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チャラい神様と異世界冒険  作者: 光る木
国王の血の継続作戦編
57/62

国王の血継続作戦~テレパシー~

「あの、へそくりとかって……」


少年「ありません。というか、お金かからないんですよね?」


「ああ。まあ、そうだけど。でもあの宿じゃ休まらないよ」


少年「じゃあもう出発しちゃいますか!」


「もうそれしかないよね」


少年「でも、なけなしのお金を使って宿泊することも可能ですよ?」


「だから!あそこじゃ休まらないの!」


少年「あ、そういってましたね。すみません。もう準備は出来てますよ」


と言われたので、少年の恰好を見る。


「お前、そんな恰好で行こうとしているのか?」


少年「はい」


と。少年は当たり前のように答えるのだが、俺にはそれが信じられなかった。何故かと言うと、持ち物が大剣しかなかったからだ。こいつまじで?


「ちなみに何で俺の旅についてくるの?」


少年「ええ、僕がこの国のトップ、つまり全ての神になることですね」


「ええっと……。中二病?」


少年「違いますよ!!知らないんですか??」


 まるで俺の方がおかしいと言っているように感じるな。なんで?すべての神とか中二病でしかないだろ。


「知らん」


少年「仕方がないですね~。じゃあ勇者様でも分かるように解説してあげますね!」


「なんか俺のこと馬鹿にしてる?」


少年「まさか~。そんなことするわけがないじゃないですか~~」


 嘘である。


少年「まあ、そんなことは置いておいてすべての神について解説しますね。」


と言われたので少し頷く。


少年「ええっと、まず全ての神とは何なのかと言うところから話します。それは、世界最強の兵士です」


「それって勇者じゃないの?」


少年「はい。大体の場合が勇者になるのですが、たまに勇者がすべての神になるのを断ることがあるんです」


「へ~。っていうか俺、そもそもスカウトすらされてないんだけど」


少年「ああ、それについてなんですけど、全ての神になるには、全ての神になった!と宣言をするんです。そうすると他の全ての神になりたい人が勝負を挑んできます。そういう感じで決まります。まあ。ノリですね」


「案外適当なんですね」


少年「はい。国からの脅威になりえないので。まあ、元々勇者が就くことを想定された地位なので、権利も何ももらえません」


「へ~。じゃ、まあ行くか」


少年「はい!ちなみに、そのお仲間さんがどこに居るかって分かったりするんですか?」


「おう。分かるぞ」


 ま、テレパシー使えば行けるっしょ。


少年「お~!凄いですね!!どんな魔法なんですか?」


「テレパシー」


少年「なんですか?それ」


「国家機密?らしい」


 姫様と会話した時、ちょっとコピーした。


少年「それ僕知って良かったんですか⁉消されません⁉」


「まあ落ち着けって」


少年「こうなった原因は貴方ですけどね」


「落ち着いたな!」


少年「はあ。もう何でもいいんで速く行きましょう」


「おう!そうしようか!」


 久々に燃えてきた。決まったぞ。異世界での夢が。この少年の夢を叶えてやろう!そしたら魔王を倒して元の世界に帰る。それ良いよな。まあ、待ってる人もいるだろうし。


少年「で、どっち方面ですか?」


 魔法展開。テレパシー。

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