表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/10

幕間その3

 五時限目が終わった後。二階から三階に続く階段の踊り場で、啓太とれおなが話をしていた。啓太はれおなの言葉を聞いて、カカオ九十九%のチョコレートを食べたような顔をした。要するに十面、苦虫を噛み潰したような顔だ。

「私、鈴に提案しようと思うわ」


 ――今の生徒会に五番勝負を挑む。


 啓太は、れおなの澄ました顔を見て、何を考えているんだといぶかしんだ。こいつはいつもそうだ。考えていることが分からない。昔はそうじゃなかったはずなのだが。しかし。

「きい様がそんな勝負を受けるはずがないでしょう」

「策があるわ」

「どんな策ですか?」

 何とかそれを聞き出そうとする。昔ならもっと本音を話してくれたものだ。しかし。

「啓太。私は言うわけないでしょ? 敵対する貴方にはね」

 だったら何故ここに呼び出した? 本当に何を考えているんだ。イライラしながら、れおなに圧倒されていた。


 ――なんなんだこのプレッシャーは。


「あなたはそれを邪魔するでしょうね?」

「あたりまえです」

 昔馴染みのれおな。あのころからクールなところはあったが、僕にはもっとフレンドリーに接していたじゃないか。どうしてこうなったんだ。

 さて、どうやってこの面倒を解決すべきか。

「どこまで頑張れるかしら? 貴方たちは」

「れおな……あなたはいったい……」

 啓太は黙って拳で踊り場の壁を叩いた。

キャラ名は旧ソ連の人と関係ありません?!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ