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スピカ  作者: 遠藤 敦子
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 飲食店からオフィスに戻る帰り道、東堂さんが桐生さんに質問を投げかける。

「桐生はさ、今の彼女と結婚したいと思わないの?」

私は横で桐生さん彼女いるんだと思いながら聞いていた。180cm近くあり(元バスケ部だそう)、初対面の私にも優しく接してくれ、ハーフかと思うほどの見た目だったので、彼女がいたとしても驚きはしない。

「今の彼女と結婚したいなとは思うんですけど……。僕は就職したばかりだし彼女まだ学生なんで、今すぐというよりは将来的にといった感じっすね。そういう東堂さんはどうなんですか?」

「私ももう26だし2〜3年後にはって思うけど、1つ上の相手だしそこまで考えてるかわからないかも」

桐生さんについて、1つ下なのにしっかり将来のことを考えていてすごいなと思っていた。


 昼休みが終わり、「じゃあさっそく電話対応してもらいましょうか」と桐生さんから電話対応のレクチャーを受ける。「最初は僕やるんで、見といてくださいね」

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