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スピカ  作者: 遠藤 敦子
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 有給消化しきって、4月からカナダに渡航する。1人暮らしの家も引き払った。ボウリング大会のチームメンバーとは退職後も連絡をとっていたので、カナダに渡航することを報告する。現地でアルバイトでもしながら副業しようかなと考えていたけれど、派遣社員時代から続けていた副業だけで生活費を賄えそうだったので慣れるまでアルバイトはしないことにした。

 空港に着き、ホストファミリーが出迎えてくれる。ホストマザーのカレン、ホストファザーのジョン、大学生の姉・リサ、高校生の妹・エマが来ていた。事前にメールでカレンとやりとりしていたので、ある程度の人柄はわかっている。そして実際に対面してみると、みんな優しそうな雰囲気で安心して生活できそうだ。ホームステイ中はアルバイトはせず、在宅ワークをすると伝えてあったのでその面でも理解は得ていた。

 車でホームステイ先に向かった。今日は初日ということもあり、私の歓迎パーティーが開かれることになる。フライドポテト、フライドチキン、サラダ、フルーツ、ケーキ、ジュース、ピザが食卓に並ぶ。海外に来たという感じがした。

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