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満月の下、ポプラ並木を君と歩く

作者: 秋葉竹


  


今夜は満月


心が満天の星の下で

濡れている


小さな家に住んで

くだらない毎日を過ごして

でも

幸せを願って

生きる


その日から

私は君とひとつになって


明けない夜を

そっと

明けさせるすべも知った


満月は煌々と真白く輝き

みあげるだけで

しんみりと

しっとりと

心は濡れだすけど


けれど

あしたをみ据えて生きることが

できる気がする


君と手を繋いで歩いていると

ぜったい明けない夜なんかないと

わかってしまう


ぜったいに、だよ


ポツンとしか街灯がないけど

ポプラ並木の小道は

満月のあかりに煌々とてらされて

ま新しい花道みたいに

私には

想えたんだ









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