魔王討伐編~旅の準備~
「旅始めるって言っても、何すればいいのかな?」
女神「それを補助するのが私の役目よなの!」
「へ~、じゃあ最初何すればいいの?手尾」
手尾「まあ、無難に旅に必要な食料とか、テントとか」
女神「私の出番を奪わないでよ~!」
器を与える神「で、他に必要なものは、、、」
といって女神の声を完全にスルーして器を与える神は必要なものとなぜそれを持っていかなければいけないのかを解説している。まあ、そんな事言われたって、お金がないから関係ないな。
そう考えた俺は、長々と解説しているソイツを無視して、これからの予定を立てることにする。
まず、最初にこの町を出ようか。確かここは王都なんだっけ?だったらそのまま途中の町まで適当に魔王の手下というよりかは魔王のスキルによって創り出された魔物を倒しながら、、、
器を与える神「って感じでいいよな?」
と言われ、肩をたたかれる。その行動に驚きを隠しきれなかった俺は、大声を上げてしまうのであった。
女神「びっくりした!急に大声上げないでよ!」
手尾「まあまあ。それよりも、お金が足りないから取り敢えずこの普通の神をSランクに上げようか」
「いや、意外とSランクにさせなくても、魔王討伐に行けるかもよ」
手尾「行けるか行けないかじゃなくて、お金がないからお金を稼ぐためにAランク最上位のクエストを受けるんだよ。話聞いてた?」
「ああ、そう……」
俺は、自分で考えた女神がSランクにならなくても魔王討伐に行ける方法を考えたのだが蛇足だったようだ。
器を与える神「じゃあ、早く受付に言って、クエスト紹介してもらおうか」
女神「そうだね、、っていうかクエストの掲示板なくなってる……」
手尾「ああ、それは最近イタズラで掲示板にありもしないクエストを張る奴がいるから、受付嬢さんに聞くっていうシステムがとられるようになったんだよ」
……こいつは受付嬢にさんをつけるのか。
女神「そうなんだ」
器を与える神「ええと、今聞きに行ったんだけど、」
「ええ!いつ!」
女神「まあ、この人は存在感薄いからね」
手尾「確かに。この前学園の卒業式の日に、器を与える神だけ来てないな~と思ったら、女神の隣にいたんだ。そのことに気づいたのは終わってからだったよ」
器を与える神「ええ!あの時隣にいたの気づかれてなかったの⁉」
「私も。なんて薄情な奴だ、と思ってたよ。手尾から居たってことを言われるまでは」
女神「だから視線が散ってたのか」
と、女神は言うと、器を与える神はがっかりした表情をして、言葉を発する。
器を与える神「まあ、クエスト、もうこのパーティが受けたことになったから、クエスト内容話すね、」
という。俺はその言葉を聞かずに、とあることを考えるのであった。
女神「じゃあ、私一人で行った方がいいんだ」
手尾「そういうことになるね」
器を与える神「じゃあ、頑張ってね!」
女神「は~い!」
何すればいいの?俺は何すればいいの?俺話聞いてなかったんだよ?
器を与える神「じゃあ、女神待っている間に金稼ごうか」
手尾「そうだね……」
「そうなんだ」
と、俺は言う。しかし、この軽い気持ちで発した言葉によって、とんでもない目に合うのであった。




