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そう俺が小さくつぶやくと先生が、


生先「はあ、なぜ私が教師になれたと思う?こね?運?そんなしょうもない事じゃない。才能だ。」


「才能?」


先生「そう、才能だ。俺らが存在するこの世界では才能が強さの大半を占める。そして固有スキルはまさにその象徴だ。これで魔法を扱う力や、処理能力も変わる。なんなら、スキルの影響で本来の性格と今発現している性格が変化するかもしれないといわれ始めている。そして俺は、自分で言っちゃなんだが最強のスキルだ。そして、スキルレベルの上限は、100だ」


「そうなんですか…。まあ先生も僕、、 (そういえば今の性別は女なのか。だったら一人称変えとくか)私と一緒ですね!」


先生「お前は、先生にそんな生意気な態度をとって、さらには授業中に戦おうとするなんて…ただ恥をかくだけだぞ。」


「私が恥をかくといいですね!」


先生「それで、本当に戦うのか?」


「もちろん!もしこれで私が勝ったら、結果を認めてもらいますからね!」


先生「じゃあ、勝ち負けの境界線を定めよう。そうだな、お前を気絶させる、まあ有り得ないだろうけど、もしくは俺を気絶させられたら気絶させた方の勝ちだ。これでいいか?」


と聞いてくるが、テンプレートだと、俺に攻撃を3発当てられたら、とかなのに大人げないんだな。


「いいですよ」


そういって、俺の異世界ライフでの2度目の戦闘を始めようとする。


先生「戦闘開始の合図は、俺が投げたこれが地面に着いた瞬間だ。まあ精々、足搔くんだな」


と急に言ってくる。どうやら先生は自分の持っているペンを投げたらしい。

そして、俺はペンが床に着く前にスキルを発動し、自分の身体能力を上げようとする。

しかし、ペンが床に着く方が早かった。


ペンが床に着く音がする前、だけど床についているというとんでもない反射神経を持っていなければ動けない速さで動く。先生が動いた瞬間に先生がとてつもない戦闘力を持っていることが分かる。


そう。先生の背後から無数の『影』が生えてくる。

ああ、何故この人に喧嘩打ったんだろう。少し気を大きくしてしまった俺が馬鹿だったのだろう。

この人には敵わない。と思ったが、そもそも俺が不正したと言ってきた先生が悪いんだ。


まあとりあえず俺は息をつく。


「まあ、せいぜい足掻かせてもらうことにするよ」


とかっこをつけ、スキル発動と心の中で叫び、

俺に先生を倒せる力を!

という。すると俺の中に力が芽生えてくるのが分かる。そして力は俺を飲み込んでしまうんじゃないですかみたいな感覚に襲われる。


俺は考える。先生を気絶させるだけでもこれだけの力が必要なのか。

先生は化け物、もしくは俺と同じ転生者なのかもしれない。


そして俺はスキルによって創られた力を使い、早速先生を気絶させてしまおうとしたが体の強さは変わっていない。新しい魔法も習得されて…いるな。でも、一番最初の下級魔法と呼ばれるものだ。

でも、こんな魔法で先生を倒せるわけがない。第一、これ程度の力で俺が飲まれるわけがない。

そして俺はスキルで直接先生を気絶させられないだろうかと思い、心の中で

スキル発動!

と叫ぶと、黒の背景に、『頭の中でどちらのスキルにしますか?』と書かれた白い紙が現れ、

その下に、『転生させるスキル』と書かれた紙と『非物質を切り裂くスキル』

と書かれている2枚の紙がある。


これを見た俺は、まさか今手に入れた力の正体はスキルだったのではないかと思った。

それに、もう一つ収穫がある。俺の元々持っている能力が、この二つのスキルの中にあるという事だ。

そして、スキルを創ったり、酔いを醒ませたり、女神を創ったりできるスキルを考える。


俺は昔から屁理屈は得意なんだよな。そんな俺がどちらを使えば先生に勝てるのかを考える。

まず、転生するスキルの場合、スキルを使えない自分を先生を倒せるスキルを使える自分に転生すればいい。あとは酔っぱらってない女神に転生させたり、、、


でも、いない女神をどうやってクローンとしてよみがえらせ、記憶を引き継いだりしたのだろう。これは『非物質を切り裂くスキル』でもできない。女神がいないという事実を切り裂いて、いたことにすればいいが、それでも事実の取り消ししかできない。つまり女神の言っていることが本当だとしたら俺ではない何かがあいつをクローンとして甦らしたということになる。

でも、もし女神の言っていることが嘘だった場合、何故噓をついたのかを考えるが、考えが足りない。


そして俺は元々女神に与えられたヒントである死ぬ前の願いを実現するためにあるという事を思い出す。

俺の願いは異世界転生、つまり転生だ。つまり、先生に勝つために必要なスキルは

『非物質を切り裂くスキル』であると思った。さらに、このスキルについてくる魔法も、下級魔法ながらに強い魔法だ。そうか。これを合わせて一つの力か。



俺は、真っ黒の世界で一人、


「非物質を切り裂くスキルで」


と言い、白黒の世界から抜け出すことができた。


この力さえ持っていれば絶対に先生に勝てるということだから、俺は自信ありげに先生に近づく。

そして俺は先生の後ろにある影をスキルで切り裂けるかを試してみた。

すると簡単に影は切れた。というか裂けたが正しいかもしれない。


関係ない事だが、このスキルはこれは汎用性も高く、先生への特攻みたいな感じでもある。


そしてさらに畳み掛けるようにして俺は大きく飛び、右手を前に突き出し、それを左手で支え、

先生目掛けて見えない斬撃をとばし、非物質を切り裂くスキルの応用で意識を刈り取る。


そして、先生が倒れると、みんなが歓声を上げる。そして、歓声が鳴りやんだ時に、先生を保健室まで連れて行こうとするが、場所が分からないから、誰か付き添って貰えるか頼むと、

今日、スキル育成センターに行こうといった子が、


「私が行く!」


って言った。そしてその子と一緒に、というよりかはその子についていく。そんな最中、彼女は話しかけてくる。


少女「きみ、名前は?」


これは困った。まあ、適当でいいか。俺は最強でかっこよくてイケメンだ。だが、俺はまじめに考える。向こうの世界では、どういうキャラだったのだろう。一色だけだった。向こうの世界では。何もなかった。でも、周りは違った。俺はまるで水滴のように冷たく、小さい。だから俺は、


一色(いっしき) (しずく)だよ!君は?」


少女「私は、秋永 雪だよ!よろしくね!」


「よろしく!」


俺は適当に名前を決めてしまったが、これでよかったのだろうか?

俺の少し痛い理由で決めてしまった。俺の名前の由来を聞かれていたら、多分俺は死んでしまうだろう。


秋永「あのさ、君って本当に不正してなかったの?」


「うん。もちろんだよ!」


秋永「すごいね!君!」


などと雑談をしていると、先生を担いだまま保健室に入る。すると保健室の先生が

保健室の先生「え!どうしたの!まさか侵入者?この人が気絶?するなんて!ありえない!私の知る限りで一番強いランクsがなんで気絶したの?」


と問われ、すこし戸惑ってしまう自分がいた。

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