。魔力を身に纏い、踊るような五連撃を敵に食らわせる。
【エクストリームブレイク】 効果。巨大な魔力の剣で敵を斬る。
【ファーストブレイド】 東大陸流初級剣術。魔力を剣に纏わせ、敵に大きさ袈裟斬りを放つ。
【セカンドブレイド】 東大陸流中級剣術。魔力を剣に纏わせ、交差するような袈裟斬りを放つ。
【サードブレイド】 東大陸流上級剣術。魔力を剣に纏わせ、四連続で交差して敵を斬る。
【フォースブレイド】 東流秘伝の剣術。魔力を剣に纏わせ、十二連続で交差して敵を斬る。
【ホワイトスティング】 西大陸流の初級剣術。魔力を纏わせ、突き攻撃を繰り出す。
【イノセントレイン】 西大陸流の中級剣術。魔力を纏わせ、三連続で敵を突く。
【ホワイトアウト・スティンガー】 西大陸の中級剣術。魔力を纏わせ、敵にクリティカルヒットを与える突きを繰り出す。
【スノウ・インフィニティ】 西大陸流の秘伝の剣術。魔力を纏わせ、連続四回クリティカルヒットを与える突きを繰り出す。
【シャドウレイン】 無の剣を無数に出現させて飛ばす。
【ブラッドネスバースト】 無の魔力を纏い、ドリルのように身体を回転させて突っ込む。
【デススティンガー】 無の魔力を纏い、敵の急所を突き、一定の確率で即死させる。
【ダークネスブレイカー】 無の魔力を纏った剣の渦で相手を消し去る。
【ダークネスブレイカー・エンチャント】 無の魔力を剣に付与して、相手にダメージを与える。虚無の渦によって相手の攻撃を一度無効化し、エンチャントが解除される。ダークネスブレイカーの威力を三倍にする。
【火花一閃】 火花が飛び出るような居合斬りを放つ。
【無双連閃】 目にも止まらない連続二十回の連続斬りを相手に浴びせる。
【天下布武】 無心になり斬ることで、敵にクリティカルヒット+二倍のダメージを与える。
【プライド】 効果 傲慢のスキルに攻撃力二倍の効果を与えて飛ぶ斬撃を放つ。
【シュトルツ】 効果 傲慢のスキルに攻撃力二倍の効果を与えて流れるような八連撃を食らわせる。
【オルグイユ】 効果 傲慢のスキルに攻撃力二倍の効果を与えて、踊るように二十連撃で敵を斬る。
「ルシファー」 効果 白い羽根のような剣を作り出し、傲慢のスキルに攻撃力三倍+クリティカル必中の効果を付与して、敵に100連発の羽の斬撃攻撃を食らわせる。
魔法
【ヒール】 効果 怪我や体力を回復させる。
【キュア】 効果 状態異常を回復する。
【リヒール】 効果 一定時間自動で体力が徐々に回復する。
【リザレクション】 効果 瀕死や身体欠損を治す。
【エクスヒール】 効果 完全に傷や体力を全快させる。
【バリア】 効果 敵の攻撃を防ぐ魔法障壁。
【プロテクト】 効果 敵の攻撃をほぼ完全に防ぐ魔法障壁。
【ガードウォール】 効果 壁のような魔法結界により一度だけ敵の攻撃を完全に無効化する。
【パーフェクトプロテクション】 効果 巨大な魔法結界を生み出し、敵の攻撃を言って一時間完全に防ぐ。
【マジックショット】 効果 無属性の魔力弾を飛ばす。
【マジックバスター】 効果 無属性の魔力砲撃を放つ。
【マジックボム】 効果 無属性の巨大な魔力爆撃弾を放つ。
【マジックバースト】 効果 無属性の巨大な魔力砲撃で大爆発を巻き起こす。
俺は驚いた。
まさか自身の全ステータスがレベルアップなしで一万以上アップしているとは。
やはりステータスの限界突破が効いたな。
俺はあれが夢ではないことを自覚した。
そして、王は締めくくりを口にした。
「これにて開会式は終わりじゃ! 諸君らの健闘を祈る!」
その挨拶が終わったあと盛大な拍手が沸いた。
みんな相手が国王だからって、気を遣い過ぎだろう。
相手はただの英雄マニアだぞ?
俺みたいな田舎の英雄を推しているような王だぞ?
まあ。社交辞令だから仕方ないけれども。
それよりどうやら予選が始まるらしい。
八つのブロックに分かれてのバトルロイヤルで決勝に進む者を決めるらしい。
どうやら俺はAブロック。
昨日の仮面男はFブロックなので決勝戦で当たることになる。
あいつは何処となくやばいオーラが溢れていた。
おそらく只者ではない異世界人だと思った方がいい。
俺は得た力を試すために選手控室でひたすら瞑想しているのであった。




