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スピカ  作者: 遠藤 敦子
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 プライベートではしばらく彼氏なしの生活を送っていて、バイト先か学校と家の往復になっていた。昌也と別れて1ヶ月後に婚活パーティーに行き、第一希望の男性とカップリングするも、返信が来なくなったのだ。おそらく別の誰かとうまくいったのだろう。


 もう彼氏とかそういうのはいいやと思っていたとき、趣味の集まりでヨーロッパ系の白人男性と意気投合する。彼はドナルドといい、私の9歳上。初対面だけれど恋に落ちたと相手に言われ、付き合うことになる。ドナルドは前の彼女と同棲していたことがあるが、彼女の浪費・暴言・精神疾患で別れたと言っていた。彼の境遇に同情し、私ならこんな辛い思いはさせないのにと強く思う。過去を乗り越えて一緒に幸せになろうと伝えた。

 付き合ってみるとドナルドはすごく私を大事にしてくれる。重い荷物は持ってくれるし、バイト先に迎えにきてくれたこともあった。どこに行くにも一緒に行動したい性格のようで、1人が好きな私には重いと思うこともあったが、愛情深い性格なんだと思う。

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