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私と彼の恋模様  作者: 辰野
100/224

100.

 「うう~~ん、美味しい~~~~。このオムライスなかなかいけるよ。ケチャップの量も絶妙で中にあるグリーンピースが全然気にならないの」

 「あっ、結局そのご当地キャラ弁当買ったんですね。しかもバリィさんの頭から戸惑いもなく…………」

 「だってどうせ食べるんでしょ。それならさっさと頭から食べて息の根を止めてあげたほうがいいじゃない」

 「どこから食べてもいいですからそんな生々しいこと言わないでください!!」


 前の席ではすでに駅弁を食べているらしくものすごく盛り上がっていた

 本当は私たち中学生組が前に座る予定だったけど、白崎さんの隣に座っても新鮮味がないということで3列のうちの真ん中の席に座るはずだった私の席と交換したのだ

 けどそれは私の隣には白崎さんが座っていることを指していて……


 「あ、あの…………このお弁当美味しそうですね。特にそのひじきとか」

 「ん?確かに美味しいけど堀川さんひじき好きだったの?なんならあげようか?」

 「い、いいいいえ。私はそんな意味で言ったわけでは」

 「ほら遠慮するなって。俺もそこまでひじき好きなわけじゃないしさ」

 「…………いただきます」


 なぜだろうか。いつもは全然気にしていなかったのに急に白崎さんと二人っきりになったら緊張してしまう自分がいる

 私の男性嫌いは治ったはずだし、なによりも白崎さんにだけ緊張する理由が分からない

 あかりさんと話す時は全く緊張しないから年上が苦手ってわけでもないだろうし、私、どうしちゃったんだろう…………


 それに成り行きでひじきをもらってしまったけど、これって本当にもらってもいいものだったのかな

 白崎さんはひじき嫌いだからって言って私にくれたけど、白崎さんって嫌いな食べ物はないって前に言っていなかったっけ?

 もしかして私がひじきが好きだなんて嘘をついてしまったから、気を使ってひじきをくれたんじゃないかな

 確かによく味がしみてて美味しいけど、無理やりもらってしまった申し訳なさと白崎さんがさっきまで食べていたものを食べている恥ずかしさで死んでしまいそうだった

 さっきまで気にしてなかったけどこれって関節キ…………

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