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和とモテ男

私は、桜丘学園2年C組伊美島和いみしまのどか

私の周りにはバカな男どもがたくさんだ。

私に惚れる男どもとか私に親切にしてくれる男どもとかその男どもに嫉妬する幼馴染とか。

なんでこう私の周りにはバカばっかりなのだろう。

とそう考えていたら、2年A組の小崎大和こさきやまとがクラスに来た。

小崎は学園で一番頭が良く、一番かっこいいナンバーワンの男子らしい。

私にはよく分からないがみんながそう言っている。

「和ちゃーん!俺、和ちゃんの彼氏に立候補したいな?」

「はっ!?」

こいつは頭大丈夫か?

またわけの分からん事を言ってやがる。

しかもいつの間にかに下の名前で呼んでやがる...

(俺、和ちゃんの彼氏に立候補したいな?)

この言葉から、私の逆ハーレムが始まった。

「待った。俺も立候補するぜ!!!」

あれは同じクラスの和野純也わのじゅんや

クラスでは滅多に話したことがない。

みんなには“わのちん”と呼ばれている。

そしてまた、女子から冷たい視線でこっちを見られている。

「ちょっと…!わのちん、本気!?この小娘に本気に惚れてるの?」

と同じクラスで和野純也に片思い中の鳳崎茉菜ほうさきまなが言った。

「本気だよ。滅多に話したことないけど、伊美島さんのルックスや優しさに惚れたんだ。」

和野純也がそう言った。

クラスの女子は半分の人が泣いている。

こんな私がモテモテの二人に告られてもいいのだろうか。

そんなことはどうでもいい。

私は、二人とも好きじゃない。

恋愛とか正直めんどくさい。

だから、二人の気持ちはありがたいけど、受け取れない。

傷つくだけの恋は嫌だから。

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