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スピカ  作者: 遠藤 敦子
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 私は赤ずきんちゃん、ジェニーは魔女、ジャスミンは黒猫、ノアは「呪術廻戦」の五条悟の仮装をした。パーティーはジェニーの自宅で開かれる。みんなでお酒やジュースを飲み、ジェニーが用意してくれたチーズタッカルビを食べた。ずっとこの時間が続けばいいのにと思いながら。

 気づいたら私はこたつで眠っており、夢を見ていた。詳しい内容は忘れてしまったけれど、悪い夢ではなかったことは覚えている。目が覚めたとき隣にノアがいたので、どうやらノアの腕の中で眠っていたようだ。ノア本人はというと、気持ち良さそうに眠っている。

 「ノア、実はあなたのこと好きなんだと思うよ」とジェニーにこっそり言われた。「なんでそう思うの?」と私が聞くと、「腕の中であなたのこと守ろうとしてたから」とのことだ。そんなことある?と私は頭が真っ白になる。私はノアを大切な友達の1人だと思っていたので、異性として、恋愛対象として意識したことはなかったのだ。

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