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私と彼の恋模様  作者: 辰野
25/224

25.

 「で、明美ちゃんは今どんな気持ち」

 「ふぇ?今の気持ちですか?」


 私を助けてくれたヒーローのような人

 私がずっと会いたくて探し続けていた人

 そしてその人が今目の前にいる


 「ものすごく…………恥ずかしい……です…………」


 確かに会えて嬉しい、言葉で表せられないほどに

 けど、会いたかったのは私だけだ


 白崎さんは別に私と会いたくてこの場にいるわけではない

 この場に私がいるから会っているのだ


 白崎さんの気持ちなんてこれっぽっちも考えず、勝手におうちに上がり込んでる私たち

 お邪魔じゃないんだろうか、私たちは今すぐにでも帰ったほうがいいのではないか


 私の白崎さんに会いたかったという軽はずみな行動でこんなことになってしまっている

 白崎さんの事情も都合もなにも考えずに……


 それらを含めて私はものすごく恥ずかしい


 「…………そっか、じゃあ怖くないってことよね」

 「怖いなんて全然思ってないです!!むしろ私個人としては会えて良かったです」


 そう、私の一番の目標だった白崎さんにお礼は言えた

 ならさっさとこの場から立ち去ったほうが白崎さんのためだろう


 「よし、じゃあ行こっか」

 「いえ、駅までの道のりなら覚えてるんで」

 「?何言ってるの、まだ買い物行ってないじゃない」


 そういえば今日はあかりさんに買い物に誘われたんだった

 白崎さんに会ってすっかり忘れちゃってた


 ……けど、白崎さんとは途中で会わせてあげるって言ってなかったっけ?


 「ちょっと待ってくれ、まだ何も準備してない」

 「はいはーい、じゃあ15分だけ待ってあげる」


 ………………………


 「えっ!?白崎さんも一緒に行くんですか!?」

 「あら、直人と一緒にいるのは嫌?」

 「嫌じゃないです!!…………嫌じゃないですけど白崎さんの方こそ迷惑なんじゃ……」

 「俺か?どうせあかりの買い物に付き合わされる予定だったからな。むしろ話し相手が増えて嬉しいぐらいだ」

 「うん、じゃあ決まりね。二人は適当にくつろいでていいわよ」


 マジですか!!

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