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スピカ  作者: 遠藤 敦子
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 私はノアに、ティムに彼女がいることがわかったと話す。ノアと会う前にFacebookを見ていて、友達が1人減っていたのだが、ティムにブロックされていることも発覚した。

「連絡しても既読無視したり、何も言わずにいきなりFacebookをブロックしたりする性格の悪さがどこから来るのかわからないけど……。付き合う前にそんなやつだったってわかって良かったんじゃない?」

ノアは私の話を聞いて、予想していなかった反応をする。学生時代以来ずっと恋愛しておらず、久しぶりに自ら誰かを好きになったので、相手を見る目が曇っていた。確かに失恋はしたけれど、性格の悪い相手と付き合って結婚しても苦労する未来しか見えない。ティムの本性が付き合う前にわかったこと、そしてそんなティムと一緒にならなかったこと、全てプラスに捉えることができるようになった。

 私の話がジェニーとジャスミンの耳にも入ったのか、4人でハロウィンパーティーしようという話になる。当日はとびきり仮装してきてね、とのことだ。

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