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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

人喰い人種に支配された地球 読者の皆様方は、ラストシーンに、きっと泣くでしょう、いえ、必ず、間違いなく泣きます、あなたは、愛の尊さ、愛の喜び、命の大切さ、生きている喜びに感動するからです

作者: 佐々木一郎

読者の皆様方、はラストシーンにきっと泣くでしょう

まえがき


読者の皆様方にお願いがございます、私の真意は、あとがき、にあります、ぜひ、あとがき、も読んで頂ければ嬉しく思います。私の真意は、世界平和への活動です、この作品も世界平和実現を目的に作らせて頂きました、しかし、ここからは、架空の話は、一切ありません、全て、現実未来小説への出発点となるのです、でも、この世界平和活動は、皆様方がご存知の、 普通の世界平和活動とは全く違います。

ここは、愛の国、夢の国です、誰もが信じられない様な、素晴らしい、夢の楽園なのです。

そして、読者の皆様方も参加する事が出来ます、そこで読者の皆様方は、幸せで幸せで、どうしようもない幸せな毎日を送ります。そして、あなたは、喜んで喜んで、喜びまくる人生を楽むのです。

これは、決して夢ではありません、一切、噓もありません、これは現実です、本当の事なのです。

勿論、愛のある、喜びのある所には、自然と大勢の人が集まって来ます。

やがて、世界中の人が待ちわびた、本当の世界平和が訪れるのです。

皆様方には、ぜひ、あとがき、も読んで頂きたいと思っております。


地球に最大の危機


アメリカ軍もロシア軍も全く歯が立たない、やられる一方だ、このままでは、人類は絶滅してしまう。

全く、何の反撃も出来ない、全く何も出来ないのだ、やがて、世界中が大混乱になってしまうのである。


非常事態のサイレンが鳴り響く、人々は逃げ惑っていた、美香も大勢の人達と逃げていた、美香は新婚の夫と離れ離れになっていたのだ、美香は夫のいる方向へと向かっていた.

、しかし、誰かが 『そっちは危ない、行かない方がいい』 美香は仕方がない、反対方向へと向かう、そして誰かが 『大勢だと危ない、少人数の方がいい』 美香は5人グループで行動を共にする。

美香がトイレから戻って来ると、しかし、そこには誰もいなかった。

あれほどいた人達はどこへ行ってしまったのだろうか。

美香は一人でデパートへと向かう、そこには、数え切れない程の血だらけの頭だけが転がっていた、子供の頭もあった、もう、美香の足元は血だらけだ。そして、氷も沢山ある、冷凍しているのだろうか。

美香は5階の施設で望遠鏡を手に入れる、

美香はその望遠鏡で、毎日、屋上から外の様子を確認する、すると、大事な事が分かって来た、それは三色の光なのだ、青と黄色と赤色の特色が分かる。

青色は飛行機とミサイルなど空を飛ぶ飛行物体に抜群の威力がある、全てを無力化にしてしまうのだ、多くのジェット機などが次々落下したのもその為だ。

そして、赤色の光だ、赤色の光は強力な赤外線と考えられる、一度照射されると、人が隠れていてもすぐに見つかってしまう、逃げる事など絶対に出来ない。

そいして、黄色の光だ、人の筋肉を膠着されると考えられる、たとえ、銃を持っていたとしても撃つことは出来ない、全く動けない、首を跳ねられるだけだ。

美香は考える、赤色の光を逃げ切れさえできれば、生き残る事が出来る、美香はコンビニで食料を調達しながら逃げ回る。

すると、ある日、驚く事が起きる、今まで誰もいなかった街に突然、明かりが着いたのだ、人喰い人種の一般人が住み始めたのである.

美香がコンビニに行くと、ここでも異変が起きていた、全く何もないのだ。

もしも、ジャングルならば、食料調達も出来て、生き延びられる可能性もある、しかし、ここは日本だ。

しかも今から冬へと向かう、女一人で生き残られる可能性はない、このまま捕まって、首を跳ねられるか、餓死して、この世を去るか、他に選択肢はない。

美香が望遠鏡で見ていると、農家の家畜場が見えて来た、鶏、豚、牛などが見える。

家畜は食べられる事によって、繫栄している、人間も食べられる事によって、繫栄して生き残る事が出来ないかと美香は考える、このままでは人類は絶滅してしまう可能性が高い、そして、その教育者として自分も生き残られる可能性もある、しかし、言葉が分からない、人喰い人種の言葉など想像すら出来ない.

美香は毎日望遠鏡で観察していた、すると、人喰い人種の隊長らしき人が見えた、美香は一か八か、その隊長の元へ向かって行く、そして,日本語で大声で叫ぶ。

『私は地球人の代表よ、あなたの国の代表者と話がしたいわ』

すると男は 『お前は誰だ』 何と、日本語で返ってきたのである。

『俺はヤンバル人のジョンだ』 『私は地球人の美香よ』 二人は握手をする。

ヤンバル人は各地で侵略を繰り返している、その為にも、その国の言葉がどうしても必要になって来る、

ジョンが日本語を覚えたのも、その為である。

美香はヤンバル人によって地球人の人が食べられ,飼育によって地球人の子孫が残せないか、ジョンと

相談する、すると、ジョンはその教育法が見たいと言う。

さっそく美香は、その教育が始める、ジョンはじっと見ていた、そして、ジョンの、OKの返事が返って来た。ジョンと美香は握手をした後、抱き合い、二人の絆を確認する。


沙也加は先生と話をしていた 『先生、質問があります、沙也加の様な勉強の出来ない子でも、神様に

美味しく食べて頂けるのでしょうか、心配です』 『大丈夫よ、神様は素直な子供が好きなの、沙也加ちゃんは素直だから、きっと神様に美味しく食べて頂けるわ、沙也加ちゃんの肉は間違いなく美味しいわ、美味しく食べて頂けると必ず、天国へ行く事が出来るのよ、天国はとても良い所よ、毎日、楽しくお花畑で遊んで暮らせるのよ』 『はい、先生分かりました、沙也加も神様に美味しく食べて頂けるように頑張ります』 『沙也加ちゃんが天国へ行けるのは来年ね、そこには、幸せの黄色いボタンがあるわ、それを押すと天国へ行けるのよ、楽しみね』 『はい、沙也加は楽しみです、早く黄色いボタンを押したいです、先生どうもありがとうございました』


そして、念願の黄色いボタンを押す日がやって来た、沙也加は50人乗りのバスで現地に到着する、そこは、とても美しい所だ、お花畑や綺麗な池などもある、そして、奥へと入って行く、そこは、何故か個室になっている、そして、声だけが聞こえる 『私、嬉しいです』 『私、幸せです』 『私は、感動でいっぱいです』 などの声が聞こえる、そして、沙也加の順番になる 『私、幸せです』 と言って沙也加は、黄色いボタンを押す、しかし、それは、幸せの黄色いボタンではない、高圧電流の入った、電気椅子のボタンだ、沙也加の体は大きく揺れ、沙也加の心臓は止まる、そして、ベルトコンベアーに乗せられる、今度は沙也加の首を跳ねるのだ、切れ味抜群のカッターが威力を発揮する、沙也加の頭は血を吹きながら飛んで行く、ここは天国へ行ける場所ではない、大きな食肉加工センターである。

大型バスで訪れた人間達は次々とパック肉へとなって行く。


ヤンバル国でも、やはり、当時の人間の飼育もやっていた、家畜と同じ意味だ、しかし、失敗していた、それは、恐怖心をあおる飼育をやっていたからなのだ、勿論、人間は頭が良い。

当時のヤンバル人達も、恐怖に怯える当時の人間達の逆襲にあっていたのだ。

しかし、今の美香の教育法は違う、ヤンバル人達を神と崇め、純粋な気持ちで愛を信じ、神様の為に自分が肉となって、自分の美味しい肉を神様に捧げる、純真教育法なのである。

美香は催眠術師を大量に動員して、死の恐怖心を持っている人を徹底的に排除して行った。

あなたは、神様に食べられる為に生まれて来た、だから、自分の美味しい肉を神様に食べて頂きたい、

お願いします。最後には、美香のその純真教育法が見事に成功する。

もう、大丈夫だ、自分の死に恐怖心を持っている人は一人もいない。

そして、死の恐怖心を持っていない先生達が子供を教育する、子供達も又、全員が死への恐怖心を持つ事はない、ただ、自分の肉を神様に美味しく食べて頂く、全員がそこに喜びを感じる様に進化している。

ヤンバル人のジョンが気にしていたのも、その点だ、美香の純真教育法は見事だ、ジョンも絶賛する、

ジョンは度々美香を訪れる、その度、二人は抱き合う、二人の絆が固く結ばれる。

ここでは、子供達の寿命は16歳の誕生日までである、それ以上生きる事は許されない。

そして、母親もいる、人工授精で15歳から子供を産む、平均15人を産み、35歳で命が終わる、勿論、

先生もいる、やはり、35歳で肉になり命が終わる。

子供達は小学一年生から、農作業をする、午前中は農作業で、午後からは、学校の授業だ。

農作業は先生達や母親達も一緒にする。

ここでは、ヤンバル人よりも人間達の方が、圧倒的に多い、だから、ヤンバル人達の食糧も人間達が調達する。


そして、美香は最後まで、生きる事を許される、しかし、結婚相手はヤンバル人である。

同じヤンバル人でも全員が肉好きとは限らない、当然、肉嫌いの人もいる。

ヤンバル人のジョンに肉嫌いのダンを紹介してもらい、二人は結婚する。

ダンは優しい、元夫の日本人よりも優しい、そして、日本語もすぐに覚える。

二人の仲は順調に進む、美香は満足である。

しかし、美香には疑問が残る、ヤンバル人は人間を食べている、それならば、拒絶反応があるはずだ、

共喰いは、大きな副作用があると、以前聞いた事がある。

美香はダンに調べてもらった、すると、やはりあったのだ。

それは、狂う病と言う、原因不明の病だ、三日間、狂ったかの様に暴れ続け、最後は口から血を吐き、

苦しみながら死んで行く病だ、ヤンバル人には恐れられているのだ。

美香は、さっそく、山本弥生と言う頭の良い少女を選んで、まず、ヤンバル語をダンに教えてもらい、

ヤンバル人として、送り出す事を決めた。

ヤンバル人の医学博士である、有名な、アーサー博士の元へ、研究者として、送り出すのである。

弥生はまだ15歳だ、しかし、美香は必ず成功すると信じていた。

そして美香は、次の作戦へと取り掛かる、ヤンバル人も数は少ないが、豚や牛なども食べていたのだ、

美香はダンに上手く言って、豚や牛などを、この世から絶滅する事を決めた。

人間の肉を出来るだけ多く食べさせるのだ、そして、出来るだけの多くのヤンバル人を狂う病にかからせ、その大切なデータを取り出すのである。

そして、美香は人間の子供達にも、その矛先が向く、それは、天国と地獄である。

天国は、今までの行動をビデオに撮り、その喜んでいる表情をCGでアレンジするのである。

そして、お花畑で幸せそうに遊んでいる姿を、亡くなった後、放映する。

そうすると、子供達から、拍手が湧く、これは、ヤンバル人から美味しかったと言われた肉だけ放映される、しかし、まずかったと言われた肉には、地獄が待っている、やはり、亡くなった後、裸にされ、氷で覆われた極寒で悪魔からムチで叩かれるのである。少女はいたたまれなくなり、山に逃げようとする、

しかし、長い手を持った悪魔は少女を引きずり下ろし、今まで以上に強くムチで叩くのである。

少女は大声で泣くばかりだ。これも、CGだ、自分がまずい肉になったらどうなるかを知らされる。

それを見ていた子供達は泣くばかりだ、今まで一緒に遊んできた大切な友達だからだ。

そして、何を食べたら美味しい肉と評価されるか、自分で研究する所に大きな目的がある。

その子供達の研究がやがて、奇跡の肉を誕生させる事になる。

そして、やがて、狂う病が解明され、人間の肉を食べる事が禁止になり、いつかは人間達が解放され、

自由の身になる事が必ず来る、美香はそれを信じていた。

こうして、美香の大逆転のシナリオがスタートするのである。


暴れ焼き


そして、最近、不思議な現象が現れる、それは、暴れ焼きだ、人間達は今までだと、ボタンを押すだけで

死ぬ事が出来る、苦しむ必要はない。

しかし、暴れ焼きは生きていながら焼かれるのだ、勿論、我慢出来ない程、熱いし、

強烈な辛さ、想像も出来ない程の苦しい思いもするのだ。

勿論、ヤンバル人には残酷性がある、当然、ヤンバル人が好きなのは分かる。

しかし、人間達の方がむしろ好きなのだ、本当に不思議だ、何故だろう、その秘密を探って見た。


上田満里奈は、今日が16歳の誕生日である、満里奈は今晩行われるパーティー会場を訪れる。

チャイムが鳴る、すると、ヤンバル人の女が現れる、名前はサンデイだ。

『あら、いらっしゃい、待っていたのよ』 『今晩は、私は、麻里奈と申します、今日はよろしくお願いいたします』 すると、サンデイは 『私が神様の母、この子が神様の娘と息子、よろしくね』

今度は、娘が 『ママこのお洋服素敵』 麻里奈の水玉のワンピースである。

サンデイは 『あなた、センスがいいわ、とても可愛いわ、素敵よ』 すると、麻里奈は

『ありがとうございます、とても嬉しいです、今日の暴れ焼きパーティーにご招待頂きまして、感謝しております、今日の暴れ焼きパーティーが楽しみで楽しみで、夕べは寝られませんでした、今晩は、思う

存分に楽しみたいと思います、よろしくお願いいたします』 すると、サンデイは

『そうでしょう、私達も楽しみよ、一緒に楽しみましょうね、あなたみたいな、チャーミングで素敵な

女性と暴れ焼きパーティーが出来るなんて夢の様だわ、本当に楽しみよ、あら、紹介が遅くなってしまったわ、ここにいるのが、神様の父、よろしくね』 麻里奈は握手をした後、抱き合う。

そして、チャイムが鳴る、今度は、麻里奈が一人で出迎える、隣の4人家族だ、やはり、握手して、抱き合う、また、チャイムが鳴る、更に隣の、仲良し夫婦だ、やはり、握手して、抱き合う。

今晩は、10人の神様との楽しい、楽しい暴れ焼きパーティーである、麻里奈は笑顔だ、みんなも笑顔だ。

ヤンバル人は今まで流浪の旅をして来た、だから、その土地の言葉、習慣などを身につけるのが得意だ、だから、今全員が日本語を話している。

そして、今まで日本人が住んでいた所に、そのままヤンバル人が住んでいる、その習慣も日本人と一緒だ。今度は、サンデイがお酒を持って来た、男達はビールだ、そして女達は日本酒である。

麻里奈はお酒を注いで回る、みんな笑顔だ、そして、麻里奈も笑顔である。

今度は、カラオケが始まった、みんな日本語が得意だ、日本語で歌っている、麻里奈も手拍子をして、

会場を盛り上げる、10人のカラオケが終わると、今度は、麻里奈に順番が回って来た。

ここにいる誰もが、麻里奈は日本語で歌うと思っていた、しかし、麻里奈の選んだ曲は、何とヤンバル語の曲である、神様はカラオケが好きだと聞いて、一生懸命に覚えてきたのである。

男と女の悲しい別れの場面だ。

すると、誰もが驚く、歌があまりにも上手なのだ、そして、心のこもった、感情豊かな表現、心揺さぶる素晴らしい美声、会場は感動の渦に巻き込まれる、その歌声に、すすり泣きが聞こえる。

サンデイは、もう、涙でいっぱいだ、そして、終わった後、大きな拍手が湧く。

サンデイは 『あなた、凄いわ、最高よ、凄く感動したわ』

そして、麻里奈と強く抱き合う、サンデイは満里奈を好きで、好きでたまらないのだ。

みんなが盛り上がった所でサンデイは 『そろそろ暴れ焼きの時間よ、満里奈さん、シャワーを浴びてらっしゃい』『はい』 満里奈は素直にシャワー室に入り、汗を流す。

サンデイは暴れ焼きの準備をする、大人達はそれぞれこだわった焼肉のタレがある、客席ではナイフと

フォークを用意して、焼肉の出来上がるのを待つ。

そして、シャワー室から、麻里奈が戻って来た、勿論、全裸である、麻里奈は、今日、出席してくださった、客席の皆様方に、感謝の言葉を発する。

『今日は、お忙しい中、皆様方に集まって頂き、本当にありがとうございます、皆様方には楽しい、楽しい暴れ焼きの焼肉パーティーを思う存分に楽しんで頂きたいと思います、私も頑張りますので宜しくお願い致します』 会場からは、大きな拍手が湧く。

そして、サンデイはおへその周りを徹底的に多めの麻酔注射を打つ、まず、下半身から焼くのだ。

おへそのあたりには、耐熱防火装置が取り付けられ、、上半身には熱が行かない様にする。

そして、サンデイは下半身に火を点ける、麻里奈は、その熱さに我慢出来ず、足をバタバタさせて、熱い

熱いと言って暴れ出す、子供達は大喜びである、楽しい、楽しいと言って、はしゃぎ回る、男達も

『いいぞ、いいぞ、もっと苦しめ、ああ、楽しい』 そう言って、喜びでいっぱいだ。

しかし、まだ、弱火である、しかし、サンデイはそろそろ強火にしましょうね、と言って、火力を最大限にする、麻里奈は、あまりの熱さに耐えられない、涙は激しく流れ続け、声も枯れる程に叫び声をあげ、

『熱い、熱い、ギャー、ギャー』 麻里奈の叫び声は凄い、狂ったかの様な叫び声だ。

熱いのだ、本当に熱いのだ、気も狂わんばかりの叫び声だ、麻里奈は足をバタバタさせて踊り狂う。

ここに、麻里奈が来た時から、サンデイは満里奈を好きで、好きでたまらない。

しかし、好きであれば、ある程、虐待に喜びを感じるのだ、麻里奈の苦しむ姿が見たい。

ヤンバル人は男よりも、むしろ、女の方が残虐性が強い。

麻里奈の苦しむ表情に喜びを感じるのは女の方なのだ。

『凄いわ、凄いわ、感動するわ、あなた、素敵よ、もう最高よ、最高に楽しい、もっと泣くのよ、もっと熱がって、もっと熱さを感じるのよ、もっと苦しむのよ、もっと叫んで、あなたの苦しんでいる姿、気持ちいいわ、もう、たまらない、最高よ、最高に楽しい』 しかし、その喜びは長くは続かない。

その強い熱によって、熱さを感じる神経が焼き尽くされてしまうからなのである。

本当に熱いのは15分位だ、後は徐々に熱さが和らいで行き、更に15分もすると熱さは全く感じなくなってしまう、満里奈の熱さを感じる神経は完全に死滅している、そして、あれ程、暴れていた足も、全く動かなくなる、やはり、筋肉も、燃え尽くされてしまうからなのだ。

満里奈の下半身は完全に壊死している、しかし、それが、上半身には届かない、接合部分のおへそのあたりには、多めの麻酔注射を打ち、耐熱防火装置も取り付けられているからだ、上半身は健康そのままだ。


満里奈は、すでに、こうなる事を知っていた、学校で勉強していたのだ。

30分もすると、和らいで来ると。

満里奈は、勉強熱心で真面目な女生徒である、40人が参加する学校での特別授業が始まる。

40人は、同じ日に暴れ焼きパーティーに参加する、勿論、神様に失礼がない様にする為だ。

授業内容は、暴れ焼きの勉強である、正しい焼かれ方、正しい暴れ方の大事な授業なのだ。

先生が最も大事な点に説明が入る、焼かれた時に決して、我慢して声を出さないのは、いけない事なのです、思いっきり、大声を出して 『熱い、熱い』 と言って泣き叫ぶ事が大事なのです。

すると、満里奈が質問する 『先生、暴れ焼きは本当に熱いのでしょうか、もし、熱くないのに、熱いふりをしていたら、神様に失礼だからです』 すると、先生は

『大丈夫よ、物凄く熱いから、我慢出来ない程よ、だから、心配しないで』

『はい、先生分かりました、神様に喜んで頂けるように頑張ります、満里奈は本当に楽しみです』


サンデイは満里奈の前に来て 『まだ、熱い』 『大丈夫です、もう、熱くありません』

サンデイは 『あなた、素敵よ、最高だったわ、凄く感動したわ、いっぱい喜ばせてくれてありがとう、みんな、あなたに感謝でいっぱいだわ、あなたの暴れ方、最高よ』 『私も嬉しいです、こんなにも喜んで頂いて、皆様方には、感謝、感謝でいっぱいです、私こそ、本当にありがとうございます』

そして、今度は、弱火に切り替わる、味付けをして、味が良く染みわたる様に丁寧に味付けをする。

部屋中に甘い香りが充満する、ヤンバル人達の食欲をそそる、早く食べたい気持ちが増幅する。


このパーティーの参加者には、まだ知らない事がある、それは、霜降り肉の誕生である。

美香による天国と地獄のCG映像により、子供達は奮起していたのだ。

そして、研究に研究を重ね、ついに奇跡の霜降り肉を完成させていたのである。

満里奈の肉は、間違いなく、霜降り肉である、ヤンバル人達もまだ知らない、まだ、誰も食べた事もない、奇跡の旨味、その実力に、全員が驚く事になる。


そして、満里奈の肉は、こんがりときつね色に出来上がる。

サンデイは、10人のヤンバル人に焼肉を皿の上に乗せる、そして、食べ始める。

全員が、その柔らかくて甘い、旨味たっぷりの肉の感触に絶賛の嵐が吹き荒れる。

『凄いわ、凄いわ、こんな美味しい肉、食べた事ないわ、柔らかくてジューシーよ、そして、旨味たっぷりよ、美味しい、美味しい、美味し過ぎる』 全員が大喜びである。

『あなたの肉、最高よ、凄いわ、凄いわ』 それを聞いていた満里奈は、もう、涙が止まらない。

『ありがとうございます、ありがとうございます、皆様方に喜んで頂いて、本当に嬉しいです』

満里奈は、肉になる為に、この世に生まれて来た、それは、幼い時から言われて来た、全く疑いの余地はない、神様に美味しく食べて頂ける、それだけの人生なのだ、しかも、一食だけである、この一食の為に自分の人生をかけて来たのだ、そして、自分が何を食べたら、神様に美味しく食べて頂けるかを、研究に研究を重ねて来たのである、そして、その努力が見事に実ったのだ。

暴れ焼きが、人間達に何故人気なのかと言うと、直接、神様に感想が聞けるからなのである。

満里奈は、嬉しくて、嬉しくて、涙が溢れ続ける。

それが、もし、ボタンを押すだけの人生だったら、この喜びはない、満里奈は、ただ、暴れ焼きに感謝である。でも、熱かった、本当に熱かった、でも、この喜びからすると、何でもない、小さな出来事だ。

満里奈の、この喜びは凄いのだ、とにかく、嬉しくて、嬉しくて、幸せで、幸せで、もう、どうしようもないのだ、とにかく、暴れ焼きは凄い、最高の喜びと、最高の感動がある、もう、最高だ。

満里奈は、暴れ焼きに感謝、感謝でいっぱいだ、最高に素晴らしい、暴れ焼きパーティーなのである。

会場からは、おかわりの嵐だ、美味しいのだ、最高に美味しいのだ。

おかわり、の言葉を聞いただけで、満里奈は、ジンと熱いものが込み上げて来る。

本当に、美味しい、全て美味しい、筋や筋肉も、スープにすると美味しい。

やがて、満里奈の下半身は、完全に骨だけになってしまった、骨盤もはっきりと確認出来る。

もう、食べる所がない、一旦、休憩に入る。

今度は、一人、一人、満里奈の前に立ち、感謝の気持ちを伝える 『美味しかったよ、最高に美味しかった、本当にありがとう、僕は今度は、ここを食べたい』 むね肉を、指で指す 『あたしは、ここを食べたい』 今度は肩肉を指す サンデイは、頬肉を指す。満里奈は、涙が止まらない。

もう、嬉しくて、嬉しくてたまらない、感謝、感謝でいっぱいなのだ。

『どうぞ、思う存分に召し上がってください、私は嬉しいです、皆様方にご期待に添えて頂く事が出来て、私は、本当に幸せ物です、ありがとうございました』 しかし、上半身を食べて頂けるのは、満里奈が天国へ行ってからである、次に、必ず、満里奈は死ななければならないのだ。

満里奈は、勉強熱心で真面目な女生徒である、その、正しい死に方、美しい死に方を勉強して来た。

ヤンバル人は、全員が苦しみながら、死んで行く、狂う病でなくても、必ず、苦しむのだ、決して、人が人を食べてはいけない、そこには、本当に神様の怒りがあるのかも知れない。

だから、ヤンバル人は、笑顔での死に、極端な程の衝撃と喜びを感じるのだ。

満里奈も勉強していた、神様は、死ぬ瞬間に大変にお喜びになられると。

勉強熱心な満里奈は、授業通りに、真面目に実践する、細かい所まで、メモを取っていた。

最高に幸せだった、今の感動を思い出し、満里奈は、最高の笑顔になり目を閉じる。

いよいよ、心臓刺しが始まる、満里奈のトドメを刺すのだ。

そして、サンデイの12歳になった娘が先の尖った包丁を高く掲げ、娘も思いっきりの笑顔で、包丁は心臓の真ん中に命中する、満里奈の胸から背中を10㎝程、貫く、娘は大喜びである。

そして、会場からは、大きな拍手が湧く、ここでも、やはり、女の方が残虐性が強い。

勿論、一番残虐性が強いのは、満里奈を好きで好きでたまらない、サンデイだ。

『あなた、素敵よ、素敵よ、もう、感動よ、あなたの死に方、凄く気持ちいいわ、あなた、いいわ、いいわ、私、凄く爽快な気分よ』 サンデイは、満里奈の頬に自分の頬を寄せ、髪を撫でながら。

『ありがとう、楽しませてくれて、あなた、最高だったわ、最高よ、もう、感動よ』

サンデイは、満里奈を好きで、好きでたまらない、とても、チャーミングで可愛いくて、魅力的なのだ、しかし、好きであれば、ある程、残虐性に喜びを感じる、暴れ焼きの苦しみ、そして、笑顔での死。

サンデイは、異常な程の衝撃と喜びを感じていたのである。

やがて、髪の毛も焼け落ち、全て、焼かれ、食べられ、2時間まで、元気で笑顔だった満里奈の身体は、

完全に骸骨姿となっていた、最後は三々七拍子で締めくられ、解散となる。

この暴れ焼きパーティーの嫌いな人はいない、勿論、満里奈も大好きである。

やはり、一番楽しんでいたのは、やはり、満里奈なのだ。

満里奈にとって、選択肢は、死、以外にはない、16歳を一日でも過ぎると、地獄へ堕ちると言われているからだ、ボタンを押すだけの人生、そして、暴れ焼きである、この二択しか存在しない。

満里奈にとっては、初めてパーティーだ、そして、神様達のあたたかな歓迎、抱擁、満里奈のカラオケによる、神様達の感動と涙、そして、暴れ焼きである、満里奈の塑像以上の神様達の喜んでいる姿。

そして、満里奈の肉を美味しそうに食べて頂いている、神様達の喜びよう、もう、最高だ。

満里奈の一生は神様達に喜んで頂ける為の人生なのだ、それが、最高に、こんなにも、神様達に喜んで

頂けている、もう、それは、満里奈にとって、最高の人生なのだ、喜びでいっぱいである。

そして、笑顔での死、それも、満里奈にとって、神様達の喜ぶ姿を想像して、幸せで、いっぱいなのだ。

満里奈にとって、今晩の暴れ焼きパーティーは100点満点なのだ、もう、大満足である。

勿論、、暴れ焼きパーティーの嫌いな人はいない、みんなが喜ぶ、みんなが大好きな、楽しい、楽しい、暴れ焼きパーティーは、こうして終わる。


地球侵略以前に、ヤンバル人は、やはり、暴れ焼きをやっていたのだ、それはその犠牲者になるのが、

当時の、10歳から20歳までの女性が多い、手を縛られ、そのままの状態で、直接火で焼かれるのである、そして、それを、人間が焼かれて、苦しんで暴れる姿を楽しむのである。

勿論、当時の人間は、火で焼かれ、火あぶりで 『熱い、熱い』 と泣き叫びながら、苦しんで、苦しんで、苦しみながら死んで行くのである。

それは、一部の残虐的なヤンバル人の楽しみでもある。

そして、今回も一部のヤンバル人から、今回、美香に、暴れ焼きの依頼があったのだ、勿論、美香は反対である、しかし、人間達は、食べられる運命にある、全く弱い立場でしかない。

強硬に反対する事は出来ない。勿論、昔の様な余りにも残虐なやり方ではダメだ、そこで、美香は、人間達の人権にも大きく配慮した、それが、現在の様な形になっていったのである。

しかし、この方法が、ヤンバル人達にも人間達にも、受け入れられ、大人気になり、やがて、大きな

イベントとなり、空前の暴れ焼きパーティーのブームが訪れるのである。


美香は、全てが順調に進んでいる事に大満足である、大逆転のシナリオは予想以上だ、その一番のカギを握るのは、やはり、霜降り肉の誕生である、子供達の命を懸けた努力、それには、頭の下がる思いがある、良くやってくれた、美香は、ただ、子供達に感謝、感謝である。

そして、それは不思議なのだ、霜降り肉は、日本人の、しかも、女性にだけしか起こらない現象なのだ、

外国人に同じ食べ物を食べさせても、起こらない、これは、日本人特有の肉質があるかも知れない。

そして、それは、世界の人口と民族にも影響を及ぼしている、一人も死ぬ人はいない、それは、その国が絶滅した事になる、そして、多くの国と民族が絶滅して行く事になる。

ここでは、美味しいと評価された肉を持った民族でないと、生き残る事は出来ない。

しかし、数多くの民族が死んで食べられて行くと言う事、それは、その国、民族が、大繁栄をしていると言う事になる。日本人は、今までも、美味しいと言われ、世界人口の30%を占める様になっていた、しかし、やがて、世界人口の70%にまで到達する様になるのである。

日本人とヤンバル人の相性は抜群に良い、日本人特有の、おもてなし、にも、ヤンバル人には評判が良い、ヤンバル人は日本人を好きで好きでたまらないのだ。

美香は、必ず、近い将来、人間達が解放されるのを、信じていた。ヤンバル人の狂う病が科学的に解明され、人の肉を食べるのが禁止され、人間達が自由の身になる事を信じていた。

そして、解放された段階で、16歳以下の人口の割合が90%になる事を目指している。

そうなれば、人間達が断然優位に立つ事が出来る、これが、大逆転のシナリオだ。

すると、そこへ、狂う病研究者の弥生から、朗報が入ってきたのだ。

もしかしたら、あと10年かかると言われて来た原因究明が、5年に縮まるかも知れないと言うのである。

ヤンバル人の医学博士である、有名なアーサー博士は、狂う病の原因は、人を食べるのが原因だと、最初から、分かっていた、しかし、科学的な立証が難しかったのだ、それが、暴れ焼きの人気により、狂う病が蔓延して、数多くのデータが集まっていたのだ、しかし、弥生から、ある注文が入る。

それは、狂う病にかかってからのデータは沢山ある、しかし、狂う病にかかる瞬間のデータがないのだ。

弥生は、一例でもいいから欲しいと言うのである。

勿論、今健康で肉好きな人を探さなければならない、美香は、さっそく、その作戦に取り掛かる。

今度初めての10人同時暴れ焼きパーティーがあると言う、美香は、それに注目する。

美香は、各地にカメラを設置して、その状況を監視しする事にした。


今では、霜降り肉は全員が暴れ焼きと決まった、精度の良いレントゲンだと、それが霜降り肉だとすぐ分かるのだ、勿論、暴れ焼きだと、全員が天国へ行く事が出来る、天国が保障されているのだ。

暴れ焼きに選ばれた10人の女生徒達は、もう、嬉しくてたまらない、先生も、いつもより気合が入る。

今度の、暴れ焼きは10人同時である、勿論、初めてだ、やはり、10人同時だと迫力が違う、神様達がどんなにお喜びになって頂けるだろうか、考えただけでも、興奮が抑えられない。

勿論、暴れ焼きの嫌いな人はいない、みんなが喜ぶ、みんなが大好きな、楽しい楽しい暴れ焼きパーティーである、先生にとっても楽しい授業となる。

先生が力を入れるのは、神様達が一番お喜びになって頂ける、暴れ焼きの場面の大事な授業である。

正しい焼かれ方、正しい暴れ方なのだ、神様達には最高に興奮してもらい、最高にお喜びになって頂くのである、そして、最近の研究で分かって来た、神様達は大声を出して泣き叫ぶと大変に、お喜びになって頂けるのである、先生は生徒達に何度も、大声を出す練習を繰り返す、生徒達も夢中で頑張る。

次に、生徒達に先生は、何か良いアイデアはないかと聞いた、すると、美代が、ダンスをしてはどうかと言うのである、そして、それに、みんなも先生も大賛成だ、さっそく練習が始まる。

ヤンバル人は、出来るだけ可愛いい娘が好きである、勿論、可愛いければ、可愛いい程、残虐性に喜びを感じるからだ、それは、先生も生徒達も知っている、神様達は、残虐行為に、大変にお喜びになられと、

そして、出来るだけ可愛いいダンスになる様に、繰り返し練習をする。

そして、先生は以前行った、満里奈の暴れ焼きの写真を見せた、。

麻里奈の顔は笑顔である、しかし、下半身は、骨だけしか残っていない、足も骨だけ、そして、骨盤も

はっきりと確認出来る、全く何もない、全て骨だけだ。

それを、見た女生徒達は、驚きを隠せない、そして、その衝撃は大きい。

『これは、噓よ、信じられない、噓でしょう』 女生徒達は同じ言葉を繰り返す。

すると先生は 『これは、本当よ、噓じゃないわ』 女生徒達の聞いた話では、必ず、食べ残しがあると聞いていたからだ、そして、全員が 『美しい、美しい』 の連続である。

女生徒達は魚が大好きだ、そこで、骨だけになる事を、美しい、と表現していたのだ。

すると、美代は 『私も、神様達に、こんなに美しく食べて頂きたい』 他の女生徒達も同感である。


そして、嫌いな人は、誰もいない、みんなが喜ぶ、みんなが大好きな、楽しい、楽しい暴れ焼きパーティーの日を迎える。

今日は、美香と、狂う病研究者の弥生と、カメラで映像を確認しながら、観察する事にした。

そして、ダンスが始まった、全員がレオタード姿である、その息の合った演技に、100人のヤンバル人達は釘付けなのだ、とにかく、可愛いいのである、そして、そのあまりの可愛いさに、やはり、その全員が

虐待に関心が集まり、残虐行為が、楽しみで楽しみで、その興奮が異常に高まる。

そして、10人同時の暴れ焼きが始まる、どんなに熱がるのだろう、どんなに苦しむのだろう。

ヤンバル人達の楽しみが爆発する、10人同時に火が点けられる。

『熱い、熱い、ギャー、ギャー』 熱いのだ、熱いのだ、我慢出来ない程、熱いのだ、女生徒達は足を

バタバタさせながら、踊り狂う。大きな会場内は、女生徒達の大きな叫び声と悲鳴が鳴り響く。

ヤンバル人達は大盛り上がりだ 『いいぞ、いいぞ、もっと泣け、もっと苦しめ、ああ、気持ちいい、

今日は楽しい、凄く、いい気分だ』 『いいわ、いいわ、気持ちいいわ、最高だわ、もっと、もっと、

熱がって、もっと、泣いて、もっと、暴れて、もっと、もっと、苦しむのよ、いいわ、いいわ、最高に

いい気分よ』 すると、感動のあまりに、大声で泣き出した女がいた。

映像を見ていた、狂う病研究者の弥生は 『この女の人、いいんじゃない』 そして、指を指す。

美香の手元には、ここに出席の100人のヤンバル人の履歴、食生活などの、詳しい名簿がある。

美香は、その女がマーヤである事を知る。

マーヤは、やはり、この主席者の中でも、一番の肉好きである、その消費量もダントツだ。

美香も注目する。そして、霜降り肉がテーブルの上に乗せられる、ヤンバル人100人の驚き様はない。

『美味しい、美味しい、そして、柔らかい、ジューシーだ、こんな美味しい肉食べた事ない、凄い』

会場内に絶賛の嵐が吹き荒れる、特にマーヤの驚きと喜び様はない、狂ったかの様に、むさぼり食べ続ける、もう、夢中だ、その、あまりにものマーヤの食欲に美香も驚く。

そして、会場内の 『美味しい、美味しい』 の言葉に女生徒達の涙が止まらない、やがて、下半身は骨だけになってしまった、自分の骨盤も、はっきりと確認出来る、女生徒達は今度は笑顔になり。

『美しい、美しい』 の連続である、そして、お互いに、顔を見つめ合い 『良かったね、良かったね』

を繰り返す、そして、代表して美代がマイクを持ち、会場内の皆様方に、最後の挨拶をする。


『神様の皆様方には、お忙しい中、こんなにも大勢集まって頂き、本当にありがとうございます、暴焼きの皆様方の大変にお喜びになられる姿に、大変、感謝しております、そして、何よりも、全く、何もなく、骨だけが残っています、こんなにも、美しく、綺麗に食べて頂いて、ありがとうございます、神様の皆様方が 『美味しい、美味しい』 と言われた時には、私達女生徒達は、涙が止まりませんでした、

神様の皆様方には、感謝、感謝でいっぱいです、本当にありがとうございました、これで、皆様方と直接顔を合わせるのは、これで最後となります、神様の皆様方のおかげで、楽しい、楽しい、天国へ旅立つ事が出来ます、しかし、まだまだ時間がございます、皆様方には、楽しい、楽しい焼き肉パーティーを思う存分に楽しんで頂きたいと思います、上半身も下半身と同じ様に美味しく食べて頂ければ、大変、嬉しく思います、皆様方には、感謝、感謝でいっぱいです、本当に本当に、ありがとうございました』

やはり、日本人の、おもてなしの作法には、定評がある、そには、日本人の特有の愛と思いやりを感じるからだ、ヤンバル人と日本人の相性は抜群に良い、ヤンバル人は日本人を好きで好きでたまらないのだ。

ここにいる女生徒達は、もうすでに死ぬ覚悟はできている、天国へ行けると信じているからなのである。

勿論、死への恐怖心を持っている人は誰もいない、それどころか、神様達に最大限に、お喜びになって

頂きたい、神様達は笑顔での死に、大変に、お喜びになられるからだ、そして、今までにない様な、最高の幸福感で最高の喜びの表情になり、そして、その笑顔がとても美しい、最後のおもてなしである。

もう、ヤンバル人達の興奮は止まらない、早く、死の瞬間が見たい。

そして、10人同時の心臓刺しが始まる、ここでは必ず、女と決まっている、男の子の場合、怖くて泣いてしまう子もいるからだ、しかし、女は喜んでやる、やはり、女の方が残虐性が強い。

そして、10歳から20歳までの女が一斉に先の尖った包丁を高く掲げ、一斉に振り下ろす。

それは、心臓の真ん中に、見事命中して、10人同時に胸から背中を貫く。会場からは大きな拍手が湧く。

そして、突き刺さった瞬間、マーヤが大声で泣き出した、これは、悲しみの涙ではない、大きな喜びと

感動の涙である、マーヤは暴れ焼きが好きで好きでたまらないのである、もう、完全に狂っている。

美香も、実験台には、やはり、マーヤが適任ではないかと同調する。

そして、さっそく次の日から 『あなたは、病気があるから、治療をしましょうね』 と噓をついて

観察が始まる、勿論、検診するのは、狂う病研究者の弥生である。

そして、美香は、第二候補として、サンデイを指名した、サンデイも、あれから、暴れ焼きパーティーに狂いだして、かなりの肉の消費量になっていたのだ。

そして、最終的には、二人共狂う病にかかってしまう、しかし、一番早かったのは、やはりマーヤだ。

一年後である、そして、その半年後には、サンデイも狂う病にかかり、命を落とす事になる。

そして、弥生から、嬉しい知らせが入って来た 、ついに、狂う病が科学的に解明されたのだ。

それは、美香が、待ちに待った、歴史的瞬間である。


大逆転劇の嵐が吹き荒れる


今まで、恐れられていた、狂う病の原因が、科学的に完全に証明されたのである。

そして、その発表会が、テレビの生中継でも放映される事となる。

そして、医学博士である有名なアーサー博士と助手の弥生が発表会を行う。

まず、アーサー博士から、狂う病の原因はヤンバル人が人間の肉を食べるのが原因である事を強調する。

そして、その大切な遺伝子を発見したのは、今ここにいる弥生である事を、発表する。

マイクは、弥生に手渡される、今度は、弥生が説明に入る、弥生は狂う病の根本的な原因は長年に渡る、悪い遺伝子の蓄積によるものである事に説明が入る、弥生は、まず、5千年前の頭蓋骨を見せる、そして、千年前、更に、現在の頭蓋骨も見せる、そして、その狂う病の原因の遺伝子がどの様に変化して行ったのを、科学的に説明が入る、そして、間違いなく、狂う病の原因は人間を食べるのが原因である事を説明する、そして、マーヤの遺伝子変化にも明らかに、人間を食べていたのが原因である事を強調する。

弥生は、詳しい多くの、遺伝子変化の写真を見せながら、その後30分間の説明が入る。

そして、医学博士である、アーサー博士にマイクが渡される、アーサー博士は、弥生は、素晴らしい能力を持った医学生であると称賛する、そして、弥生に医学博士の称号を与える事も発表される。


そして、そのニュースは世界中に大きな衝撃を与える、勿論、人間を食べるのは、禁止となる。

それは、政治的にも大きな影響を与えたる、これからは、ヤンバル人も人間達にも、全く同じ権利が与えられる、ヤンバル人と人間達は仲良く、争わずに暮らすようにとの通達がある。


そして、三日後、ヤンバル人と人間達は、同じテレビ番組を見る事になる。

テレビ番組の責任者が、これからは、噓を放映する事はない、真実だけを伝える。

最初に、放映されるのは、人間達の授業風景である、先生が、今までは、噓の授業をしてきました、本当は、天国は存在しません、真っ赤な噓でした、そして、正しい人間の寿命は80歳から100歳です、ヤンバル人は人喰い人種です、その、野蛮な、ヤンバル人に食べられ、たった16歳しか生きる事が出来なかったのです、本当は私達人間は、楽しい楽しい、素晴らしい人生が待っていたはずなのです、先生は力説する。

テレビではもう噓をつく事はない、人間だけではない、ヤンバル人も同じ番組を見ている、ヤンバル人達のショックは大きい、今は、全く同じ権利を持った、同じ人なのだ。そして、ヤンバル人達の人殺しの

場面が次々と出て来る、ヤンバル人達の野蛮な人殺しの番組を見る度、ヤンバル人達の心は暗い。

そして、テレビ番組では、ヤンバル人の先祖からの特集が組まれる、五千年前の残虐行為が現れる。

次々と、当時の人間の首を跳ね、侵略を繰り返して行く様子が映し出される。

そして、場面は地球へと移る、幸せそうに人間は暮らしているのである。

そこへ、ヤンバル人が侵略してくるのだ、まず、多くのジェット機などが、次々と墜落する所から始まる、そして、ヤンバル人が、今まで幸せに暮らして来た人間の首を次々とはねるのだ。

地球人達は、逃げ惑う、そして、残虐行為は次々と続いて行くのである。

この場面では、同じ番組を人間達もヤンバル人達も見ている、それは、ヤンバル人から見ても、その残虐行為に後悔と反省でいっぱいである 『お願いだ、もうやめてくれ』 ヤンバル人達の悲鳴が聞こえる。

しかし、テレビ番組は容赦なく続いて行くのである。

そして、場面は、人間飼育へと切り替わる、笑顔の生徒達が黄色いボタンを押して、高圧電流の入った

電気椅子で次々と死んで行く場面が放映される。

そして、その肉を美味しそうにヤンバル人が食べる風景も映し出される。

やがて、場面は、暴れ焼きへと移る,可愛いい、可愛いい女生徒達である、強い火に焼かれ、苦しがって、暴れている風景だ、女生徒達は本当に熱いのだ涙を流し、足をバタバタさせて苦しんでいる、しかし、、熱い熱いと苦しんでいる女生徒達を、ヤンバル人達は 『いいぞ、いいぞ、もっと苦しめ、楽しい、楽しい』 と言って喜んでいるのである。それを見たヤンバル人達の表情は暗い、これからは、ヤンバル人達と人間達は全く平等の権利を持った同じ人なのだ、こんな醜い映像を見た人間達は、ヤンバル人達に大きな恨みと憎しみを持つに違いない、ヤンバル人達は、もう、人間達が怖くて怖くて仕方がない。

『お願いだ、もう分かった、だから余りにも酷いヤンバル人達の残虐行為の放映はやめてくれ』

悲痛な叫び声は世界中から聞こえる、しかし、テレビ局の放映は続けられて行く。

もう、ヤンバル人達は人間達と仲良くしたいのだ、何故テレビ放映を続ける、しかし、その、残虐行為のテレビ放映は毎日続けられる、ヤンバル人達の悲鳴が聞こえる。

そして、ヤンバル人達の最大の欠点を、誰もが知る事となる、それは、100%人間達に食料品を頼っている事だ、ヤンバル人達は全く農業経験がない、もし、人間達が怒って、食料品を止められたら、最後だ。

人間達は、ヤンバル人達の命の宝庫なのだ、ヤンバル人達は、恐怖心でいっぱいである。

ヤンバル人の自給率は、0なのだ、もし、人間達が怒って食料品を止められたら、ヤンバル人達は餓死してしまう。そして、誰もが、人間達に恐れおののく。

しかし、誰も、人間達に会おうと言う人はいない、怖いのだ、これだけ、テレビで毎日、ヤンバル人達の残虐行為を毎日見せられたら、人間達は、必ず怒るはずだ、とにかく人間達が怖くて怖くて仕方がない。

所が、その最悪の事件が起こる、何と、食料品が止まってしまったのである、スーパーもコンビニも全く食べ物がない、子供達は 『お腹が空いた』 と言って泣いている。


今までは、ヤンバル人達は思う存分に人生を楽しむ事が出来た、果物、野菜、穀物などタダでてに入れる事が出来た、そして、ヤンバル人達の大好きな人間の肉である、これも、タダで美味しく食べる事が出来た、そして、ヤンバル人達の大好きな趣味の暴れ焼きである、これも、思う存分に楽しむ事が出来た。

ヤンバル人達は、日本人の女生徒が大好きだ、もう、可愛いくて可愛いくてどうしようもないのだ。

しかし、可愛いければ可愛いい程、虐待に喜びを感じるのだ、女生徒達が熱くて熱くて、暴れ回っている姿に大きな感動と喜びを感じていたのだ、そして、女生徒達の霜降り肉である、これが、最高なのだ、

柔らかくて、旨味たっぷりの食感、とろける様な絶妙なバランスと食感、もう、最高だ。

思う様に操れる人間達の存在に、ヤンバル人達には、まさに、天国の様な生活だったのである。


ヤンバル人達のわがまま放題な生活、しかし、長くは続かない、まさに、大逆転現象が起きてしまったからなのだ、ヤンバル人達の栄華の姿は、今は全くない。

最悪の、そして、落ちぶれた、自分の負けを完全に認めた、変わり果てた、哀れな民族の姿である。

食料品が止まってしまった時、もうヤンバル人達はパニック状態になっていた。

100%人間達に食料品を依存していたからなのだ、ヤンバル人達に自給能力は全くない。

食料品が止まってしまえば、ヤンバル人達は餓死するしかない、全く弱い立場でしかないのだ。

しかし、テレビでは毎日の様に、ヤンバル人達の残虐行為が放映される、

ヤンバル人達は、最悪の危機的状況なのだ、何故放映を続ける、人間達の最高に怒ってる姿が目に浮かぶ。しかし、ヤンバル政府も全く動く気配がない、そして、軍人のジョンも静観の構えだ。

もう、どうしようもないと思われた時、立ち上がったヤンバル人女性がいた、名前はサリーだ。

今16歳になったばかりである、サリーは世界青年団の団長も努めている。

サリーは責任感の強い女性でもある、ヤンバル人の子供達もお腹を空かせて泣いているのだ、何とかしなければならない、サリーの強い意志も感じられる。

サリーには、特別な考えがある、今、人間達の若者の最高年齢は15歳から16歳である。

しかし、世界人口の90%を占めているのだ、17歳以上の一般の若者はヤンバル人に食べられていない。

サリーは15歳から16歳のヤンバル人と15歳から16歳までの人間達の若者同士の友好会を開く事を人間達に通達した、すると、何と、OKの返事が返って来たのである。

友好会はヤンバル人100人と人間達100人である、しかし、サリーの心は暗い。

毎日の様に、ヤンバル人の残虐行為がテレビで放映されているからだ。

今一番放映されているのは、人間達の授業風景と暴れ焼きである、授業風景では、今まで先生は噓をついて来ました、本当は天国は存在しません、死んでしまえば、それで終わりです、何もありません。

そして、人間の本当の寿命は80歳から100歳です、それなのに、人喰い人種のヤンバル人に食べられて、

たった16歳しか生きられなかったのです、大切な大切な命をヤンバル人に奪われてしまったのです。

こうして、先生の正しい授業は続いて行く。

そして、暴れ焼きである、火が点けられた時、それは、その映像で誰でも分かる、熱いのだ、本当に熱いのだ、女生徒達は熱くて熱くて暴れ回っている、その表情はテレビを見ていれば、誰でも分かる。

気も狂わんばかりの熱さなのだ、テレビからも、その苦しみが十分に伝わって来る。

しかし、ヤンバル人達は 『いいぞ、いいぞ、もっと苦しめ、もっと泣け、もう最高に楽しい、面白い、

ああ、いい気分だ』 『いいわ、いいわ、最高に楽しいわ、もっと熱さを感じるのよ、もっと、もっと

泣いて、もっと苦しむの、もっと暴れて、ああ、楽しいわ、凄く気持ちいいわ』

ヤンバル人達は、全員が笑顔で、大声で笑い、楽しさと喜びでいっぱいなのである。

勿論、この番組を人間達も見ているはずだ、サリーはテレビを見ながら、人間達の激しい程の、怒りと

憤りを想像していた、最高に怒っている人間達の姿が目に浮かぶ。

そして、友好会の当日を迎える、しかし、サリーの心は暗い。

今までは、人間はただ、ごく普通の食べ物と言う感覚でしかない、人間が豚や牛を、ごく普通の食べ物、

ごく普通の肉でしかないのと、同じである、人間は、全く何の抵抗もなく、ごく普通の、当たり前の、

ただの肉でしかないのである、それは、数千前から続く、当たり前の伝統でもある。

しかし、状況は一変する、ヤンバル人と人間は、全く同じ権利を持った、同じ人、と言う存在へとなってしまったからなのである。サリーの戸惑いは隠せない。

サリーは、世界人権保護団体の青年代表でもある、世界中で、人の命の大切さを、語ってきたのだ。

サリーは、今日出席する名簿を確認する、すると、ある重大な事に直面する。

それは、今日出席する100人のヤンバル人達が、今日出席する100人の人間達の、大切な友達を、全員が

食べていたのである、それだけでない、ヤンバル人女性全員が、暴れ焼きのファンで、好きで好きでたまらないのだ、しかし、それだけではない、ヤンバル人女性全員が、大切な友達の心臓刺しもやっていた。

サリーの、心は暗い、会場が人殺し人殺しの、大合唱になる事も、サリーは覚悟していた。

この名簿は、人間達にも同じ様に届く、そして、確認されてしまうのである。

ヤンバル人達は、今、食べ物が全くなくて、餓死寸前である、食物を作る能力も全くない。

しかし、今日出席する100人の人間達は、作物作りのベテランである、小学校一年生からの、豊富な経験がある、勿論、、大豊作の自信もある。

そして、ヤンバル人達100人と人間達100人が入場して着席する。

しかし、ヤンバル人達の心は暗い、ここにいる全員の人間達の大切な友達を、ここにいる全員のヤンバル人が、食べていたのだ、人間達には大切な友達だ、そして、かけがえのない、大切な大切な友達の命を

食べていたのである。

今日出席する100人のヤンバル人は、何も食べないで来ている、もう、お腹はペコペコなのだ。

ヤンバル人達の足は全員が震えている、人間達が怖い、もう、恐怖心でいっぱいなのである。

『人殺し、人殺し』 の大合唱になる事も想定される。

ヤンバル人達は、土下座して、全員が謝る覚悟は出来ている。

今日の司会は、サリーである、勿論、司会のベテランでもある。

サリーがマイクを持って話そうとした、しかし、いざとなったら、怖くて言葉が出なくなってしまった。

サリーの顔は青ざめ、足は、ガタガタ震え、唇は渇き、心臓は高鳴る。そして、少し間があった。

すると、前列にいた10人の人間達が、前列にいた10人のヤンバル人達に向かって歩きだした。

そして、それぞれ手を取り話始めた。

その時、ヤンバル人達全員が、自分の耳を疑った、そして、衝撃が走った。


『今まで、美味しく食べて頂いてありがとうございました、ヤンバル人の皆様には、大変、感謝しております、これからは、お互いに協力して、仲良くやって行きましょう』

『本当か、信じられない、噓だろう、噓だろう、本当か、でも良かった、良かった』

ヤンバル人達は、もう涙でいっぱいだ、涙が止まらない、サリーも涙が止まらない。


人間達は、美香の純真教育によって、恨み、憎しみと言う感情は、完全に退化してしまったのである、

人間達は、愛だけしか知らないし、愛だけしか存在しない、むしろ、恨み、憎しみと言った、すでに退化してしまった物を出せと言う方が、そもそも無理なのである。


サリーも、涙、涙でどうしようもないのだ、しかし、サリーは司会者である、マイクを持って話そうとするが、涙、涙で言葉が出て来ない、5分が経過した、しかし、何も出て来ない。

『どうして、こんなにも、心が美しいんだ』 ヤンバル人は醜い、これ程までに美しい心を持った人間達を平気で食べていたのだ、恨み、憎まれても、不思議でもない状況なのである。

あまりにもの、心の美しい人間達にサリーは、何も、言葉が出て来ない。

やがて、10分が経過しようとしていた。サリーは司会者である、会議を進める責任がある。

しかし、何も言葉が出て来ないのだ、又、サリーはマイクを持って話そうとするが、何も出て来ない。

とにかく、涙が止まらない、あまりにも美しい人間達の心に感動して、涙が止まらないのだ。

そこへ、人間達女生徒の香織が駆け寄り、一枚の写真を見せてくれた。

それは、サリーが、最後に食べた女生徒である、香織の一番の親友なのだ、サリーは又、泣き崩れる。

『ごめんなさい、ごめんなさい許して』 サリーは良く覚えている。

そして、心臓刺しもやっていたのだ、死んで行く瞬間も良く覚えている。

サリーは、世界人権保護団体の代表でもある、人の命は地球よりも重いと、講演会もやっていた。

そのサリーが、暴れ焼きで、この女生徒が焼かれるのを楽しんでいたのである。

『もっと、泣いて、もっと、苦しむのよ、もっと、暴れるのよ、ああ、楽しい、凄く気持ちいいわ』

そして、心臓刺しもやっていたのだ、死んだ瞬間に、大声で喜んでいたのである。

サリーの衝撃は大きい、命の大切さを、一番知っている自分でもあるからだ。

それは、サリーの心に大きなダメージを与える、今は、人として、ヤンバル人と人間は全く平等の人、と言う存在なのである。

しかし、それだけではない、サリーは何十人もの女生徒を焼いて、暴れるのを楽しんでいたのだ。

そして、ほとんどの女生徒の心臓刺しもやっていたのである。

それを、美味しく食べていたのだ。

大切な、大切な命なのだ、地球よりも重い命なのだ、しかも、サリーは、世界人権保護団体の代表でもある、人の命を守らなければならない立場なのである。

サリーの涙は止まらない、後から後から溢れて来るのだ、重苦しい感情が込み上げて来る。

ヤンバル人の全食料品は、人間達が調達してくれていたのだ。

人間達がいなければ、ヤンバル人は餓死してしまう、しかし、ヤンバル人達は、それに感謝する所か、その人間の命まで、奪っていたのだ、それだけではない、その大切な命を暴れ焼きで、喜んで、その苦しむ姿を楽しんでいたのである。今まで、どんな酷い事をして来たか、サリーには分かる。

人間達に、どんなに恨まれても、憎まれても仕方のない状況なのである。

しかし、人間達の心は美しい、反対に我々ヤンバル人達に感謝してくれているのである。

サリーの涙は止まらない、後から、後から込み上げて来る。

以前は、ヤンバル人に生まれて良かったと思っていた、思う存分に贅沢が出来たからだ。

しかし、今は違う、ヤンバル人の心は汚れ、腐っている。

サリーは、ヤンバル人に生まれて来た事に今は、恥ずかしさでいっぱいなのである。

しかし、人間達の心は美しい、こんなにも美しい人間達の心に、サリーは、感動、感動でどうしようもない、とにかく、サリーは、今の自分が恥ずかしい、人として本当に恥ずかしい。

もう、サリーの涙は止まらない、後から、後から溢れ出て来る。

しかし、サリーは今、自分がしなければならない重要な責任に、気付くのである。

でも今、自分は司会者なのだ、15分が経過しようとしていた、サリーはマイクを持って話そうとするが、

『声が出ない、どうしても出ないのだ』 感動と罪悪感で頭が混乱している。

15分も経って、司会の始まらない司会者などいない、サリーは、何度もマイクを持って話そうとするが、

『声がでない、声が出ないのだ』 この会議は、世界初のヤンバル人と人間の将来を決める重要な会議なのである、その重大な責任が、サリーにはある、しかし 『声が出ない、どうしても出ないのだ』

何という駄目な司会者だ、もう15分以上も経っている、でも何も始まらないのだ、サリーは焦る、しかし

焦れば焦る程、自分を追い詰めて行く、会場の人は皆、サリーに注目する、早く会議を始めてもらいたいからなのだ、しかし、サリーはダメだ 『何も話せない、言葉が、言葉が出て来ないのだ』

とにかく、恥ずかしい、今までの、自分の残虐行為に、もう恥ずかしさでいっぱいなのである。

もう、感情の高まりを抑える事は出来ない。

そして、サリーは知った、人の命の大切さを、今までで一番知ったのである。

サリーは、講演会もやっていた、人の命は地球よりも重いと、本当に地球よりも重いのだ、しかし、サリーは、何十人もの、女生徒達の心臓刺しもやっていたのだ、一人、一人死んで行く場面が走馬灯の様に

浮かんで来る、大切な、大切な命なのだ、地球よりも重い、大切な命なのである。

そして、サリーが、心臓を突き刺して流れ出る大量の血が、サリーの頭から離れない。

サリーの心は痛い、そして、後から、後から涙が溢れて来る、人間達に申し訳ない気持ちでいっぱいなのである、そして、サリーはマイクを持って話そうとするが 『声が出ない、どうしても出ないのだ』

『自分は司会者なのだ、何をやっているんだ、しっかりしろ』 サリーは自分で自分を責め続ける。

しかし 『言葉が出て来ない、どうしても、出て来ないのだ』 サリーは、溢れる涙を吹き払い、そして、

マイクを持って話そうとするが 『何も、話せない、何も言えないのだ』 サリーは、感情の高まりを

抑える事が出来ない、後から後から涙が溢れ出て来る。

サリーは、今日の司会の重要さを、十分に理解していた、サリーには、その責任があるのだ、サリーは

司会者のベテランでもあるのだ、しかし、涙が涙が、涙が止まらないのだ。

そして、サリーは、マイクを持って話そうとするが 『何も、言葉が出ない、何も出て来ないのだ』

更に、サリーは、必死である、責任がある、涙を吹き払い、そして、マイクを持って話そうとするが 、

『何も、言えない、話せない、何も言葉が出て来ないのだ』


そして、20分が経過した頃、サリーの感情が小康状態になって来た、すると、女生徒の香織が話かけて来た 『この女生徒は、私の一番の親友です、所で、味はどうだったですか、美味しかったですか』

サリーは、一瞬戸惑ったが 『美味しかったです、最高に美味しかったです』 すると、女生徒の香織は

『嬉しいです、本当に嬉しいです、美味しく食べて頂いて、感謝、感謝でいっぱいです、本当にありがとうございました』 香織は嬉しくて、涙でいっぱいである。

すると、サリーは 『許してくれる』 『勿論です』 二人は強く抱き合う。

そして、会場からは、大きな拍手が湧く。


人間達には、全く死への恐怖心などない、これも美香の純真教育のせいである、人間達にすれば、テレビでやっている、神がこの世に存在しないとか、直接何も関係ない。

そして、人間は本当は、80歳から100歳まで生きられる、何を言っているのだか分からない。

更に、暴れ焼きである、これも、むしろ、人間達女生徒の方が好きなのだ。

テレビで、わざと放映していたのは、ヤンバル人達に反省してもらいたいからなのである。

人間達には死への恐怖心など、全くない。当然、自分の大切な友達が焼かれ、殺され、食べられていても、それを、悪い事だとも、残虐行為だとも、思っていない、命の大切さが分からないのだ。

しかし、ヤンバル人達には、命の大切さが分かる、残虐行為に大きな苦しみと痛みを感じる。

これは、美香とダンが相談して、テレビで放映させていたのである。


そして、人間達女生徒が、自分の大切な友達の写真を高く掲げ 『この人を食べたのは誰ですか』 と

呼びかける、すると 『その人を食べたのは僕です』 『その人を食べたのは、私です』 

そして、アッと言う間に、ヤンバル人達100人と人間達100人のカップルが出来上がる。

これは、人間達女生徒の計画通りに進んで行く、そして、100人のカップルは向かい合い着席する。

人間達女生徒にとって、ヤンバル人達は、今まで、美味しく食べて頂いた大切な友達なのである。

今度は、自分の肉を食べてもらう事はできないが、せめて、お腹を空かせている、ヤンバル人の大切な

皆様に、手作りの弁当を持って来たのである、勿論、サリーにも手渡される。

朝早く、大切なヤンバル人の皆様に、心を込めて、一生懸命に作って来た、お弁当なのである。

『ありがとう、ありがとう』 ヤンバル人達は大喜びである、人間達のあたたかい心が伝わって来る。

そして、お互いに向かい合い、お互いに見つめ合い、微笑みを浮かべる。

ここに出席した人間達女生徒には、大きな目的が二つある。

それは、自分の友達を、火で焼かれた、暴れ焼きの感想と、その友達の肉食の感想である。

ヤンバル人達は戸惑う、何を話していいか分からないのだ。


食料品が止まってしまった訳は、ヤンバル人達の方にある、もう、人間達が怖くて近づけないからだ、

しかし、ヤンバル人達が食べ物の不自由しているのだろうと思い、人間達先生が中心になって、車の運転を覚えて、そして今、車に満載したトラックが、明日の朝には、届くのだ。

暴れ焼きの時から、ヤンバル人は、日本人が、好きで好きでたまらない。

しかし、日本人も又、ヤンバル人が好きで好きでたまらないのである。

そこには、ヤンバル人と日本人の、抜群の相性の良さがあるのかも知れない。

そして、ここにいる女生徒には、大きな衝撃があったのである。

それは、暴れ焼きの中止だ、ただ、ボタンを押すだけの人生では感動は何もない。

しかし、暴れ焼きは、喜びと、感動と、幸福感が噴出する、素晴らしい演出の場となって行くのである。

当時、人間達女生徒の心臓刺しの直前、女生徒は、必ず、コメントを残す事となっていた。

そのコメントには、熱かった、苦しかった、辛かったなどのコメントは一切なかった。

『最高に嬉しかった』 『最高に喜びを感じていた』 『最高に、幸せを感じていた』 などである。

それは、もう、女生徒達が暴れ焼きに夢中になるのも仕方がない。

しかし、その楽しみの不幸は、突然として起きる、何と、あれ程、楽しみにしていた、暴れ焼きが急に

中止になってしまったからなのである。

明日が、暴れ焼きパーティーの日である、その突然の出来事に、もう、女生徒達の落胆ぶりはない。

大声で泣き叫び、机をたたき、教室全体が大混乱になってしまったのである。

勿論、人間達女生徒には、死への恐怖心は全くない、そして、大切な楽しみが、突然なくなってしまったのである、もう、女生徒達は暴れ焼きが好きで好きでたまらないのだ。


テレビで、暴れ焼きが放映された時、ヤンバル人達は見るのが辛い、ヤンバル人達は自分の残虐行為が

後悔、後悔でいっぱいなのだ、命の大切さを知っているからなのである。

そして、人間達女生徒達に申し訳なくて、十分に反省していたのである。

しかし、人間達女生徒の考えは違う、美香の純真教育で人間達には愛だけしか存在しない。

一般的に、人は自分自身を優先する、勿論、自分が一番可愛いいし、自分を一番大切にする。

しかし、人間達は、愛だけしか存在しない、自分は神様に美味しく食べられる為に生まれて来た。

だから、最初から自分を優先する考え、そのものが全くない。

自分はどうでも良い、相手が喜ぶ事によって、そこに自分自身が喜びを感じる様に進化してしまった。

だから、同じテレビ番組を見ていても、人間達が焼かれて暴れ回っている姿は、命の大切さを知っている

ヤンバル人達には、残酷にしか見えない。

しかし、死への恐怖心が全くない人間達には、全く違う、たとえ火で焼かれて苦しんでいても、自分は

どうでも良い、喜ばれる事、それ自体に喜びを感じる様に、進化してしまったのだ、すでに、熱い、苦しいは、人間達女生徒には、もう、それは、喜びになってしまっているのである。

そして、同じテレビ番組を見ていても、こんなにも喜んで頂けている、嬉しいと、映っているのだ。

そして、ここにいる女生徒全員が暴れ焼きの予定者なのである。

そして、暴れ焼きが中止になってしまった時、教室全体が大混乱になってしまったのだ。


その暴れ焼きが中止となって、大混乱になった、いきさつを香織は、サリーに説明する。

サリーは考える、今の人間達には、死への恐怖心は全くない、しかし、半年もすると、命の大切さに気付くはずだ、そして、生きている喜びを実感して 『生きていて良かった』 と、必ず実感する時が来る。

でも、今の人間達には、死への恐怖心は全くない。

そこで、サリーは、ある事を思いつく、この女生徒達を思い切り喜ばせてあげようと言うのである。

勿論、今の人間達には、恨み、憎しみの気持ちは完全に退化してなくなっている、ヤンバル人達が憎まれる恐れはない、しかし、明日からは、命の大切さを教えなければならない。

しかし、今日は、お祭りの日だ、今日は思いっきり残酷な自分になって人間達女生徒を最大限に、喜ばせてあげようと言うのである。その口火をサリーが切る。

暴れ焼きの嫌いな人はいない、みんなが喜ぶ、みんなが大好きな、楽しい楽しい暴れ焼きパーティーである、その楽しさを香織に語る、しかし、それは、残酷である、大切な大切な友達が火に焼かれて暴れ回っているのだ、それをサリーは喜んで楽しんでいるのである。

それを、見ていた他のヤンバル人達も後に続く。

そして、あまりにも残虐な、暴れ焼きの楽しさとその姿を再現する。

もう、女生徒達は釘付けである、女生徒達の大切な友達が焼かれて暴れ回っているのだ、熱くて熱くて

気も狂わんばかりに、泣き叫んでいる、しかし、ヤンバル人達には、それが楽しいのだ、大声で喜び、思いっきりに楽しんでいたのである。その喜びが、いかに楽しいものかを伝える。

異常な程の刺激と気持ちの高ぶり、ヤンバル人達にとっては、感動感動の連続である。

とにかく、楽しいのだ、ヤンバル人達の、その喜びが女生徒達にも伝わって来る。

『こんなにも、喜んで頂いてくださっているのだ、ありがとう、ありがとう』

もう、人間達女生徒は興奮が止まらない 『私も、焼かれたかった、暴れたかった本当に残念』

人間達女生徒は暴れ焼きが好きで好きでたまらないのだ、しかし、ここにいる女生徒が火に焼かれて、

骨にだけになってしまう事は永久にない、女生徒達は、80歳から100歳までの、素晴らしい人生しか選ぶ事は出来ない、やがて、全員が 『生きていて良かった』 と実感する日がまもなく来るのである。

そして、話題は一斉に、大切な友達の肉の味の食感へと移る、これも、人間達女生徒が聞きたかった点なのである、サリーは一ヶ月に一回、暴れ焼きパーティーに参加していた、そして、最初に食べた霜降り肉には、最高の感動があった、しかし、それは、日が経つに従って、進化を繰り返して行ったのである。

勿論、人間達子供の努力もある、同じ霜降り肉でも、全く違う、最高の旨味と、柔らかな肉味と食感、そして、驚く程のジューシーな舌触り、もう、最高の肉味へと進化していったのだ。

その、本当の感想と感謝の気持ちを、ヤンバル人達は人間達女生徒にも伝える。

『本当に美味しかったのだ、友達に、ありがとう、ありがとう』 

そして、、死への恐怖心の全くない人間達女生徒は、もう、涙、涙で涙が止まらない。

『ありがとうございます、ありがとうございます、こんなにも、美味しく食べて頂く事が出来て、もう、

感謝、感謝でいっぱいです、本当にありがとうございました』

そしてヤンバル人達と人間達のカップルは、それぞれに、電話番号とアドレスを交換して、これからも、仲の良い友達である事を誓い合う。

更に、話題は、世界平和へと向かう 『平和な世界を目指していきましょう』

『豊かな地球の未来を切り開いていきましょう』 『明るい、楽しい社会を作っていきましょう』

そして、手と手を握り合い、お互いに抱きしめ合って、ヤンバル人達と人間達の美しい絆を確かめる。


世界青年代表でもあるサリーは、大人達に、ある提案をする、世界代表の政治家には、人殺しの政治家は

排除すると言うものである。それは、人間を食べていたヤンバル人は政治家にはなれない。

そして、それは、現政治家の判断で了承される。

しかし、美香は、その政治家への進出はない。

美香は、世界平和に大きな貢献と言う実績はあるが、多くの人間達を殺したと言う汚名もある。

やがて、ヤンバル人と人間との、合同の新大統領が発表された。

そして、新大統領に指名されたのが、医学博士の弥生である。

勿論、全人口の割合から言っても、人間達の方が、圧倒的に多い、初代大統領は人間達の間から選ばれるのは当然だ。しかし、政治的に、能力を持った人は、弥生以外にいない。

勿論、美香は参加出来ないが、肉嫌いの夫のダンは、参加出来る、今までも、政治家のプロでもある。

ダンは、副大統領になり、弥生のサポートに当たる。

弥生は、医学博士でもある。そして、未来の健康にも言及する。

ヤンバル人とヤンバル人の子供には、狂う病が遺伝されてしまう可能性が高い。

ヤンバル人の過去からの、悪い遺伝子が受け継がれてしまうからなのである。

しかし、ヤンバル人と人間との混血では、驚くような結果が出ていたのだ。

それは、美香とヤンバル人のダンとの間の子供、正彦にも徹底的に弥生は調べていたのである。

しかし、それだけではない、ヤンバル人と人間との、混血も50人程、秘密裏に作り、既に調査していたのである。それは、今まで歴史上、出会った事のない血縁関係、そして、その混血児だ。

その結果は凄い、素晴らしい健康遺伝子も発見されたのである。それは、人間同士よりも優れている。

だから、健康的にも優れた、頭の良い子供達が誕生して行くのである。

そして、弥生は、ヤンバル人同士の子作りを禁止する法案を提出する、それは、ヤンバル人と人間、または、人間達同士にしか、子供は作れない事となる。そして、その法案は可決成立となる。

しかし、困った問題が浮上したのだ、17歳から35歳までのヤンバル人女性と17歳から35歳までの人間達

男性の割合は丁度つり合いが取れる、しかし、17歳から35歳までの、ヤンバル人達男性と人間達女性との釣り合いが取れないのだ、人間達女性の人口が大幅に余ってしまうのである。

それは、先生達は、男女同数である、ヤンバル人と人間との釣り合いは取れる、しかし、人間達女性には、それとは別に、子作り専門の母親がいるからなのである。

そこで、弥生は、一夫多妻制を提案する、人間達には、全く恋愛そして結婚の経験もない。

勿論、一般常識では考えられない、しかし、それを受け入れるだろうと考えたのだ。

そして、何十組か実験をしてみた、結果は全く何も問題がなかったのである。そして、可決成立となる。

ヤンバル人男性一人に対して、人間達女性2人から4人までの結婚が認められる。

勿論、子供が欲しいスケベなヤンバル人男性達は大喜びである。

しかし、15歳以下の、ヤンバル人と人間は、一夫一婦制となるのだ。

当然ヤンバル人同士の結婚は認められない、狂う病の遺伝子が増強されてしまうからだ。


そして、人間を食べる事が禁止となり、ヤンバル人と人間が全く同じ権利が与えられ、同じ様に生活する様になると、今までにない大きな変化が訪れる、ヤンバル人は、今まで、放浪の旅を続けて来た。

その国その場所、場所に合わせた進化を繰り返して来たのである、今は、日本語を中心の言葉に変化して来ているし、日本人の習慣も定着している。

ヤンバル人達は、今まで、虐待と残虐行為に喜びを感じて来た、勿論、特に暴れ焼きは楽しみで楽しみで、どうしようもなく、楽しみの一つだったのだ。しかし、今は違う。

残虐性に喜びを感じる心が、人間達が最も大切にする、愛、に喜びを感じる様に変化して来たのである。

人間達の心は美しい、ヤンバル人達も又、その美しい愛に、気が付き、愛を大切にする様になったのだ。

ヤンバル人達は、今は、生きているのが楽しい、愛は、最高の喜びと、幸せな人生をもたらすのである。


美香は、軍人のジョンと、お酒を飲み、ある話をしていた、地球侵略の話だ。

その時、地球はとんでもない状況にあっったのである、それは地球温暖化だ、世界中で滅茶滅茶な異常気象が続き、そして、ウクライナ戦争だ、核兵器も使用される危機的状況にもあったのである。

しかし、それを、救ってくれたのは、ヤンバル人である、地球侵略によって、悪い心を持った人間達が

絶滅していったからなのだ、ヤンバル人は人間の肉は食べていたが、贅沢はしていない、勿論、人間達も田舎生活で、やはり、地球温暖化は進んでいない。

美香は、軍人のジョンに感謝の気持ちを伝える 『地球を侵略してくれてありがとう』

しかし、それは違う、美香の純真教育があったからなのである、今は、人間達もヤンバル人達も、愛に

喜びを感じて生活をしている、とにかく、美香の純真教育は凄い、本当に愛は、地球を救うのだ。

軍人のジョンは美香に感謝、感謝でいっぱいなのだ、今は、愛を持った人達しか存在しない。

世界中が待ち望んでいた、夢の世界平和が実現したのだ。

そして、二人の話は、夜遅くなるまで続けられて行く。


サリーは、世界青年団の代表の座も引退していた、人殺しの汚名があるからだ。

それから、サリーは、あれから、ヤンバル人達と人間達との最初の友好会に出席していた、あの香織と

一緒に住んでいた、香織とメールアドレス、電話番号も交換していたのである。

サリーは、香織の大切な友達を暴れ焼きで楽しんで、そして、美味しく食べていたのだ。

しかし、香織は、そのサリーを恨む事はない、それどころか、サリーに愛着を持つ様になり、今では、

サリーを好きで好きでたまらないのだ、そして、サリーも又、香織を好きで好きでたまらないのだ。

サリーは、暴れ焼きの時、殆どの女生徒達の心臓刺しをやっていた、しかし、それは、日本人が好きで

好きでたまらない、と言う裏返しでもある、当時は好きであればある程、虐待に喜びを感じていたからだ、その当時から、ヤンバル人と日本人は抜群の相性の良さをサリーは感じていた。

そして、サリーの今は、愛、に喜びを感じている、香織の愛には、大きな幸せを感じるからだ。

それは、今でも、ヤンバル人と日本人の抜群の相性の良さを、サリーは感じていた。

その香織とサリーは一緒に暮らしているのである、香織は農業をしている、サリーも又、食料品が止まってしまった時、ヤンバル人も農業に関心を持たないといけないと、サリーも感じていたのである。

香織はイチゴ栽培をしている、サリーはイチゴが大好きだ、そして、毎日の農作業、本当に楽しい、

サリーは大満足である。

そして、サリーも香織もお互いを好きで好きでたまらないのだ、しかし、女性同士の結婚は禁止だ。

しかし、二人には、ある妙案があったのである。

当時、法律で15歳以下は一夫一婦制と決まっていた、そして、17歳から35歳までの男女は、一夫多妻制である、むしろ、一夫一婦制が禁止になっているのである。

しかし、16歳だけは、何の記述もない、サリーは、市役所に電話をして、確かめた。

サリーと香織の願いは、日本人男性一人と、サリーと香織の一夫二妻である。

これならば、サリーと香織が結婚したのと同じになるからなのである。勿論、子供も欲しい。

市役所によると、16歳は人数が少ない為、記述がなかったのだ。

そして、市役所から、OKの返事が返って来た、サリーと香織の喜び様は凄い、もう、万歳三唱である。

サリーと香織が選んだ日本人男性は、誠と言う男性だ、エネルギッシュで清潔感のある男性である。

しかし、サリーには、ある心配事があった、サリーにはセックスへの、異常な程の関心があったのだ。

でも、人間達は真面目過ぎる程に真面目なのだ、果たして、セックスに関心があるかどうかである。

しかし、全く心配はいらなかった、香織も誠も、どうしようもなくスケベなのだ。

でも、それは、根本的な原因がサリーである事を知らされる。

人間達は、自分で進んで行動する事はない、必ず相手に合わせる。

当然、サリーがスケベなら、香織も誠も、当然スケベになって行く。

人間達は、愛で出来ている、サリーを喜ばせてあげようと言う気持ちは、当然の様に動く。

現在、サリーも香織も一人ずつ子供がいる、そして、サリーも香織もあと二人ずつの子供が欲しいと

言っている、出来れば、同時妊娠、同時出産なのである。

三人には、ある決まり事がある、二人だけのセックスは禁止なのだ、必ず三人一緒なのである。

そして、お風呂も三人一緒だ、真ん中の誠を前後から挟んで、オッパイ洗いをする。

誠を興奮させるのだ、美女二人に挟まれた誠は、興奮、興奮でどうしようもなくなる。

セックスは、短時間で交代しながら楽しむ、その方が三人共興奮するからだ。

しかし、絶頂が近づくと、それを、優先する。

香織に絶頂が訪れる、サリーはまず、誠とキスをして、誠の興奮を高める、それから、香織の手を取り、絶頂を促す、これが香織のとっても、やはり、一番の楽しみなのである。


そして、人間達の進化は止まらない、ヤンバル人達が暴れ焼きが好きなら、人間達も、それを、好きになって行く、更に、ヤンバル人達が美味しい肉を欲しがれば、霜降り肉を誕生させてきた。

人間達は、愛で出来ている、相手の望みを叶える事は、むしろ、人間達には当然の事とも言える。

勿論、香織も誠も、サリーを好きで好きでたまらないのだ、サリーはセックスが好きだ。

それならば、サリーを最高の喜びを叶えてあげようと、香織は考える。


香織は、ある決断をする、サリーを、もっと喜ばせてあげる方法がないかと考えるのである。

そして、インターネットで、ある、体験を目にする、それは、絶頂ワープである。

男性一人と女性二人の場合、セックスしている女性が絶頂を感じた時、直接セックスをしていないにもかかわらず、パートナーの女性が同時絶頂ワープを感じてしまうと言うものである。

これには、香織は驚くのである。

セックスが、好きで好きでたまらないサリーなのだ、ぜひ、これを実現させたいと香織は思う。


そこで、香織は、インターネットでの、体験者を訪ねる、男性の名前は、ヤンバル人のマンリーだ、そして、女性は、日本人の美咲と正枝である。

マンリーは、当時、愛するミマリとの新婚生活をしていた、しかし、突然の法律転換である。

勿論、二人共納得は出来ない、しかし、法律上どうしてもない、二人は、泣き泣き別れる決心をする。

その当時、17歳から35歳までの先生達とヤンバル人との割合はほぼ同じ数である、当然、ヤンバル人女性と、人間達男性は一夫一婦制になる、ヤンバル人のミマリは日本人男性の、幸雄と一緒になる。

以前のミマリは、虐待、残虐行為に喜びを感じていた、勿論、心臓刺しも、殆どで行っていた。

しかし、幸雄と一緒になると、やはり、愛に喜びを感じてしまう様になる、とにかく、愛は素晴らしい。

愛は、最高の喜びと幸せな人生を与えてくれるのである。ミマリは、幸せで幸せでどうしようもない。

しかし、ヤンバル人男性と人間達女性の割合は違う、人間達女性には、先生達以外にも、子作り専門の

女性達がいるからだ、そして、法律上は、一夫多妻制になっている、マンリーは、一夫一婦制を市役所に申し入れた、しかし、一夫一婦制は禁止である、仕方なく、マンリーは、一夫二妻を選択する。

マンリーにとって、ミマリは、最愛の妻である、しかし、子供を作る事が出来ない、法律上仕方がない。

そして、涙ながらに分かれた、マンリーは二人の日本人妻を迎える、しかし、日本人妻は、愛の宝庫なのである、日本人妻の、愛の強さに、マンリーは驚く、マンリーは異常な程の、スケベなのである。

しかし、日本人妻の、美咲と正枝も、異常な程のスケベなのだ、人間達は、愛で出来ている。

当然、マンリーがスケベなら、美咲も正枝もスケベになって行くである。

そして、そのセックスは異常な程の、高まりを見せる、もう、三人共、絶頂、絶頂の連続となって行く。

そこで、生まれたのが、絶頂ワープである。

そして、香織は、三人にお願いして、その現場を見せてもらう事にした。

愛する、サリーを、もっと、もっと喜ばせてあげようとする香織の気持ちが伺える。

それは、マンリーの巨根を取り合う所から始まる、二人の美人女性が、マンリーの巨根に夢中でしがみつく、そして、二人で激しく舐め合う。もう、マンリーの興奮は止まらない。

マンリーは美咲を激しく責め立てる、しかし、その時驚く事が起きる。

何と、美咲と正枝が強烈なキスをしているのである、勿論、二人にレズ関係はない。

しかし、女性二人の強い愛も必要なのである。二人は普段から、何度もキスをしながら、愛を高めていったのだ、そして、三人の強い愛が実を結ぶ。

そして、夢の絶頂ワープが起こる、実際セックスしていないにもかかわらず、もう一人の女性にも絶頂が訪れワープされ、その快感に痺れてしまうのである。その光景に香織は、ただ、茫然だ。

香織は、三人にお礼を言って、その場を立ち去る。

そして、さっそく、香織は、その作戦へと向かう、まず、愛するサリーとのキス作戦である。

この二人にも、レズ関係はない、サリーは驚く、しかし、慣れて来ると、サリーも積極的になって来る。

そして、誠の男根取り合い作戦である、これも、三人共、興奮、興奮でどうしようもない状況だ。

やがて、夢の絶頂ワープが、まずサリーに訪れる、そして、香織にも、絶頂ワープが訪れる。

もう、サリーは、感動でどうしようもない、、絶頂ワープに感謝、感謝でいっぱいなのである。


しかし、やがて、突然の、ある変化が訪れる。

それは、サリーと香織の女性同士が計画した、誠ダウン作戦である。

サリーと香織には、ある目的があるからなのだ。

今まで通りだと、誠がリードして、男性上位で女性達を絶頂に導くのが、通例である。

勿論、今までは、それで、女性達も満足していた、しかし、それでは、誠をダウンさせる事は出来ない。

そして、香織は、以前、見学させて頂いた、マンリーと美咲と正枝夫妻のセックス見学である。

そこで、香織は驚く、それは、男性主導は全くない、完全に、美咲と正枝の女性完全主導なのである。

まず、美咲がマンリー仰向けにさせ、上になり、マンリーの頭をかかえ、マンリーに、愛の言葉を言い続けながら、マンリーと激しいキスをする、すると、マンリーの下半身は無防備となる。

今度は、正枝が上になり、マンリーとドッキングしながら、激しく腰を振る。

そして、二人交互に交代しながら、マンリーを、攻めて、攻めて、攻め続けるのである。

もう、マンリーは、何も出来ない、完全に、アップ、アップ状態なのだ。

そして、今晩は、これで行こう、香織とサリーの結束は固い。

しかし、相手の誠は、手強い、女性二人相手でも、その衰えを知らない、超絶倫男性になっていたのだ。

そして、一年間、まだ一度も誠に勝てない、誠の連戦連勝である。

それは、まず、シャワー室での、誠を前後に挟んだ、オッパイ洗い作戦から始まる。

サリーと香織はいつもより、丁寧に、愛を込めて、オッパイ洗いを始める、誠は、もう、完全に興奮状態である、そして、ベッドへと移る、誠はいつもの様に、男性が上になり、女性達を絶頂に導こうとする。

しかし、サリーと香織は、誠を力づくで押し倒し、無理矢理、仰向けにさせる、そして、サリーが誠の頭を抱え、体重を乗せ、強烈なキスをする、もう、誠は、何も出来ない、防戦一方だ、そして、誠の下半身は無防備となる、そこで、香織は誠の上になりドッキングする、そして、激しく腰を振り続ける。

誠はもう、何が何だか分からない、頭は混乱状態である、しかし、女性達の攻撃は止まらない、。

サリーと香織は、ハイタッチを繰り返しながら、交互に交代して、誠を責めて、責めて、責め続ける。

しかし、ここで奇跡が起きる、女性同士にしか起こらない絶頂ワープが、誠にも起きたのだ。

それは、三人の強力な愛があったからなのである。三人共お互いを好きで、好きでたまらないのだ。

女性達は、もう、興奮で興奮で絶頂の連続である、誠も男性特有の快感がある、それに、プラスして女性達の絶頂ワープが誠を痺れさせて行く、一人の女性が絶頂を迎える度、もう一人の女性と、そして、誠にも、その絶頂快感が押し寄せて来る、誠は、何が起きたのか分からない、そして、余りにも、気持ちいい、その、絶頂快感に痺れて、痺れて、痺れまくる。

しかし、女性達の連続攻撃は止まらない、サリーと香織は、ハイタッチを繰り返しながら、誠を攻めて

攻めて、攻めまくる、、誠は、もう、しどろもどろである。

女性達が、短時間で交代して行くと、誠はなかなか射精出来ない、そして、誠には強烈な快感が何度も

押し寄せる。誠は悲鳴な様な声をあげ続ける。そこには、あの、絶倫男性の勇ましい誠の姿はない。

しかし、女性達も、絶頂ワープで痺れっぱなしなのである、そして、誠に射精の瞬間が訪れる、男性は

射精する時に、強い快感がある、それが、女性達にもワープされて行く、その衝撃はない、サリーも香織も、痺れて、痺れて、痺れまくる、とにかく、最高に気持ちがいいのだ、今まで、味わった事のないその余りのも強烈な絶頂快感に、三人は、もう完全に、放心状態である。

そして、しばらく、その絶頂快感の余韻を味わった後、三人は、お互いに顔を見せ合いながら、感謝の

気持ちを心で伝え表現する 『今までになく、最高に気持ち良かった、ありがとう、ありがとう』

三人の強い愛と、強い絆がより一層、更に三人の幸福感も強く感じられる。

誠は仰向けになったままだ、そして、サリーと香織が上から、唇を寄せ、三人同時キスが始まる。

まず、三人が長い舌を出して、舐め合う、そして、三人同時キスだ、激しく唇を吸い合う。

又、長い舌を出して、お互い、舐め合う、又、三人同時キスだ、三人の愛が強く結び合う。

三人は、お互いを、好きで、好きでたまらないのだ。


そして、酒宴が始まる、これも、三人にとっては通例の事なのである。

絶頂の後の、お酒が美味しい、笑顔で、楽しみ合う、これも、三人にとっては、楽しみなのだ。

しかし、誠が眠いと言って、自分の部屋へと、戻ってしまったのである。

それは、無理もない、女性達の絶頂ワープ攻撃で、誠は、もう、完全に、アップ、アップ状態なのだ。

それを見たサリーと香織は大喜びである、二人で抱き合って喜ぶ。一年ぶりの快挙だ。

そして、サリーと香織の、誠ダウン作戦の目的が明らかになる。


その目的とは、暴れ焼きパーティーである。勿論、誠がいたのでは出来ない。

勿論、今は、香織も命の大切さも知っている、生きていて良かったと実感もしている、香織は、今

生きている最高の喜びと、余りにも幸せな自分の人生を実感しているからだ。

しかし、当時、暴れ焼きパーティーが中止になった時、教室全体の女生徒達が泣き崩れ、大混乱になっていたのである。そして、香織は、家に帰ってからも、一晩中泣き崩れていた、暴れ焼きパーティーを楽しみだ、楽しみでどうしようもない状態なのだ。その感動は、今も忘れない。

しかし、サリーは、その不満を解消してくれているのである。

サリーも、今は、命の大切さを知っている、しかし、あの、暴れ焼きパーティーの楽しさを忘れる事は

出来ない、サリーも又、あの感動を蘇らせたいのだ。

サリーは、香織をソファーに寝かせて、火を点けたふりをする 『さあ、覚悟しなさい、火を点けるわよ、もの凄く熱いわよ』 香織は、熱がって苦しむふりをする 『熱い、熱い、ああ、ダメ、ダメ、熱い

ギャーギャー』 二人の演技力は見事なものである。本当の暴れ焼きパーティーの実感があるからだ。

もう、二人の興奮は、もう止まらない。


サリーと香織は何度も話し合って来た、それは、生と死である。

そして、その結果が出た、それは、使命なのだ。

香織の大切な友達は、サリーに食べられて、もう、この世にはいない、しかし、一日発表が早ければ、

友達は死ぬ事はなかった、でも、もし発表が一日遅ければ、今度は、香織が死んでいたのである。

そして、このままいけば、サリーも狂う病で死んでいた可能性が高い。

それは、仕方がない。死ぬ事も使命であるからだ。

今は、地球温暖化もない、戦争もない、ヤンバル人達と人間達は、愛に喜びを感じて、最高の幸せな生活を送っている、しかし、それには、多くの犠牲者もいる、数多くの人達が死んでいるのだ。

でも、仕方がない、それぞれの使命があるからだ、それぞれの使命を全うする所に平和がある。

そして、今、サリーも香織も生きている、勿論、それにも、使命がある。

サリーも香織も誠が大好きだ、その三人で、イチゴ栽培をして、最高の幸せな人生を送る事が使命なのだ。それが、今までの多くの犠牲者の希を叶える事でもあるからだ。


サリーは、香織に微笑み楽しそうに、言葉を発する 『あなたの肉、こんがりときつね色になったわよ

美味しそう、食べるわね』 そして、食べたふりをする 『あなたの霜降り肉、最高よ、最高に美味しいああ、凄く美味しいわ、もう、最高よ』 『私も嬉しいです、思う存分、お召し上がりください』

 サリーも香織も、もう、興奮で興奮で、興奮は止まらない。

勿論、暴れ焼きパーティーの嫌いな人はいない、みんなが喜ぶ、みんなが大好きな、楽しい、楽しい

暴れ焼きパーティーは、今も健在だ、こうして、今も、暴れ焼きパーティーは続いて行くのだった。


あとがき


この小説を、お読み頂いた方には、大変感謝しております。

本当にありがとうございました。

私は、この小説の、最も大切な場面に注目して頂きたいと思います。

それは、愛、です、愛は地球を救う、その事に注目して頂きたいのです。

私の真意は、世界平和です、それには、必ず、愛が必要です。その、愛に注目して頂きたいのです。

人喰い人種の地球侵略を考えたのも、どうやって、愛、を中心にした世界が作り出せるか、と言う発想から出たものであります。美香による純真教育、そして、愛の育まれて来た、人間達の世界。

そして、ヤンバル人達は今まで、放浪の旅をして来た、ヤンバル人達はその土地、土地の習慣の適応能力に優れている、そして、あれ程、虐待と残虐行為に喜びを感じていたヤンバル人が、愛に喜びを感じてしまう様になるからなのです。その原因の一つは、35歳までのヤンバル人同士の結婚は禁止になり、必ず、

ヤンバル人と人間との間にしか、子供を作る事が出来ないからです。

当然、ヤンバル人達は、愛に喜びを感じて、幸せで、幸せで、どうしようもない幸せな人生を送って行くようになるからです、愛は凄いのです、最高の喜びと最高の幸せの充実感があるのです。

私が一番注目するのは、愛、が地球を救うと言う事です、この小説の、一番の目的は、愛、です。

そして、その素晴らしい、愛によって、世界平和が、必ず、達成出来ると言う事です。


今、ウクライナ戦争の真っ最中です、しかし、プーチン大統領のロシアでは、多くのウクライナの人々を殺し、多くの建物を破壊しても、ロシアの法律では、全く問題ありません、法律上正しい事を正しくやっているだけの事なのです、しかし、疑問があります、どこか違うのです、それは、愛、がないのです。

勿論、その他にも、銃乱射事件、児童虐待、セクハラ、いじめ、暴力、パワハラなどがあります。

全てに共通するのが、愛、がないからなのです。


しかし、世界平和が実現する事が必ず実現する方法があります、読者の皆様方に分かるでしょうか。

それは、現在、愛を持つ事が自由になっている事が原因なのです。当然、悪い心を持つのも自由です。

愛は自由ではなく、強制的で良いのです、愛が強制的でも、社会に悪い影響は全くないからです。

愛の教育が、世界中で実現出来れば、世界平和が間違いなく実現出来ます。

そして、核兵器もなくなり、軍隊も必要ありません、間違いなく世界平和が実現します。

勿論、実現するのに、費用も全くかかりません。

これは、余りにも、当たり前で、当たり前で、全く疑う余地はありません、全く当たり前の事なのです。


私、佐々木一郎は、今度、新しい小説を、発表させて頂く事になりました。

題名は、アスカ物語です、これは、決して、架空小説ではありません、現実未来小説です。

必ず、世界平和が実現出来るのです。それだけではありません、読者の皆様方も参加する事が出来ます。

そして、読者の皆様方には、二人の会話を聞いて頂きたいと思います。


『私は、あなたが好きです、好きで、好きでたまりません、いいの、いいの、私の事は、気にしなくてもいいわ、あなたが良くなる事がいいのです、あなたが幸せになる事が一番よ』

『何を言っているんですか、僕もあなたが好きです、最高に好きです、いいんですよ、僕の事は、気にしなくても、あなたが、幸せなら、いいんですよ、僕はあなたの為なら何でもしますよ』

これを、愛と言います、ではこれはどうでしょう。


『中国は日本が好きです、これも、これも、タダで差し上げます、いいんですよ、中国の事は気にしなくても、日本が良くなればいいのです、中国は日本が良くなる為に精一杯頑張ります』

『勿論、ロシアも日本が大好きです、これも、これもサービスしますよ、いいんですよ、ロシアの事は

気にしなくても、日本が良くなれば、いいんですよ、何と言っても日本が大事なのです』

『いいんですよ、いいんですよ、日本の事は気にしなくても、皆さんの国が良くなればいいのです、皆さんの国の為、日本は頑張ります』

これを、愛の法律と言います、私達、アスカの最終的な目的になります。

しかし、これは、世界中の人々が、最も得をする、と言う事にもなります。

そして、世界中の人々が最高に幸せに暮らす事が出来ます、何と言っても、愛が頂点だからです。


勿論、今すぐに実現するのは無理です、しかし、小さな組織なら作る事は出来ます。

それは 『愛の国、夢の国』 です。

この組織は都道府県に最低でも一つの組織が作られます。

そして、入会は無料です、お金はかかりません、世界中で何処にもない、全く純粋な、愛の組織だからです、しかし、ここでは、厳しいルールがあります。

愛、は強制的だからです、愛をあげる活動を、必ず、しなければなりません、一年間、愛をあげる活動が

認められなかったり、愛、そのものがないと判断された場合、脱会追放処分の対象となります。

それを、見るのが、指導員です、指導員は一人一人の愛をチェックします。

そして、愛の基本的な考えは、2メートルのお箸です、2メートルあれば、勿論、自分の口に入れる事は

出来ません、しかし、周りの人には、あげる事は出来ます、勿論、多くの人にあげれば、当然、自分の口にも入って来ます、そして、自分への、愛もある程度必要です。

自分の、今一番困っている悩み、そして、自分の未来の夢などです。それを書き込む様になっています。

それを、参考に、愛をあげる活動を展開するのです。勿論、インターネットでも活動します。

そして、基本的には7割から8割は、愛をあげる活動を展開して行きます。

皆様方の多くの参加者を期待しております。

しかし、この組織には欠点があります、愛は、悪い人に利用され易いからです。

小説の様に、愛のある人間達はヤンバル人に、利用されて来ました、そして、現代でも、オレオレ詐欺

みたいに、世の中には、悪い人が大勢いるのです。

しかし、全員が、強い愛を持ったしかいなければ、何も問題ありません。基本的には会員同士と言う事になります。家族も、近所の人も、会社の人も、友達も、多くの愛に包まれて、あなたは、幸せで、幸せで、どうしようもない幸せな毎日、そして、あなたは、喜んで喜んで、喜びまくる人生を楽しみのです。

これが、あなたの、使命です。

勿論、愛のある所、喜びのある所には、大勢集まって来ます、インターネットでも配信します。


私、佐々木一郎は、日本で最初の、愛の国、夢の国の候補地を決定したいと、考えています。

それは、茨城県小美玉市です、まず、何よりも空港があるからです、現在、東京北空港への、名称変更の交渉もやっています、そして、何よりも人家が少ないのです、勿論、住宅地など人家が多ければ、将来

問題の起こる可能性もあります、私、ここが最適地だと考えています、しかし、そう言う条件が良いにもかかわらず、東京に近いのです。

そして、100万人都市を目指して行きます、やがて、ここが、世界の首都になるのです。

そして、都道府県に一つの愛の国、夢の国は、皆さんで考えて頂きたいと思います。

勿論、世界にも進出して行きます、アメリカ、中国、ロシアにも、愛の国、夢の国が誕生します。

全く、何もない所に、100万人都市を作るのです。

勿論、愛は強制的です、そして、世界中で愛の教育が行われます。

やがて、核兵器も軍隊もない、世界平和が間違いなく実現するのです。

勿論、この方法以外に、世界平和が実現する方法は100%ありません、千年先、一万年先もありません。

強制的な愛、以外に世界平和がが訪れる事は絶対にありません。

愛より勝れる方法がこの世に存在しないからなのです。


そして、小説、アスカ物語は12月1日、木曜日の午後5時頃に発表させて頂きます。


勿論、皆様方の、愛の国、夢の国への参加も、ぜひ、お待ちしております。

そして、詳しい皆様方の参加の方法については、やはり、あとがきで説明させて頂きます。

皆様方は、ぜひ、楽しみにして頂きたいと思います。















































私の真意は、あとがきにあります

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