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スピカ  作者: 遠藤 敦子
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 元彼女から私のSNSに嫌がらせのメッセージーードナルドと別れてください、と書かれていたーーや無言電話があったときも、私の前で元彼女に電話して「俺とお前はもう赤の他人だ。もう関わらないでほしい。これ以上彼女に嫌がらせするなら警察や弁護士に相談する」と言ってくれた。その後ドナルドは私の目の前で元彼女の連絡先をすべてブロックする。こんな幸せな日々がずっと続けばいいのにと思っていた。

 

 そんなある日、私のスマホにLINEの通知が来る。相手はバイト先の男性上司で、「吹田さんが体調不良でしばらく勤務できないから明日代わりに入れる?」という内容だった。男性上司の名前は(もり) 真志(しんじ)というのだがShinji Moriと英語表記になっており、ドナルドは男性からの連絡だと気づいたのだ。それを見たドナルドが激昂する。なぜ男性と連絡をとっているのか、それは浮気じゃないのかと問い詰められた。相手はバイト先の上司で50代の既婚者なので恋愛感情はないと言っても、ドナルドは納得しない。

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