表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私と彼の恋模様  作者: 辰野
89/224

89.

 「行ってらっしゃい明美。海音ちゃんたちと仲良くやるのよ。あと、あなたたちを連れて行ってくれる人たちにもちゃんとお礼を」

 「大丈夫だってお母さん。もう、ただ旅行に行くだけなんだし心配しすぎ。私一人で行くんじゃないんだしもう中学生になったんだから大丈夫だって」

 「…………そっか。もう明美も中学生だもんね。せっかく連れて行って貰うんだし楽しんできなさいよ」

 「うん、それじゃあ行ってきまーす」


 まだ日が昇っていないような時間に私は家を出ることになった

 夏休みが始まってもう半分が過ぎているが、こんなにも早くから起きているのなんて初めてかもしれない

 小学校のころとかは朝のラジオ体操で6時半には強制的に起こされていたが、それよりも早い時間だ


 結局、あの電話はどこかの大きなショッピングモールに行こうとかそんな生易しいものではなく、白崎さんの言っていた通りとんでもない規模のものだった


 本来はあかりさんたちの家族と白崎さんで旅行に行く予定だったらしいのだが、あかりさんのご両親が急に仕事が入ってしまい行けなくなってしまったのだという

 かといって旅行をキャンセルしようにもかなりの額のキャンセル料が要るのでもったいないからと私たちが誘われたのだ

 そんなお誘いが来るなんて全く想像していなかったので恐縮して渋っていたのだが、いつものあかりさんのテンションに乗せられてついていくことになってしまった


 まさか旅行の話だなんて思っていなかったので念の為にお母さんに相談してみたら「まぁ、ちゃんと見てくれる人が居るならいいんじゃない?海音ちゃんも一緒なら心配しなくて大丈夫だしね」と、案外あっさりと許してくれたので驚いた

 海音ちゃんも「なんか白崎さんたちに悪いよね」と言いながらも行く気満々でかなり早い段階から旅行の話で盛り上がっていた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ