表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
来世は良い人生でありますように  作者: 三ki
プロローグ
7/121

7,バトルの後

「言っとくけど、私が1勝しか出来なかったのは、私の”再生”があのバトル形式に向いてなかったからよ。」


っといきなり言い訳をするアン。

だが、確かにアンの言う通り、オレとウェアの”スキル”があのバトル形式に向いていて、アンの”スキル”が向いていなかったのは事実だ。すると


「むしろ私に1勝されたってだけであんた達の負けでもいいんじゃないの?」


とまで言ってきた。流石にそれは言い過ぎだろう。


「負け惜しみはいいから、さっさと飯にしようぜ。運動したせいか腹減ってきたよ。」


っとウェアがアンを軽くあしらうと、アンがキレた。


「負け惜しみじゃないって!!」


オレも、面白そうだったので2人を煽ってみることにした。


「敗者同士の争いは醜いなぁwww」


すると、さっきまで喧嘩していた2人のヘイトが一気にオレのところに来た。


「お前の4勝は、ほとんど背後からの不意打ちじゃねーか。しかもあんな石ぐらい全然痛くないし。」

「ウェアの言う通りよ。しかももし仮にあんたの攻撃がもっと強かったとしても、私なら”再生”出来るし。」


こんな感じで、3人でわちゃわちゃしている。

そんなリエル達を遠くから見守っている父親3人。


「3人とも仲が良さそうでよかったな。信頼できる仲間は将来必要になるだろうからな。」


リガルがそう呟く。それに相槌を打つようにガランが聞いた。


「そうですね。リエル君はやはりルーグラン校志望ですか?」


ルーグラン校とは、我が国クラントが誇る最高の軍校である


「ああそうだ。お前達のところもそうなのか?」


そうリガルが聞く。


「はい」


ガランとミゼルが口を揃えて言った。


「そうか。まああの3人ならルーグラン校も楽勝だろうな。3人とも素晴らしい才能と努力をしている。将来が楽しみだ。」


「そうですね。」


っとリガルは自信たっぷりに言う。ガランとミゼルもリガルと同意見のようだ。


「さて、では今日はこのへんで終わっておくか。」


「はい。今日はありがとうございました。」


「それはこちらのセリフだな。じゃあ、また別の機会に」


そう言って、リエルとリガル、ミゼルとウェアはガランの家から帰って行った。

リエルとアンとウェアの修行はこの日のあともまだまだ続いた。


7話にして初めて明らかになる自国の名前

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ