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私と彼の恋模様  作者: 辰野
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119/224

119.

 「おっそーーい、なかなか来ないからもうパフェ頼んじゃったからね」

 「お前ら俺らに選ばせる気なしだろ!!しかももう空になっているのがあるんですけど!?」

 「あーー、ちょっと手が止まらなくなっちゃってつい、ね。一つ食べてもまだ足りないからさっきのは直人のってことにして今度は自分のを食べるよ。

 直人は明美ちゃんから分けてもらって」

 「いろいろとつっこみたいところはあるけどこれだけは言っておこう。太るぞ」

 「ご忠告ありがとうございましたーー、だ」


 レストランに行ってみるとそこには大量のパフェとさっきまで泳いでいたイルカが泳ぎ回っている姿が目に入ってきた

 大量のパフェについてはまぁいいとして、イルカが泳いでいる姿をここまではっきりと見えるなんて驚いた

 イルカのレストランと聞いて私はイルカ模様の壁紙が一面に張っているのかと勝手に想像していた

 けどそもそもこのレストランに壁紙が貼れるような壁がないことが最大の誤算だった


 このレストランは円に沿っている感じで普通のレストランとは違い、ちょっと丸くなっている

 そして私たちが何を取り囲んでいるのかというと、さっきまで私たちが見ていたイルカショーの水槽である

 イルカショーが終わって自由時間となっているのか、イルカたちは水槽の中をぐるぐる回ったり2頭でじゃれあっていたりと自然体のイルカが見られる


 もちろんあかりさんが頼んでくれていたパフェも美味しかった

 溢れんばかりにのせられているソフトクリームに大量のいちご、中の方にもぎっしりといちごが詰められており、たまにブルーべりーの味が刺激的でまさに絶品だった

 夕飯を残さずに食べきれるか心配するぐらいの量があって私はすごい満足したが、あかりさんはこの大量のパフェを白崎さんのも合わせて2つも食べているので驚愕である

 流石に白崎さんにおすそ分けするのは恥ずかしくてやらなかったが、白崎さん本人は別にいつものことだからとパフェに対する未練はなかったみたいだ


 「うん、ごちそうさまでした。満足、満足」

 「あかりさん、ほんとに2つも食べちゃいましたよね。夕飯のときとか大丈夫なんですか?」

 「う~~ん、たぶん大丈夫かな。お昼がちょっと少なすぎて物足りなかったの」

 「そりゃ、あのお弁当食べたらそうなりますよ!!だって元はあのお弁当子供向けなんですよ!!

 垣根沢とか堀川でも足りないような量なんだからあかりさんが足りるわけないでしょ!!」

 「ちょっとあんた何言って……………って言ってもそこまで侮辱されてないか」

 「垣根沢は俺の言葉全てに突っかかってくるのやめてくれないですかね!?」

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