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バード・ガール~鳥撮り少女  作者: なるるん
第一章:冬休み
19/113

閑話:カワセミのぬいぐるみを作ろう!

※カクヨムではコンテスト用の短編として番外編として書いたものです。

こちらでは、閑話として本編に入れておきます。

 にやにや。


 スマホに貼ったカワセミさんのシールを眺めて、にや。


 初めて撮ったカワセミさんの写真をプリント加工して貼ってみたんだよね。

 これは、これで。

 ただ、まだ、なんか、物足りない感。

 うん。

 カバンとかに付けるマスコット的な何か?

 何かあるかなー。

 Webで検索してみると、カワセミさんとか野鳥のキーホルダーも売ってるのね。

 数百円~数千円ぐらいで売ってるんだけど、リアルなものが多く、デフォルメされた可愛い系のものは少ない。

 小さすぎると、カワセミだと認識できないくらいに簡略化されすぎてて、ちょっといただけない感じ。


 んーむ。


『無かったら、作る!』

『高かったら、安く作る!』


 ん。これ、基本。


 よーし、ぬいぐるみ、作っちゃおう!


 しかし。


「手芸とかやったことないよね」


 小中の家庭科で雑巾やエプロンを作った程度。ぬいぐるみなんてどうやって作ったらいいんだろう。


『困ったら、スマホで調べる!』


 ん。これ、基本。


 ただ、上手く検索しないと、無用なものもいっぱい沢山。本当に必要なコトになかなかたどり着けなかったりする。

 画面をスクロールして検索結果をさらさらっと見ていると。


「お?」


 これ、かわいい!!


 まんまるくて、デフォルメされてるけど、ちゃんとカワセミってる!


 値段が送料込みで二千円ちょっと。


 微妙。


 ハンドメイド?ってことは個人で作ってるってことですよね。


 えっと、なになに?


 『毛糸ぽんぽんで作ったカワセミです』


 か。


 『毛糸ぽんぽん』って何ぞ?


 お、なんかムービーが出てきた。『毛糸ぽんぽん』の作り方。

 見てみるか。

 ・・・・・・・・・

 ぉぉ。

 毛糸をくるくるっと巻いて、サクっと切って。

 あああ、ぽんぽんって、チアリーダーが使ってるあの、『ポンポン』かぁ!

 あれを毛糸でやっちゃうのが『毛糸ぽんぽん』なのね。

 なるほど。

 これならわたしでもできそう。


 いくつか違うパターンのムービーを見てみるけど、基本は同じ。フォークを使うのとか、指でやるのとか。専用の台座は百円均一ショップでも売ってるらしい。

 毛糸も百円均一ショップで売ってるよね。

 問題はうまく作れるか?

 作り方のムービーでは、一色でまるっと作ってったけど、カワセミさんは背中の蒼、おなか側の白にオレンジ、それと、あと、くちばしを付けないと。

 ちなみに、各部の取り付けには布用ボンドを使う模様。

 

 とりあえず、やってみないと分からない。

 早速、百均ショップで材料などを買い出し。しめて七百円(税別)なり。

 

 先ずは、とりあえず適当にやってみる。

 ようは、百均ショップで買った専用の台座に毛糸を巻き付けて、切るだけ。

 うん。最初はこんなもんかな?

 巻いた毛糸の量が足りなかったのか、ボサボサで形にならない。

 でも、色の配分はなんとなくわかったので、今度は多めに毛糸を巻きまきまきまきまきまきまきまき。

 巻き終わったら、ざくざくざくざくハサミでカット。意外とカタい。

 カットしたら台座から毛糸を外して・・・


 おおおおおお。


 それっぽくできたよ!


 ここから毛先をキレイにカットして形を整えればいいのね。

 ちょきちょき。ちょき。ちょきん。ちょきちょき。

 ああ、ビデオで何種類かハサミを紹介してたけど、確かに、おおざっぱに切るところは大きなハサミで、細かく調整するところは小さなハサミでやった方がよさそうだな。一本しかないから、とりあえずコレでがんばろう。

 うんうん。毛先が整って、まん丸になってくると、なんかいい感じになってきた。

 目にするためのパーツも百均で売ってたので、それをボンドでペタリ。


 くちばしははどうしようか迷ったけど、黒の毛糸を一本、ネジネジして、ボンドで目と目の間にぐさぐさっとつまようじで埋め込む感じで固定。


 できたー。


 買い出し含めても、所要時間、約四時間。


 あー、でも、まだやっぱり色のバランスが悪かったかな。

 あと、カバンとかに付けるために引っ掛けるヒモみたいなのも付けないとなぁ。


 よーし、勢いのあるウチに、もう一回!


『トントン』


 ノック?


「永依夢、ちゃんと勉強してる?」


 ぐはっ。




挿絵(By みてみん)

はい、ってことで、コレ(画像)です。


てか、これ完全にノンフィクションのエッセイなんだけど、主役が違うのでフィクション(ある意味ファンタジー)です。


今回カクヨムのコンテストのぬいぐるみを見て、実際に永依夢ちゃんになりきって(おぇええ)チャレンジしてみました。うまくできるかどうか分からなかったけど、ギリギリなんとかなったかな。※ちなみに、永依夢バージョンよりも一色多いです。紺色混ぜてますが失敗してます。オレンジの毛糸が無くて黄色で代用。その黄色の範囲が狭くて、もうちょっと広くしないとなぁ・・・

お母ちゃんも居ないし、勉強もしなくていいけど、力尽きました(寝るっす

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