王の血の継続作戦編~罠~
ギルド長「???」
「どうしたんですか?」
俺が仕事を下さい!、といったのだが何故かキョトンとしている。
「これからギルド長になるんですよ?」
「はい、知ってますよ?」
「あの〜、ギルド長になったら給料が貰えたるんですよ?」
「そうなんですか!?」
ギルド長「勿論ですよ〜!というか契約書にも書いてありましたしね!」
「読んでませんでした!給料はどのくらいですか?」キラキラ
月100万とかかな!あ、でも向こう行ったら使えないのか……。魔王討伐しなきゃ元の世界に戻らないんだから魔王討伐しなきゃ良いんだ!別に向こうの世界で俺の事を心配してる人も居ないだろうし。
ギルド長「月に20万くらいですかね……」
「20万⁉」
何故俺が驚いたかと言うと!20万は大卒正社員の初任給くらいだがが、20万条は円で言うと2億なのだ!もう例えないよ!
「まじっすか⁉」
ギルド長「はい。仕事内容がとてもハードなものになっておりますので」
「そうなんですか。で、給料日はいつですか?」キラキラ
ギルド長「毎月3日です」
「そうなんですか!という事は、今日が3日なので丁度一か月後ですね!」
ギルド長「そうなります。仕事は私が引き受けますので一応、この国随一のギルドの式典にご出席願います。」
「承知しました」
っていうかこの人さっきから仕事は自分がやるって言ってるけどそれって俺が強制的にやらせてるみたいにならないか?っていうかさっきからこの人きょろきょろしたり目線をずっと凍った契約書にやってたりなんかおかしかったんだよな。もしかして俺の事ハメようとしてる……?ちょっとカマかけてみるか。
「あの、仕事はやはりすべて私がやります。申し訳ないので」
ギルド長「いえいえ、私にお任せください。貴方は仮にも勇者様なのですからこのような雑用なんかやらせられませんよ」
「大丈夫です。しかも私は分身が出来るので分身体に仕事をやらせれば大丈夫ですので、ご心配なさらずに」
ギルド長「いいから私にお任せください!」
少し怒気を含んだ声でそう言われた。これはほぼ確定だな。
「貴方、何か企んでますね?」
ギルド長「そんなわけがないでしょう」
「そうですか。というかあなたはもうギルド長ではないのですからあまり私に歯向かわない方が良いですよ?」
元ギルド長「すみませんでした……」
ふ~!権力の乱用!ま、でもこれは相手が悪いんだからな。仕方がない。これからはあんまり使わないようにしよう。
「で、式典と言うのは何ですか?」
ギルド長「はい。式典と言うのは国民たちに高い地位の役職が変わったという事を伝えるためにするものです」
「なるほど。で、もう私は行きますね。分身を残していきますのでそいつに全て任せておいてください」
ギルド長「分かりました」
と、何とも不思議そうな表情で見つめてくる。が、気にせずに分身体を創り、別れの挨拶をした。そしてさっきの少年を探すことにした。
「ま、簡単に見つかるだろ」




