リリに避けられているようです。
遅くなりました。
本当にごめんなさい。orz
ん?なんかリリが固まってる?
何か言いかけてそのまま時が止まったような姿勢。
「えーと、リリ?リリさん?聞こえてます?」
あら、やっと気づいたみたい。
なんかブツブツ言ってるけど…
「本当に過去に戻ってる…」とかなんとか?
「はっ、はい。なんでしょうかっ」
あ、やっと元に戻った。そしてなぜに敬語…
「えと、リリが固まってたから声をかけたのだけれど…邪魔してしまったかしら?」
「い、いいいえ!そんなことないよ!?」
「そう?ならいいけれど…ところでさっき何を言いかけてたの?私はーって言ったっきり3秒くらい固まっていたけど。」
「ううん!大丈夫!本当になんでもないの!気にしないで!」
なんだか必死みたい。これ以上探りを入れるのはやめておこうかな。
「わかった。で、ごめん。なんの話する?」
ちょっと無理やりだけど話題を提供しようとしたけど、リリは慌てたように
「ごめん、今日はもう帰るね。色々整理したいから。また明日、迎えにくるから!!じゃっ!」
と、マッハのスピードで帰ってしまった。
あれ、嫌われちゃったかな。
「ご主人様が気にすることは御座いません。ご友人とその使い魔が勝手に解決するでしょうし。…しかしまぁ、あの妖精がヘルメシアだとはねぇ…フフッ面白いことになりそうだ…」
まぁ、ルシフェルがそう言うなら…
でもなんかすっごい黒い笑みを浮かべているのは気のせいだろうか?
とりあえず、今日はりりも帰っちゃったし、魔法の練習でもしようかな。
「ご主人様!でしたらぜひ私にお手伝いさせて下さい!貴女様のその聡明な魔力いちげきを是非とも直で受けてみた…グフォァっ」
なんかルシフェルが気持ち悪いこと言ってたような気がしたからとりあえず黙らしとこう。
ん?なになに?「ご褒美ですご主人様ぁ…っ」
………ドスッ。
さぁ〜てと、魔法の練習しに行きますか!
次回はいつになるか分かりませんが、首を長くしてお待ちいただけると幸いです。