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私と彼の恋模様  作者: 辰野
88/224

88.

 ブルブルブルブル、ブルブルブルブル

 外ではセミの鳴き声がうるさいほど鳴り響き、エアコンの電気代もバカにならないので扇風機の風量を最大にし、熱風を浴びていたらいきなり携帯が鳴り始めた

 いつものように海音ちゃんかな~~、って思いながら携帯の液晶を見てみるとそこには白崎さんの名前が映しだされている

 白崎さんたちは今年が受験生になるので私たちからはあまり連絡をしたことはなかったが、たまにこうやって白崎さんたちの方から連絡してくることがある

 あかりさんから電話が来るのはよくあることだけど、白崎さんから電話をかけてくることはほとんどないのでなんだか新鮮だ


 「はい、もしもし。白崎さんが電話をかけてくるなんて珍しいですね。いつもはメールが多いのに」

 「メールの方がいつでも見られるしどんな話をしていたのかも分かりやすいからな。けど今回は直接話したほうがいいと思って。堀川さんの意見も聞いときたかったし」

 「意見?またあかりさんがなにかしたんですか?」


 これまでの経験上、白崎さんが私に意見を求めてくるときはあかりさん絡みのことが多かったので直感的にそう思ってしまった

 会った当初はとても美人で話しにくいって感じだったけど、今はものすごく明るい人、言い方を変えればかなりのトラブルメーカーだということがハッキリしてきた


 「いや、今回はそんな困った相談みたいな感じじゃないって。いくらあかりのやつでもそこまで問題起こさないよ。堀川さんさ、来週とかなにか予定入ってたりする?」

 「来週ですか?特に予定ないですよ。夏休み入ってずっと暇だから家の中でゴロゴロしてると思います」

 「宿題とかちゃんとしとけよーー。でもまぁいいや、じゃあ来週の火曜と水曜は空けといてくれ。堀川たちがよければ出かける予定になりそうだから」

 「はい、分かりました。来週の火曜と水曜日ですね。それにしても珍しいですね、こんなに早くから予定立てるなんて。大抵あかりさんに誘われるときは前日なんで逆に不信感があります」

 「まぁ今回は規模が規模だからな。ちょっとそこらまで買い物って感じじゃないんだわ。ま、また連絡入れると思うからその時の楽しみってことで。それじゃ」

 「えっ、ちょっと待…………切れちゃった」


 結局どこに出かけるんだろうか

 また連絡するって言われたけどそんなに大きなショッピングモールにでも行く気なのかな

 それともちょっと遠いところ?

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