魔王討伐編~瞬殺~
「そうか、だったら絶好のチャンスなんじゃないのか?」
旅人「そうだな」
「掘り起こせばいいのか?」
旅人「ああ、そうさ」
「じゃあ俺のスキルで行けるぜ」
空間を切り取るスキルで大体ここら辺を切り取って、それを元の場所に置く。すると土のあった場所が無くなってそこに元々土があった場所に戻す。もちろん土だけをね。それ以外は全て戻さずに空間に入れっぱなし。そして後から空間の中を見る。
旅人「居た?」
「本当にここらへん?」
旅人「そうだよ」
「おっかしいな~」
旅人「いないの?」
「うん」
旅人「深さは大体地球の中心くらい」
「だったら角度関係ないっジャン!」
旅人「まあまあ、でも結構変わるから」
「そうかな?」
と言い、さっきと同じ作業をする。
「お、それっぽい奴が釣れた」
旅人「みせて!」
と言われたので正直に見せると、そうそう!と言う。
旅人「で、後2、1」
「なんのカウントダウン?」
旅人「魔王が力を取り戻す時間」
「えっ⁉」
旅人「酸素に触れると早くなるんだよ。でも完全に力を回復するわけじゃ無くて強制的に起こすだけだから」
魔王「お前が我を呼び起こしたのか?」
「ああ、そうだ」
魔王「そうか」
「戦おうぜ」
魔王「ふははは!いいだろう!」
「望むところだぜ!」
と言う。でもこいつはしょせん雑魚。適当にあしらおう。
とか思っていると魔王が何やら詠唱して辺りを焼き払う。え、雑魚なんじゃないの?
まあいいや。こっちも魔法。
俺は純粋な運動神経で高く飛び上がり光と炎を混ぜた奴を作り、球状にする。そしてそれを無属性の衝撃波で飛ばす。それが魔王にあたると、魔王はこんなこざかしいものは効かないだって。だるいなー。
「はい、もう終わり」
魔王「何を言っているんだ、まあお前ひとりで我と渡り合えるだけでお前は強いだろう」
「残念だな。お前も強かったのに」
とちゃんと予告してから俺は最強の魔法を使う。
「抹消魔法:酸化」
そして魔王を消した俺は旅人に
旅人「なんだか呆気ないね」
「そんなもんだよ」
旅人「町に戻るのかい?」
「あんただから言うけど、この世界はシュミュレーターだ」
旅人「……!」
「じゃあな」
そう言い放ち俺はシュミュレーターを落とす。その瞬間に、また俺は得意な分野の決断を迫られるのであった。
そこからはデジャヴだった。シュミュレーター通りだった。旅人の存在から魔王の強さ、言う言葉、メモ通りだった。
「当然か」
俺は王国に帰り王に適当に報告し祝福を受けた。国王には仲間の事をはぐれてしまったトいった。
そして当たり前のような祝福を受けた俺は何か違うと思いながら終わるのであった。
「魔王討伐がこんな簡単でいいのか?」
次回からは新しい章です!




