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スピカ  作者: 遠藤 敦子
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 ジャッキーも入れて3人で写真を撮る。私が腕を伸ばすのに苦戦していると、ニコラスが「じゃあ俺がスマホ持っとこうか?」とカメラ役を代わってくれた。その後はポケモンの話や次行く場所の話をする。

「私、2ヶ月前くらいに『大阪来ることがあればガイドするね』ってコメントしてたでしょ?」

とニコラスに話を振るも、本人はうろ覚えといった様子だった。

「ああ、よく覚えてないけど確かそんなやりとりあったような……。次来るときはおすすめの場所とか聞くかもしれない」とのこと。

「京都に住んでたことあって、職場は大阪だし、京都と大阪のことならなんでも聞いてね! 逆に私がロンドンや東京に来ることがあればおすすめの場所聞くと思う」

アパレルショップ内で井戸端会議をしていたら、20分近く経っていた。


 「そろそろ私行くね! もし邪魔してたらごめん。今日は会えてよかった! ありがとう」

観光の邪魔になっていなかったか気がかりだったので、謝罪する。それでも2人とも「全然大丈夫だよ! 気にしないで」と笑っていた。私はアパレルショップを後にして、外回りを終え、会社に戻る。

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