王の血の継続作戦~談話~
「繋ぐって何ですか?」
ギルド長「ああ、そういえば国家機密でしたっけ?」
国王「儂、そういうの分からないんじゃよな~」
「それってテレパシーですか?」
ギルド長「そうだよ」
「それ、魔法学校の理事長が使ってましたよ」
ギルド長「知ってる。あそこは国営だからね」
「へ~。知らなかった」
国王「まあそのことは置いておいて取り敢えず女装をしてくれんか?」
「はいはい。分かりました。ところで、声は大丈夫なんですか?」
国王「何言っておるんじゃ?其方は女性じゃろう?」
そうだった!忘れてた!というか女性同士で結婚しても子供は生まれないじゃんかよ!この服は俺の体が女性のものと知る前に買った服だから男装だった!
「そうですね~。ははは」
ギルド長「取り敢えず俺たちは奥の部屋に言ってるんで着替えててください」
「分かりました。この服でいいんですか?」
ギルド長「そうです。じゃあ着替え終わったら読んでください」
「は~い」
という返事をする。そして二人が出ていくのを見て扉が閉まった瞬間に脱ぎ始める。そしてそこに置いてある服に手を伸ばし、広げるのだが明らかにサイズがでかいんだよな~。まあ小さい訳ではないから普通に着られるのだが。と思いつつも頭からその服を被ると、
「これ、ワンピースか」
この世界にもワンピースの文化はあったのか。いや、もしかしたら単純にでかすぎて下半身まで布があるのかもしれないがズボンとかスカートとかが無いのがこの服がワンピースである証拠だ。ということで、着替え終わったのであいつらを呼ぼう。
「着替えたぞ!」
ギルド長「今入りま~す」
国王「お~、似合っておるぞ!」
「ありがとうございます」
ギルド長「じゃあ今度こそ繋ぎますね」
「分かりました」
ギルド長「今よろしいでしょうか?」
というギルド長の質問に想像していたよりも暗い声が聞こえる。
国王の娘さん「はい……。本人と話してみたいです…」
ギルド長「了解いたしました」
ギルド長は急にこちらを向き左手を少し上げる。ギルド長の動作が関係しているかは分からないが俺の目の前には少女がいた。その少女は可愛らしい服を着ていた。しかしその服以上に可愛い少女のせいで服が少し見劣りしている。
国王の娘さん「お父様とギルド長殿は少し退席してくださる?」
ギルド長「承知致しました」
国王「ふむ。では終わったら再び呼んでくれ」
「はい」
国王の娘さん「邪魔もいなくなりましたしお話ししましょう!」
「えっ?」
国王の娘さんが急に陽キャになった!あっ!そういえば男性恐怖症って言ってたな。じゃああんなに暗かったのは怖かったからなのか?
国王の娘さん「あ、さっきの雰囲気と違ったから驚いてる?」
「はい……正直心臓止まるかと思いました」
国王の娘さん「そんなに驚きました?」
「というか敬語かため口かどっちなの?」
国王の娘さん「あ、タメで行かせてもらうわ!」
なんかウザイ貴族みたいな喋り方だ。
「そう。じゃあ私もこのままでいかせてもらう事にするよ」
国王の娘さん「じゃあ自己紹介しましょ!」




