序章 最後まで
いっつもどうり朝の支度をして、
いっっつもどうり家を出発して、
いっっっつもどうり学校に向かうが、
いつもと一つだけ違う。
何が違うんだ?
そんなことを思っていると、
小さな光がたくさんと、
大きい目のような光がふた~つ!
これは何だと思って!
見てみると!
それはぁ!そう!目の前に!なぜか!
ホタルがいる!のは関係なくて!トラックが迫って
きていた!
あ、これやばいやつや。トラックが目の前に迫ってきている!
‷ドン‴この自由な空へ飛んでゆきたいな
そんなことを思いながら異世界転生をしたいな~としょうもないことを考えていた。
次起きたら、見たこともないへんな天井と俺の美しい肌に触れる不思議な空気。
ああ、走馬灯か。これは、何なのだろう。
ああ、思考力が低下していく。脳が溶けていく。意識が俺を突き放そうとする。
そこで聞こえた俺と真反対の声、つまり気持ちの悪い声がうっすらと聞こえた。
よく聞こえなかったけど、多分こう言っていたんだろう。
「ああ、魔王復活したんだ。じゃあ、俺が補助でこいつ勇者設定で行ってくるわwww。ちゃちゃっとやってくるわwww」
なんてチャラい中二病なのだ。
もしかしたら、俺の最後まで美しかった人生を誰かに紹介されているかもしれない。
だから自己紹介しよう。俺は、誰なんだっけ。
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「世界の全て?なんだそのふざけた名前は!(美声)」
そう俺が美声でたずねると、(本人は気づいてないが、結構キレ気味だった。)
モブ騎士2「うるっせーなー。」
と言われた
意味がわからない
モブ騎士1「連れてきた。」
そうモブ騎士1がいうと、
モブ騎士2が少し驚いた様子を見せた。
勇者補佐?「おまえら、出ていけ」
モブ騎士1「いえ、何があるのかわかりませんので」
勇者補佐?「いいから出ていけ!」
勇者補佐を名乗る人物がすかさず一喝すると、騎士と思われる人物たちは、少しひるんだ様子を見せた。
モブ騎士1「分かりました。分かりましたけど、その男に変なことを吹き込んだり吹き込まれたりしないようにしてくださいよ。」
勇者補佐?「分かった。」
そうすると騎士たちは出て行った。
「あなたも私と同じようにいきなりここに来たのですか(美声)」
勇者補佐?「俺は神。お前をここに転生させた神」
その言葉に思考が止まる。
え、目の前にいるこのきれいなお姉さんが?
「まじ?」
神「マジ」
「お前ふざけんなよ!こうゆうのってなんかスゲー前ぶりがあってだろうがよ!
なんだよ、何が『ちゃちゃっとやってくるわwwww』だよ!ふざけんなよ!」
神「ごめんごめん、いっつもだったらやってたけど、君だったら別にいいかなって♡」
「何が『別にいいかなって』だよ!まあでも、異世界転生の特典として最強のスキルみたいのがあればいいけど」
神「あ、あるよ!」
「まじで!どんなスキル!?」
神「それは内緒」
「え、なんで?」
神「スキルって、自分で見つけてこそ意味があると思うんだよね」
「じゃあ、なんかヒント頂戴」
神「ダメ!」
「お願いだよ~!」
神「しょうがないな~。一つだけだよ!」
「何々!」
神「スキルは、死ぬ直前に思っていたことを実現するためにある!」
何!だったらおれは、異世界転生するスキルか!?
じゃあ、いまスキルを使ったら、異世界転生するのか⁉
「おれ多分スキル、異世界転生するスキルだ!
え、じゃあ意味なくね」
神「いや、意味のないスキルは与えられないはずだけど…」
「じぁあ、違うスキルがあるのかな?」
神「うん。そうだと思うよ。
しかも転生して手に入るスキルは対人戦用だから」
「まじ!じぁあ。神、お前に向かって打っていい?」
俺がそう言うと神はあせった様子で
神「ちょっと待て。
神は無敵というわけではない。普通に死ぬ。」
という衝撃的な事実っぽい事を言われた。
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