表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スピカ  作者: 遠藤 敦子
26/132

26

 翌年1月4日からの入社でよいかと聞かれ、それで大丈夫ですと答える。「また契約書や入社時の書類を郵送しますね」と葛西さんに言われ、電話は終わった。こんなにあっさり決まるものなんだと拍子抜けする。

 12月いっぱいは単発や短期のアルバイトで食い繋いだ。短期バイトでは工場でクリスマスケーキにいちごを乗せたり、年賀状の仕分けをしたりする。単発の方はアプリ経由でビアーレストランのホール、焼き肉屋の洗い場、バーでのドリンク作りや洗い物、レンタル着物店の脱衣補助スタッフなどを経験した。

 適応障害を経験してきちんと元通りに働けるか不安だったけれど、簡単なアルバイトから始めたので自信もついてきたかと思う。派遣会社にも確認して副業可能とのだったので、単発アルバイトは派遣社員として就業し始めてからも継続するつもりだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ