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努力の実る世界  作者: 選択機
第2章 ティンバー・ウルフローナ王国
41/406

若返り? 日常会話

1日のアクセス数も多くなって、感謝が絶えません

いつも読んでいただく皆様、ありがとうございます


ブックマーク・評価 本当にありがとうございます


6/22 改稿あり 加筆あり

「あの、ヨシさん、髪の毛の根元が黒くなってきてませんか?」


「そうなのよ、ボリュームも増えてきたみたいなのよ~」

 ヨシさんは、そう言うと笑顔で髪の毛を触る。


「いいことですね~・・・あと、最近歯がぐらつきませんか? 歯ブラシがなくて木の皮みたいな物で磨いているからなのかな?」

 口を開けて歯を指差しながら言う。


「私はおばあちゃんだから抜けるのは解るんだけど、歯が無い所も少し痛いのよね・・・」


「解ります! 全体的に歯茎が盛り上がってる感じがするんですよね」


「まさかとは思うけど・・・生え変わりなのかしらね」


「やっぱりそう思いますか? ただ、歯医者だった人がいるわけじゃないので訳が解らないんですよね~」


「どうして?」


「だって、乳歯の下に歯が待機しているから生え変わるのであって、いきなり生え変わるのってなんだか変ですよね」


「でも、無くした歯を取り戻せるのは嬉しいわ」


「それは思います! 俺も虫歯が多いので」


「いい事ってことにして、様子を見ればいいんじゃないかしら」


「そうですね、そうしましょうか」


◇◆◇


「ねぇ、ショウマ君」

 朝錬の突きの練習時に話しかけてみる。


「なんだ? 突きの最中は集中しないと変な癖がついちゃうぜ?」

 ショウマ君は、突きを出しながら会話に応じてくれた。


「ごめんごめん、なんか習ってみたいこととか無いのかなって思ってさ」


「あ~・・・特には無いな、強いてあげるならモンスターと多く戦ってみたいって感じか」


 何処の戦闘民族だ・・・


「そっか、自分でなんか出来ると便利じゃない?」


「俺は器用じゃないからな・・・特に不便じゃないさ」


「了解、なんかしたい事があったら言ってね、援助するから~」


「解った、助かるよ」


◇◆◇


あたし(アカネ)は~、コノミンの部屋へ行って~、世間話をして~、ずっと気になってたことを聞いてみた。


「ねぇねぇ~、コノミ~ン・・・カナタさんの事すきなの~?」


「いきなりなんですか! 藪から棒に!」

 コノミンは、慌ててた。


「だってさ~明らかに態度違うじゃん?」


「男の人が苦手なだけです! カナタさんは話しやすいんですよ・・・」


「あ~あるある、なんか話しやすいよね~、でもさ、他の人に取られちゃうかもよ?」


「好きなのは確定なんですか!」


「え~? 違うの~?」


「正直なところ解らないんです。恋人というより・・・お父さんって感じ?」


「あっはっは、そうそう! あたしも一緒一緒~!」


「でしょう? ですから何とも言えないんですよ」


「何となく女慣れしてる気がするし~、昔遊び人だったとか~?」


「それはそうでしょう。サラッと変なこといいますもんね」


「だね~・・・コノミンのことだけ優しいって訳じゃないしね~」


「また戻るんですか!」


「だって~・・・暇じゃ~ん・・・面白いことないし~・・・TVすらないんだよ~?」


「まぁそうですね、娯楽とかは無いですもんね~」


 その後も、楽しく話していた。

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