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来世は良い人生でありますように  作者: 三ki
アルタミラ編
81/121

81,宿屋

スイープシティは、クラントの首都であるツァンバルと比べても劣らないほど大きかった。

これで首都でないというのだから、首都はどれほど大きい都市なのか。流石は長年平和が続いた国だ。

オレ達はとりあえず宿屋を探すことにした。

大きい都市なので、宿屋はいくつかあるが、その中でも一番安いやつだ。金はかなり多く持ってきたが、それでも節約するのに越したことはない。なぜならオレ達の目的は快適な宿泊ではなく情報収集だからだ。

通った人にこの辺で一番安い宿屋について聞いてみる。

その結果見つかったのは、いかにも安物という感じの宿屋だった。アンは嫌がっていたが、値段は格安だったので、ここに泊まることにした。

中は以外に綺麗で、良い匂いもする。

これのどこが格安なのか検討もつかないほどだ。

予想外の朗報に歓喜しつつ、オレ達は早速部屋を予約しにいく。

部屋の数は節約して2つだ。

格安なんだから節約しなくてもいいというアンの意見を華麗にスルーして2つになった。

割り振りは、アデン少将とラース先生の2人部屋と

オレとウェアとアンの3人部屋だ。

早速部屋へ行ってどんな部屋かを確認してみる。


オレ達は指定された部屋番号のところへダッシュで向かった。部屋は2階で階段があったが、それもスルスルと登って行く。

部屋の中に入ると、まず玄関があり、その奥に畳のひかれた部屋が一つ。その部屋にある押し入れに枕と敷布団、掛布団が入っている。ベッドではないのか、と少しガッカリしつつ他のところも見て行く。

この部屋と玄関の間には、トイレと風呂がある部屋がある。

それだけ確認してから荷物を置いて部屋を出ると、アデン少将とラース先生の部屋に向かう。これからの行動について話し合うためだ。

本当はもっと部屋を見たり、宿屋を見て回ったりしたいが、任務なので仕方がない。そういうのは後にとっておこう。

2人の部屋は1階なので、階段を降りて行く。


部屋に着くと、扉をノックしてから開ける。

部屋の中はオレ達の部屋と同じような感じだった。


「来たか、早速始めよう。これからの作戦について。」

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