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スピカ  作者: 遠藤 敦子
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 やはり無理し過ぎはよくないと思い、1〜2時間の外出から始める。まずは徒歩圏内から。それができるようになったらバスで10分の距離に、3〜4時間程度滞在できるようにする。これをクリアしたら、次は実際の勤務時間と同じ8時間程度の滞在にする。休職して3週間後、バスで10分の場所への8時間滞在をクリアできた。

 1ヶ月目の休職終了期間が近づくにつれ、復職への不安がつきまとうようになる。金銭面の不安はあったものの、また田崎マネージャーと顔を合わせることへの恐怖心や業務に耐えうるかという不安が勝ってしまう。主治医とも相談し、もう1ヶ月休職することになった。診断書を一筆書いてもらい、高橋部長にメールで報告する。さらに1ヶ月分の休職申請も済ませた。


 休職期間2ヶ月目となる。次は実際の勤務をイメージして、図書館へ行く。図書館では読書かジャーナリングをし、音楽を聴く以外でスマホを見ないようにした。こうして平日は図書館で過ごし、土日は休みとして好きなことをして過ごすことにする。

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