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使い魔召喚の儀。

夏休み、終わっちゃいますね。

私は宿題が終わりません。_:(´ཀ`」 ∠):

「桜の花が美しく咲く今日。私たちはこの日を迎えられたことをとても嬉しく思います…」


あぁ、長いな。こんなに書かなきゃよかった。どうも皆さん。カーリアです。私は今生徒代表の挨拶を読んでいます。え?何故かって?そんなの私が首席だからっていうのと、(仮)皇太子妃だからに決まってるでしょう。

じゃないとこんな面倒なこと自分からしないわ。

頭が良いに越したことはないけど全校生徒と保護者の前に立つのはやはり緊張する。侯爵家だから挨拶はするけれど、こんな大人数は初めて。自分でもちゃんと喋れているか分かんない。

あ、でもそろそろ終わりみたい。よかった。


「…生徒代表カーリア・デルヴァナーデ。」

そして私は淑女の見本と言える完璧なお辞儀でその場を去る。私が去った後でも、拍手は鳴り止まなかった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「続きまして、使い魔召喚の儀を行います。名前を呼ばれた生徒はこの魔法陣の上に立って下さい。まずはレンディエナ嬢から…」


来たわよ。ついに使い魔召喚の儀が始まったわ!どうしよう、楽しみすぎる…やっぱり猫がいい。すっごく可愛い子猫!あの潤んだ瞳と声はたまらない…


「カーリア、よだれ出かけてる…皇太子妃がそんなんじゃダメだよ。もう。」

「あ、ありがとう。アブナイアブナイ。」


興奮しすぎてよだれが出かかっていたみたい。

あぁ、早く来い来い私の番!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「次、カーリア嬢。魔法陣の中へどうぞ…

それでは、魔法を唱えて下さい。」


「はい。」

辺りに声ひとつしないことを確認しながら私は、魔法を唱える。

さぁこい使い魔!


ーーー我、汝を求むものなり。我の声が聞こえるものよ、我の前に姿を現し、汝の力を解放したまえーーー


辺りが今までにないほどに光り輝く。

そしてその先に佇むモノは…


「お呼びでございますか。我が主人(マスター)。この私が貴女の手となり足となりましょう。」


ーーーーーー 悪魔 ーーーーーー

神の次に高い位を持つ高貴な魔族。

その魔族が1人の小娘に跪き、頭を項垂れる。そして、にっこりと私に微笑みかけた。


その絵は見ている者を虜にし、また、恐怖も感じさせた。

次回はもっと早めにしますね!

切りが悪くてすみません!!

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