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スピカ  作者: 遠藤 敦子
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 やはり渡航したばかりということで時差ボケや気疲れもあり、初日は死んだように眠った。次の日起きたのが朝の10時だ。いつもならあり得ないことだった。それでもカレンは咎めないでいてくれたのだ。

 食欲がなかったので朝ごはんは食べず、そのまま在宅ワークに取り掛かる。休憩も入れながら、18時まで在宅ワークした。それからは家族で夜ご飯を食べる。土日は私も仕事しない日にしており、家族全員休みなので、車でいろんなところに外出した。公園でピクニックする日や外食する日もあれば、ミュージカルやコンサートを観に行く日もある。

 ある日、リサ・エマのいとこが結婚式を挙げることになり、私も結婚式に呼ばれる。日本から綺麗目な総レースワンピースとパンプス、小さめのバッグを持ってきていたので、服装面で困ることはなかった。髪はコテで巻き、ハーフアップにする。25年間生きてきて最後に結婚式に出席したのは中学1年生の頃、かつ海外の結婚式に参列するのは初めてだった。初めての海外の結婚式に新鮮さもあったが、ホストファミリーの一員として恥ずかしくない振る舞いを心がける。

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