表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私と彼の恋模様  作者: 辰野
23/224

23.

 一瞬だけ時が止まったような気がする

 正常に流れているのはあかりさんだけ


 海音ちゃんはあかりさんと言い合っていた時にいきなり他の人が入ってきたから

 そして私と入ってきたお兄さんの気持ちはどちらもまったく同じなはず……


 …………あのときの


 「お、やっぱりその反応、人違いって訳じゃないみたいね。明美ちゃん、今の感想はどう?」

 「えっ!?ってことはこの人が明美を助けてくれた人!?なんでここに!?」

 「…………まだ俺の思考能力じゃどうしてこんな状況になってるのかは分からないがひとつだけ分かることがある。あかり、お前はなにをした!!」

 「まぁまぁそんなに怒らないでここに座りなさい、直人(なおと)くん。この私がこの状況について説明してやろうではないか」

 「ここ俺んちだからな!!説明もなにも犯人お前なのは丸分かりだけどな!!」


 ぶつくさと文句を言いながらもしぶしぶ椅子に座る

 髪がちょっとボサついてるし服装も部屋着使いそうなものなので恐らく先まで寝ていたのだろう

 どこでってもちろんここである


 話を聞いていた限りここは直人さんの家であかりさんはちょくちょくここに来ているみたいである

 入るときに鍵を使って玄関を開けていたので直人さんも了承済み

 つまりあかりさんは不法侵入者とかそういう人ではないってことである


 けど、勝手に家にあがり込まれてもいいような関係ってどういうことだろう


 兄弟?にしてはそんな感じはしなかったし…………

 …………もしかして、恋人?


 やっとのことで言い争いが一段落したのか二人がこっちに向き直る

 話の内容までは頭に入ってきてないがどうやらあかりさんが勝ったらしい、態度で分かる


 「とりあえず事情はなんとなーーっくだけど分かった。つまり、君が俺を探していたと」

 「は、っはい。あの…………前にお礼言い忘れたから……その…………会ってお礼が言いたくて…………つい」

 「はぁーーー、別に気にしなくていいよ。というか俺の方こそごめんな」


 …………ごめんってなんの事?

 直人さんはなにも悪いことしてないけど?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ