表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私と彼の恋模様  作者: 辰野
92/224

92.

 「あーー、ダメだ。全然揃ってくれなーーい。なんであと3枚まできて揃ってくれないのーー!!」

 「別にいいじゃないですか。僕なんてまだ7枚も手札あるんですよ。羨ましいです」

 「それより、明美。あんたジョーカー持ってるでしょ。早く白状しちゃいなさいよ」

 「だから私は持ってないって。それより白崎さんの方こそ持ってそうじゃん。さっきから手札減ってないし」

 「手札が減ってないからって人を疑わないでくれよ。…………ほら、やっと減った」


 私たちは新幹線の中で定番中の定番であるババ抜きでこれまでもかという盛り上がりを見せていた

 日頃、ババ抜きをしたところでここまで盛り上がるなんてことはないのに雰囲気が違うだけでこれほどまでに盛り上がれるものなのかと感動した

 これまで旅行といっても小学校6年生で行った修学旅行しかなかったので、すごい新鮮味があってさっきからテンションがおかしいほど高くなっていた

 もちろん、テンションが高くなっているのは私だけではなくて日頃おとなしい海音ちゃんまでもはっちゃけている

 浜口くんなんかあまりにも和むのが早すぎて白崎さんたちとは初対面だったことも忘れてしまっるみたいだ


 「よし、あーーがりっと。つまり罰ゲームを受ける事になるかもしれないのは直人か明美ちゃんってことだよね。明美ちゃん、頑張れ!」


 そしてこのゲームにはちょっとしたペナルティがある

 ゲームを楽しむためには負けた人が罰ゲームをしたり、勝った人がなにかご褒美をもらえたりとするのはよくあることだ

 私もその意見には賛成だったしどうせ罰ゲームがあったとしても誰かの荷物を運んであげるとかその程度だと思っていた

 けど、まさかその罰ゲームが初恋の人の話なんて聞いてないって!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ