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チャラい神様と異世界冒険  作者: 光る木
国王の血の継続作戦編
58/62

国王の血継続作戦~殲滅~

「聞こえる?」


女神「あ、雫?どうしたの。いまさら」


 そう、淡々と言われる。もっとヒステリック気味に言われると思ってたから新鮮だ。


「お前らを消せば帰れるんじゃないかな、と思ってね」


器を与える神「無理だと思うよ?」


手尾「っていうかお前、魔王倒してないじゃん」


 グッ……!痛いところ付いてくるな~。


「まあまあ、そんなことは置いておいて、今どこに居る?」


手尾「そんなの教えるメリットがないじゃないか」


「あるさ。新たな勇者を仲間にできる」


女神「どういうこと?」


「俺は引退した。そして今、俺が任命した新たな勇者をお前らの仲間にできるぜっていう話さ」


器を与える神「ジャアいいんじゃないか?教えても」


女神「教えましょうか。ちなみに、どうやって教えるの?」


「テレポートで私の事運んでくれれば良いよ」


手尾「じゃあ行くよ!」


と手尾が言うと、私の体は少年とともに薄くなっていき、気づいた時にはあいつらが目の前、と言うには少し遠いくらいの距離感にいた。


「久しぶり!じゃあ消滅させるね!」


手尾「誰⁉ちょっと待っ……!」


 そんな言葉を聞き終わる前に消滅させる。まあ、詳しく言うと天に召すっていう感じかな。


 あいつら消滅させたけど俺は向こうの世界に戻ってないな。そう考えると俺がこっちに来た原因の、『スイッチ』が分からないな。


少年「あの、さっきからついていけてないんですけど……」


「まあ、大丈夫だって!これからは取り敢えずお前の訓練から入る!」


少年「いいんですか?」


「ああ。お前を全ての神にさせてやる。そしたら俺は元の世界に帰る」


少年「転生者なんですか?」


「ああ。そうだ」


少年「凄いですね!じゃあ固有スキルとか持ってるんですか⁉」


「ああ。3つ持ってる」


少年「え?それってまずいんじゃ……」


「何が?」


少年「固有スキルを人間が持っていいのは2つまで。それ以上持っていたら、時空移動が不能になるらしいですよ?」


「え?じゃあ元の世界に帰れないって事?」


少年「はい。ま、ただの噂ですので」


「良かった~。じゃあ、早速特訓行こうか!」

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