魔王討伐編~再開~
「出来るの⁉」
手尾「うん、まあね」
器を与える神「二人とも、いったい何のスキルなのか想像もつかないよ」
手尾「そうかな。僕の能力は意外と単純だけどね」
「全くそうとは思えないけどね」
というのも、手尾は学園でスキルで無双してたのだ。だからこそ、私と同等かそれ以上だと考察している。
手尾「ええっと、このくらいの広さだと大体10分前後くらいで終わると思うから、待っててね」
と言って、畑の方に歩いて行く。
器を与える神「手尾のスキルって何だろうね?」
「本当になんだろうね」
といって、話を続けさせようとするが、話をうまく繋げられなかったので次の話題に移ることにする。
「ところでさ、この作品の作者の失敗談しようよ」
器を与える神「いいよ」
「前回の話あるじゃん。あれのエピソードタイトル書き忘れて、初期設定のタイトルになっちゃったんだって」
器を与える神「へえ~、じゃあ次俺ね。実はこの物語って、ノープランで作ってるんだって」
「へ~、じゃあ次俺ね」
と、この物語の作者の黒歴史や、悪いところなどを話し合っていると、
手尾「終わったよ~」
「え、いつの間に?」
手尾「普通にやっただけだけど……」
「気づかなかった!」
器を与える神「それって見てなかっただけなんじゃない?」
まさかそんなことあるわけがないだろう。
手尾「ええっと、作物の回収が終わったからギルドホールに持って帰ろうか、」
器を与える神「俺の瞬間移動使う?」
「もちろんだよ!」
手尾「じゃあよろしく~」
と手尾が言い終っているかいないかくらいの時に、周りの風景が一気に変わる。俺たちは街中に、かごを持って出没したのだ。
「なんでギルドホールに直行しなかったの?」
器を与える神「だってこんなでっかいかご持って現れたら周りの人どう思うと思う?」
手尾「まあ、その考え方でいくと、街中に突然現れるのも大概だけどね」
「へ~」
なんのことを言っているのかわからなかあったので、なんの会話でも成り立つ言葉を放ち、ギルドホールに行こうと呼びかけ、受付に行き、手尾が受付嬢にクエスト完了したと言いながらかごを渡す。
受付嬢「クエスト完了の確認が出来ました。では、こちら報酬になります」
と言いながら大きめの袋を渡してくる。
「ありがとうございます」
と言い、その袋を持つが、持ち上がらないので、手尾に任せる。
「手尾、これ持ってくんない?」
手尾「いいけど何で?」
と言いながら軽々と持ち上げる。よく考えたらこの体、女性なのか。
器を与える神「じゃあ女神を待とうか」
「後は待つだけだからね」
手尾「あの、この大金どうすればいい?」
「ああ、それは手尾が管理しといて」
手尾「じゃあ、この金で旅に必要なもの買いに行ってくるね」
「ちょっと待って!」
と、手尾を静止させる。報酬からお金を少し貰い、ギルドホールの部屋を借りようと思ったからだ。
手尾「何?」
「報酬っていくら?」
手尾「100万条」
日本円で1億か。
「え!一億!」
手尾「日本円だとそうだね」
「じゃあさ、10万条頂戴」
手尾「無くさないって約束できる?」
「うん」
全く、こいつは俺のことを何だと思ってるんだ。
手尾「あと、なんのために使おうとしてる?」
「ギルドホールの部屋を借りるため」
手尾「それじゃあ渡せないな」
器を与える神「俺たちについてくればいいから」
手尾「そゆこと~」
器を与える神の久々のセリフが、初めて拾われた。
「しょうがないな~、でもさ女神がクエスト完了してここ来て、すれ違いみたいになったら……」
女神「わっ!」
「ぎゃああああ‼」
手尾「うるさい」
周りの視線が痛い。なんなんだこいつは!俺がせっかく心配してやったというのに。
女神「ごめん~つい出来心で~」
「俺は悪くない!」
器を与える神「それはそう」
女神「ただいま~。今、クエスト完了して、ギルドカード更新してるところだよ」
手尾「誰も聞いてない」
「兎にも角にも速く旅に必要なもの買いに行ってくれ。二人で」
器を与える神「ここ集合でいい?」
女神「うん」
「じゃあね~!気を付けて~」
手尾「特に気を付ける所なんてないんだけどね」




