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私と彼の恋模様  作者: 辰野
18/224

18.

 駅からファミレスまではそこまで距離がなかったのですぐについた


 でも本当に良かったのだろうか

 私たちが引き止めてしまったばかりにこの人は電車にも乗れてないしお昼もご馳走してくれると言っていた

 流石に申し訳ないので自分で払うがなぜかさっきからあかりさんが興味深々なのだ


 「ここならそこまで人もいないしゆっくり話せそう」


 そう言って店の中で一番角であまり人目につきそうにない所に腰を下ろしてしまった

 トイレからも遠いし他の席はたくさん空いていたのになんでここにしたんだろうと思いながら席に座る

 定員さんにそれぞれ食べたいものを頼んで簡単に自己紹介した後に早速本題である


 「で、明美ちゃん。あなた三代駅で痴漢にあったんじゃない」

 「ブフォ、あかりさん、なぜそれをご存知で!?」


 明美は頼んでいたパスタを喉に詰まらせ咳き込みながらも質問を返した

 私もなんであかりさんがそれを知っているのか気になっている


 さっきの自己紹介では私たちが風見ヶ丘中に通っていることと名前ぐらいしか話していないので明美が痴漢にあったことは知らないはずである

 明美の話だと痴漢にあったことは明美を助けてくれた高校生さんのおかげで誰にもバレていなかったらしいし、自分から痴漢にあったことを言いふらすような子ではない


 もちろん私もそのことについては誰にも言ってないので知っているのは私と明美と助けてくれた高校生さんぐらいしか…………


 「もしかしてあかりさん、その人とお知り合いですか」

 「お、海音ちゃんは感がいいね。そ、明美ちゃんを助けた高校生っていうのは私の知り合い」

 「ふぇ?ふぇぇぇぇ!!」

 「明美、驚き過ぎ……」


 それであかりさんは私たちが駅の名前を言った時に反応したのだろう

 あかりさんもその人から事情を聞いていろいろと知っていたからこそ、わざわざ人気がなくてゆっくりと話せる場所まで移動してくれたのだ 

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