表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スピカ  作者: 遠藤 敦子
16/132

16

 しばらくして名前が呼ばれ、私は診察室に入る。眼鏡をかけた優しそうな年配の女性が私の主治医となった。やはりその際にも泣いてしまい、メモを見せながらこれまでのことを話す。主治医は田崎マネージャーについて、「好き嫌いで態度変えるなんてむかつきますね!」と一緒に怒ってくれた。


 「適応障害ですね。仕事のストレスが限界まできているのだと思います。診断書を書くので、まずは1ヶ月間仕事から離れて休養をとりましょうか」

適応障害と診断され、1ヶ月間休職することになる。貯金はあるので生活費はどうにかなるけれど、今後の金銭面のことが不安だった。そのことを主治医に話すと、「そういうときのために傷病手当金があるから安心くださいね」と言ってくれた。

 メンタルクリニックから出て、田崎マネージャーと高橋部長に適応障害で休職することになったとメールで報告する。休職申請方法について教えてもらい、今後については高橋部長とやりとりすることになった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ