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スピカ  作者: 遠藤 敦子
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 佐々部チーフに3月4日は外回りに行くため空けておくよう言われる。メンバーは佐々部チーフ、私、桐生さん、男性社員・岩田さんの4名。新しく建設されたマンションの共用部を見に行く目的だそう。駅近、家賃高め、新築ということで、どんなマンションなのかわくわくしていた。

 いよいよ当日。男性陣3人と私で外回りしに行く。マンションに向かう前だったが、時間がお昼だった。佐々部チーフが「今日は俺が奢るから」と言い、お高めの親子丼店に入る。親子丼は単品で1,500円、定食だと2,000円だそう。こんなお高いランチを人のお金で食べてよいのかと躊躇した。

 ランチを終えて現地に向かう。さすが新築というだけあって見た目から高級感が溢れていた。私たちは暗証番号を使うが、入居者はカードキーでエントランスを開ける仕組みになっている。ちなみに室内鍵はアプリで開けるそう。共用部の点検ということで、エントランスの鍵は問題なし。水の流れも大丈夫そう。掲示物もきちんと貼ってある。あとはエレベーターだ。

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