カナタノート No.1
何かあったときのために、皆が集めた情報などを書き残しておくことにする
世界
魔物が世界全土・・海や川の中までいる
女神が人の住み易い場所にいた魔物を、住み難い山の奥や谷、深い森などに導いたとされる
魔法は誰でも使えるとされているが、適性や魔力により使えるかが変わってしまうらしい
ウェーブ
魔物が狭間より湧き出てくる現象で、魔物の強さや数などは、その時にならないと解らない
協会に女神からの使者が来て、どの場所に狭間が出来るか警告が出るらしい
狭間の場所が分かるのなら、結界とかすれば良いのに・・・
発生の間隔は、10年に1度らしい・・・長いな・・・
英雄
英雄とは、Lv100を超えた者と言われているが、ウェーブで功績を上げた者もそう呼ばれている
後者の場合は、レティアに呼ばれ褒美を授かることがあるとのこと
つまり、ウェーブで活躍するのが第一目標となる
勇者
空より召喚される(異世界召喚だと考察される)人が魔王を倒したことで、敬って呼ばれ始めた二つ名だと言う。つまり魔王を倒せば、勇者になるはずだ
勇者になれば1つ願いを叶えてくれるというのも、伝承で言われている
ダンジョン
一月に1回、もしくは踏破された時にリセットされる
リセットされたダンジョンは、鉱脈や素材などが復活するらしいので、リセット直後に人が増えるという
宝箱もあるらしく、言い伝えではマジックバッグ(ギフト)やダンジョンで死んだ者の装備が修復され宝箱で出るという・・・お金も宝石も出るみたいだ
種族
獣人、エルフ、ドワーフ、魚人、蜥蜴人、蛇人、鬼人、竜人、人など、多種多様な者達がいる
他種族での結婚・出産も出来るが、どちらかの種族が産まれることが多い・・・稀に先祖がえりもあるらしい
その中で神聖視されているのが【ハーフ】だという
ハーフは、種族の特性を2つとも使えるのが特徴で、ハーフ生まれりゃ3代遊べる・・・そう評されることがあるくらい貴重だという
全くと言って良いほど産まれることは無いようだが・・・
ハーフの子供は100%【クォーター】となるらしい
クォーターは、生まれることがあっても1歳になる事は無い・・・つまり、ハーフは子供が産めないらしい・・・魔素のせいでは無いかと考察するが実証できない
ティンバーウルフローナ国
337年の歴史を持つ、獣人の王の国
特産品は、岩塩(ダンジョン産)、ラネアクロウラーの魔糸(他国では、魔絹と呼ばれ他の魔糸より高値で取り引きされている)
立地は、針の山と呼ばれている山で囲まれており、中腹まで三段の階段状になっており、上から王城(王城門)、貴族街(第3門)、平民街(第2門)、農地(第1門)となっている
初代ティンバー・ウルフローナが、英雄になった際に貰った結界の魔晶石がある。これは第2門までスッポリ覆うバリアとの事。中は安全だが、外にも出られないため屋敷を建てたらしい
平民街は、区画分けがされていないのでゴチャゴチャしているし、空き家も目立ち貧民たちが勝手に住んでいたりする・・・子供もかなりの数いる
何とかした方がいいと思うが、区画整理などは全くわからない
種族の差別などは少ない実力主義の国で、人族の貴族が多くいた・・・しかし、人族の貴族はウェーブが近いと聞き、他国へ逃げ出した
ウェーブでは、貴族の代わりに大将軍が病を押して出陣し、何とか滅ぶのを免れた
噂されていたことだが、貴族が逃げるとは・・・今何処にいるんだろう?
初代:全王と呼ばれており、内政、武力共に伝説となっている・・・しかし、死病で後継者を選ぶこと無く亡くなる。100歳を超えていたという
2代:崩王。初代の築いた他国との関係や内政などを滅茶苦茶にし、全てを崩した王。死病で亡くなったとされる
3代:殺王もしくは復王。2代目の腐敗した政治を変えるため貴族を殺しに殺しまくった王。平民には平等に接していたため平民の人気が高い(2代目は3代目に殺されたと噂される)。死病で死す
4代:回王。離脱した近郊都市と対話をし、良好な関係を築いた(合併は出来なかった)。死病で死す
5代:観王。外交、内政に力を入れ国土をある程度回復し、かなりの武人だったと噂される。次王に長男ではなく次男を選んだ特殊な王。死病で死す
6代:賢王(現在)
奴隷改革:奴隷を2つに分けた。犯罪奴隷と借金奴隷。借金奴隷は借金を返還すれば平民に戻れる
税改革:仕事での利益や家の敷地の大きさでの税の増減の変更、冒険者の達成クエストからの天引き(表示額は天引き後の額)によって、冒険者は家などを持っていなければ税を払う必要がない
商業改革:商業権を廃止し、誰でも店を出せるようにした(露天売りの場合は、基本タダ。行き過ぎた利益を取っている場合は申請が必要)
大将軍制:王に次ぐ権威の持ち主。主に軍事をつかさどり、自分の意思で出兵することができる・・・1代限りで、現王のときのみの役職
他にも改革を一気に進め住み易い国にしたが、まだ他国に浸透してなく人は集まらない
初代ティンバー・ウルフローナ王
名も売れていない冒険者だったが、仲間と共にダンジョンを攻略して一躍有名になる
次のウェーブで目覚しい活躍をして、差別されている獣人が安全に住める街を作りたいと願う(結界魔晶石を貰う)
針の山にオークたちが住んでいて、そこならば安全に住める土地になるとアドバイスを受けて、オークを殲滅し街を作る・・・他の街の獣人も呼び王となるが、結構高齢だったという
王は、街の近くに魔物がいると真っ先に飛び出し殲滅し、民から多く支持され敬愛される
妃は1人しか取らず、3人の息子、2人の娘が生まれるが、2人の息子は死病により他界
1番臆病な息子が生き残った・・・崩壊の歴史が・・・(割愛)