表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私と彼の恋模様  作者: 辰野
45/224

45.

 プルプルプルプル、プルプルプルプル。


 あれ、どこかでなにか鳴ってる

 ……あぁ私の携帯か。そういえば着信の音だった気がする

 こんな時に誰…………海音ちゃんか。早く出てあげないと海音ちゃんに気づかれちゃうよね


 「…………もしもし」

 「明美?なにか私に言うことがない」


 海音ちゃんはいつもこうだ

 普通の人が怖くて聞けないようなこと

でもズバッとドストレートで聞いてくる

 いつも他の人にはデリカシーがないとかはた迷惑だとかいろいろと言われてるけど、私はそんな海音ちゃんがカッコイイと思う


 「…………黙って帰っちゃってごめんなさい?」

 「今、明美の下駄箱の前にいるんだけど」


 私の最後の抵抗もあっさりと破られて話の流れを持っていかれる

 そっか、もうバレちゃったんだね


 「あんたさあ、潰れそうになったときは必ず私に言いなって言ったよね。絶対に私が一緒に支えてあげるからって言ったよね。なんで私を頼ってくれないかな」

 「だって…………そんなことしたら海音ちゃんまでいじめられちゃうじゃん!!心配かけちゃうじゃん!!悲しくさせちゃうじゃん!!そんなこと私にはできないよ!!」


 気づいたら私は海音ちゃんに対して怒鳴っていた

 海音ちゃんはなにも悪くないのに、単なる八つ当たりなのになぜか私の心はスッキリした


 それほどまでに自分が潰れかけていた事に初めて気がついた


 「……言い分はそれだけ?たったそれだけ?」

 「…………」

 「なら私も一緒にいじめられてあげる。心配させる?悲しませる?こんな大事なこと黙ってられるほうが心配するじゃん!!

 親友ってなんでそばにいるのか分かる?一緒にいて楽しいからとかそんな簡単なことじゃないよ。お互いを支え合うためにそばにいるの」

 「…………」

 「そんな親友に対して心配させるとか悲しませるとか言ってんじゃないの!!迷惑かけて当たり前、むしろ相手に迷惑をかけられるほど相手を信用してるから親友なの!!

それともなに、明美は渡しを親友とは思ってくれてないの」

 「そんなわけない!!」

 「じゃあこれまであんたがされたこと全部話しな。私たちがその問題を解決してあげるからそれまで学校には来ないこと。分かった!!?」

 「…………ぅn」

 「返事!!」

 「うん!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ