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1_絶対に許さない

百目鬼 康穂(どうめき やすほ)

性別  :女

誕生日 :12/24

年齢  :16

好きな物:ぬいぐるみ

嫌いな物:人形

性格  :真面目で愚直、ネガティブ


外見は誰にでも愛想よく人当たりが良いふりをしているが内心は他人から嫌われることを極度に恐れており、常に自身のネガティブさを表に出さない様に気をつけていた。

その臆病な性格もあってか、あまり人の悪意に触れてこなかったが、

とある一件で人を恨むことになり、呪い殺すことを考える。



私は今夜中の2時頃に山の中にいる。


丑の刻参り、人を呪うという手段で最も有名な手段。

呪いたい相手を思いながら、藁人形に釘を打ち込む_______


コンコン、コンコンと乾いた金属と大木がぶつかる音、必ず苦しめるという意志が相手に近付く足音にも聞こえる気もする


「…絶対に許さない」

私はそんな呪詛も吐きながら日が出るまで続ける。



私は何処にでもいる普通の学生、ただある人を必要以上に恨んでいる厄介者であることを除けば

「おはようございます」

朝、私は校門で先生、先輩、同級生、後輩に挨拶をする。それが私の役目でもある。

「おはようございっ……」

一瞬息が止まる、それもそうだ何せ数時間前、恨みをぶつけていた相手だからだ

「おはよう、百目鬼(どうめき)さん」

そんな平気な顔で挨拶を返される、お前がそんな顔していいはずないのに。


「…おはようございます、宮島(みやしま)先生」

声は震えてないか、目線は普段通りか、体は縮こまってないか、不安が大きくなる。

そんな私の臆病さを知らないと言わんばかりに笑い掛けながら校舎へと入っていく


許せない、許せるわけがない。

一人平穏を手に入れ普段通りの生活を取り戻したあの男が憎い、妬ましい、狡い。

この黒い渦を巻く私の心は陽の光と無知な声に照らされない様に日陰に潜り込む。


予鈴まであと5分だ

宮島 洋(みやしま よう)

性別  :男

誕生日 :12/25

年齢  :32

好きな物:生物

嫌いな物:歴史

性格  :人当たりがイイ、ポジティブ


理科担当の人気教師、見た目や授業内容、授業外でも人当たりがよくユーモアに富んでおり、教師学生問わず人気者。

基本は理科準備室で授業準備をしていたりしている。

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