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スピカ  作者: 遠藤 敦子
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 次からは実際に電話に出ることになる。問い合わせ内容の大半は共用部の不備についてだったので、応対に困ることはなかった。しかし中には細かい質問をされる方もいて、返答に困ったときは佐々部チーフか桐生さんか東堂さんに代わってもらったこともある。インターナショナルスクールにいた頃とは質の違うクレームがあるかもしれないと佐々部チーフが職場見学のときに言っており、まさに今その意味がわかった。

 17時30分になり、定時のチャイムが鳴る。何かできることはないかと聞き、佐々部チーフに「今日はもう帰っていいよ」と言われたので定時で帰った。担当営業の葛西さんからメールが来ており、内容はフォロー担当スタッフの紹介だ。スタッフフォロー担当者は吉野さんという女性で、吉野さんからも初回勤務の感想や気になること・相談したいことを送るようメールがあった。

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