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魔法学校へ入学。

沢山のブックマークありがとうございます!

正直こんなにたくさんの方に読んでもらえるなんておもってもみませんでした!(前にも言った気が…)

そしてなんと!初評価いただきました!ありがとうございます!こうして私が小説を書き続けられているのは皆さんのおかげです!本当にありがとうございます!

ついに。ついにこの日が来た。

私とリリの「魔法学校」入学の日が…っ!


「カーリア?どうしたの?プルプルふるえて。どこか具合でも悪い?」

相変わらず私の天使超絶可愛い。


「大丈夫よ。ただ、やっとこの日が来たなあって思って。」

「ふふ、そうだね。カーリアすごく楽しみにしてたもんね。使い魔ができるーって。」


そう、私がこうして入学式の日を楽しみにしていたのはほかでもない。使い魔ができるからなのだ。

母様と父様と兄様の使い魔たちはそれぞれとても愛らしく、かっこいい。

母様は小鳥、父様は犬。そして兄様はオオカミをそれぞれ使い魔にしている。

みんな主人の言うことをよく聞き、しっかり命令に従ってくれるとてもいい子達である。


「私、どんな使い魔ができるのかしら。猫?うさぎ?はたまた妖精かも…なんてね。」

「カーリアなら妖精でも使い魔にできると思うよ?妖精は美人が大好きみたいだしね。クスクス」

「やめてよリリ。貴女のほうが妖精の好みに近いでしょうに。もう。」


妖精。それは前世には存在するわけのない生き物。しかしそこはさすが乙女ゲーム。妖精という超次元的な存在のいきものもいる。

けれど妖精を使い魔にするのはそう簡単なことではない。妖精に選ばれるのは、50年に一人、いるかいないか。

その厳しい条件とは


ひとつ、女であること

ひとつ、人から好かれる性格である者

ひとつ、聡明な心を持つ者

ひとつ、魔力が強い者


これが絶対条件。顔が美しい者でも、心まで美しい人間はそうそういない。

貴族で主人になる者がいればそれこそ奇跡である。蹴落とし蹴落とされという醜い争いごとをしている貴族なんかに妖精が主人なぞ選ぶわけがない。


しかし貴族はそれでも妖精を使い魔にしたいという。

その理由は…


「それに、妖精に選ばれてしまうと国を背負うことになるのよ。私はそんな面倒なことしたくないわ。だから貴族はこぞって自分の娘を妖精の主人になれるよう必死に教育させるのよ。ま、そんなことしても親が手を汚している時点でその貴族の娘に主人の器なんてないのだけれど。」


要約すると、この国の王妃になれるということ。貴族はみんなそこを狙っている。

私?ああ、確かに皇太子殿下が婚約者だって言ったけど、それは誰も妖精の主人になれなかった場合の保険よ。国で一番賢い娘を皇太子妃にしたいという王様のお考えなのだそうだ。

自慢じゃないけど、私この国で一番賢いって言い切れると思う。


「カーリアってば厳しい!でもそうね、確かに貴族は色々とやらかしてそうだもの…あああ!違うのそんな顔しないで?カーリアは別よ?私を助けてくれたその日から傍にいるから、カーリアがどんな子かっていうのは私が一番よく知ってるから!」

「そんな必死になって言い訳しなくてもちゃんとわかってるから大丈夫よ。ありがとう。

ずいぶんと話し込んじゃったわね。さ、魔法学校へ向かいましょう!」


この時私は、自分がフラグを立てていることに気づくわけもなかった。


ってまだ学校行ってなかったんかい!っていう突っ込みはやめてね笑

私自身も仮設定では門の前にたっている設定にしてたんですけど、いつの間にかカーリアの家に…笑

次投稿できるのいつになるか未定です。

ですがなるべく早く更新できるようがんばりますので、よろしくおねがいします!!


感想お待ちしております!感想くださったらお気に入りユーザーに勝手に登録してしまいますが、悪しからず。あ、評価も待ってます!!



Q.どうしてリリちゃんは学校に入学できたのですか?

A.各貴族で伯爵家以上の家は、平民でも一人なら一緒に入学できるという作者のなぞ設定(神の力)のおかげで、カーリアの友達として入学できました。普通の貴族は平民に友達なんていないから連れてこないけどね

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